相談者名 | サクラ |
ネガティブな感情を感じたときのコミニュケーションが苦手です。 他人と接しているとき、楽しいとかおいしいねーとか嬉しい!などポジティブな感情は伝えられるのですが、人から言われて悲しい、傷ついた、などネガティブな感情のときにそれを本人の前で言葉にすることができず、家に帰ってからもやもやした気分になります。 それは大抵、「あの時なんでもっと言葉にできなかったんだろう」とか「あの時もっと反応すればよかった」「相手に『傷ついた』と言えばよかった」と自分を責めてしまいます。 先日の出来事です。久しぶりに元同僚と会うことになり、一緒に食事するのを楽しみにしていました。 あまりにも早口なので何を言っているのか不明でしたが、私は「すごい分析力ですね。。」とだけ伝えました。 今でもそのムカムカやモヤモヤを引きずってしまっています。 そのようなネガティブな感情(嫌な気分になったとき)を感じた時の相手に伝える上手なコミニュケーション方法を知りたいです。 どうぞよろしくお願い致します。 | |
カウンセラー | 佐藤まゆみ |
初めまして、サクラさん。 今回のご相談の回答をさせていただく、佐藤まゆみと申します。 どうぞ、よろしくお願いします。 ネガティブな感情を感じたときに、お相手に対してどのように対応すれば良いのか悩んでらっしゃるんですね。 >人から言われて悲しい、傷ついた、などネガティブな感情のときにそれを本人の前で言葉にすることができず、家に帰ってからもやもやした気分になります。 お相手が悪気なく言ったことでも、その時の自分の受け止め方によって嫌な思いをすることは誰にでもあります。 >「あの時なんでもっと言葉にできなかったんだろう」とか「あの時もっと反応すればよかった」「相手に『傷ついた』と言えばよかった」と自分を責めてしまいます。 いえいえ、何もご自分を責める必要はありません。 例えば・・・ 具体的に挙げてくださった元同僚との出来事は、大きな衝撃だったとお察しします。 サクラさんがご自分の幸せな近況を報告していたら、急に豹変して罵詈雑言を投げつられたのですから、不愉快に感じるのは当然です。 でも、ここでもやはり「なぜ」と自問してみて欲しいんです。 仮に、元同僚にも素敵なパートナーがいて、ラブラブで満たされていたとしたら、そうはならないはずですよね。 だとしたら、“悲しい”“くやしい”“辛い”“腹立つ”などは、元同僚が感じている感情です。 >私は「すごい分析力ですね。。」とだけ伝えました。 この場は、それで良かったと思いますよ。 >今でもそのムカムカやモヤモヤを引きずってしまっています。 元同僚は、自分の持って行き場のない感情を、サクラさんにぶちまけただけです。 その場では、言いたいことが言えなかったかもしれません。 その結果、場合によっては相手が離れていく可能性もあります。 何かを伝えるには、やはりそれなりの言い方や意識の持ち方が要ります。 負の感情と向き合い、受け入れていくことで、徐々に自分の本当の気持ちを無理なく表現できるようになっていくことでしょう。 今回は、ご相談くださってありがとうございました。 佐藤まゆみ |