かよさん、はじめまして。この度はご相談ありがとうございます。 お返事を書かせて頂きます、伊藤と申します。 よろしくお願いしますね。さて、彼についてのご相談ですね。 タイトルを「彼は精神病にかかっていますか?」としてくださいましたね。 質問なんですが、 彼は病院に行ってらっしゃいますか。 ご自身のことを病気だと思っていらっしゃいますか。 …おそらくNOだからこそ、ご相談いただいているのでしょうね。 私達は病気であることが分かると、「ああ、病気のせいでこうなんだ」と 納得がいく分、少しだけホッとします。 そして、必要な対応を取りやすくなったり(例えば、うつだと診断されれば 休暇を取る。周囲は「(もっと進めという意味での)頑張れ」と言わない等) しますよね。 でも、、申し訳ありませんが、私たちには病気の診断は出来ません。 診断だけが必要というお話でしたら、病院を受診することをお勧めしてみるか、 医師へご相談くださいね。 …けれどもどうして、かよさんは、彼がどうなのか知りたいと思われたのですか? この動機について、かよさんが彼との関係を進めていかれるうえでの 戸惑いや恐れなどの不安や不満があるのであれば、彼の診断を待たずに かよさんご自身で見つめ直してみることがあるかもしれません。。 以下は、そのサポートとして書かせて頂きましたので、 よろしければご参考になさってくださいね。 > 今付き合っているかれには過去にひどく失恋した経験があります。 > そのせいか私にたいしても浮気をしていると毎日のように疑っています。 > 彼と一緒にいれないとき(特に彼にすることがなくて暇になっ > ているとき)は何度も私と連絡がとれるまで連絡をとろうとします。 彼の言動が、ひどい失恋が原因だとしたら、彼にとってその恋愛はとても大切な ものだったのでしょうね。 過去の傷の大きさだけ、当時の彼の愛は大きかったのでしょう。 また、愛が失われてしまうのはとても恐い…という不安があるのかもしれませんが、 彼は、それだけあなたに対して大きな愛情を持った人なのだとも言えるかも しれません。 とは言え、毎日のように疑われてしまうのは、あまりいい気分ではないかも しれませんね。 特に、かよさんが忙しい時などに、返事をするよりも先に、一方的に何度も 電話やメールが来たりすると、例え、怒りや困惑はなかったとしても 圧倒されてしまっているかもしれませんね。 でも、こんなことが重なってくると、「私」という人は、彼に対して、 何だかとっても悪い事をしている…というような気になることも有り得ます。 …それは、好きな人と関わるのが嫌な人などいないからです。 かよさんだって、出来ることなら彼からの連絡に応えたいのではありませんか。 だからこそ、 > もちろんかれには今自分が何をしているのか随時はなして いらっしゃるのではないでしょうか。 ただ、 > あと私が浮気をしていると勝手に妄想してしまいいきなり怒り出したりもされます。 > 私がかれと一緒にいればすこしは落ち着くみたい という文章から、彼の疑いは全くの妄想であり、しかも怒り出してしまうので、 「不安なんだ」「寂しいんだ」「好きな君といたいんだ」 「心配ないよ」「ごめんね」「離れていてもあなたのことが大好きよ」 などのコミュニケーションが成り立ちにくい状況が出来てしまっているのかなと 想像出来ますが…いかがでしょうか。 また、少しは落ち着いているような彼と一緒にいる時、かよさんはどんな気分ですか。 もし、時限爆弾が隠された部屋に閉じ込められているような 緊張感、窮屈感、犠牲感があるならば、彼との時間も楽しめないでしょうし、 逆に、「もう、彼ったら、やっぱり私がいないと駄目なのね♪」といい感じなら、 彼の作戦はとっても成功していることになりますねぇ。。。 まず、かよさんは、かよさんが望む幸せを得ていいのだということは 覚えておいてくださいね。 そして、どんなことでも叶えられるなら、かよさんは、どんな幸せを得たいので しょうか? 彼との関係で、今、かよさんが望むことは何でしょうか?? > もちろんかれは社会人なので仕事のストレスもいろいろあるようですが > 仕事のことはあまり話してくれません。 > ただ最近てん職を考えていることをききました。 転職というのは、社会的な雇用問題や、個人の就業意識の問題を横に置いたとしても 人生の大きなイベントの一つなんです。それはパワーがいるということです。 彼は、普段のことは臭わせるだけで語らないにも関わらず、 転職の希望という重大なことは、かよさんにお話しされているようですよ。 彼が、仕事のストレスを愚痴るのは弱いことだと思っている人ならば、 自立的な人である可能性は高いです。 自立的な人というのは、何でも自分でやらないといけないと思っていますから、 誰かにお願いするのは苦手なんです。 ですから、「助けて」「わかって」「愛して」って言えずに、一杯いっぱいになって 爆発する前に、 「どうしたの?」 って聞いてあげることは、お互いを楽にしてくれるかもしれませんね。 あと、初めに書いてくださった中で、 彼は特に暇な時に連絡が取れるまで連絡してくる、とありましたね。 内容は、初めから疑いなのでしょうか。 この状況だけに注目すると、彼は時間があればあなたのことを考えている。 →ラブラブだなぁとも見えるんですよね。 ずっと考えていても飽きないくらい、彼はあなたのことを「よい存在」と 見ているようなんですね。 どんどん連絡が来る時、かよさんは、「彼のことを」どんな風に感じますか? 出て来た言葉たちも、爆発する前に伝えてみましょう。そうすることで、 彼は自分の気持ちをどう伝えたらよいか、かよさんを通じて学んでいかれますよ。 ただし、その中で、もし、自分が望んでいる関心や時間を彼から与えられていないと いう感じが出てくる場合は、一度、彼からも離れて、 「何かしたいことを我慢して頑張っている分野がないか」チェックされることも 有効かもしれません。 例えば、ハードワークをしていると、はしゃいだり、熱中したりと楽しむことを 自分自身で抑えて止めてしまうことがあります。 そんな時に自由に連絡をしてくる誰かがいると、とても違和感を感じることは 有り得るんです。自分が、意識的、無意識的に禁止していることだから。 ここでの鍵は、自分で抑圧してしまっていることと、自分の欲求とのバランスを 見直すことになりますね。 少しでも参考になれば幸いです。 ご相談ありがとうございました。 伊藤 昌代 |