るかさんこんにちは、高橋と申します。 お返事お待たせ致しました。悩みというものは心を大きく支配し、それが自分の現実に与える影響は計り知れない ですよね。それがさらに自分にとってとても大切な人だったとしたら、とても苦しかったり 辛かったり、切なかったりすることでしょう。喜びの前には壁があり、その壁を乗り越えた からこそ幸せを感じられるものだと思います、いや、私はそうあってほしいです。 だから、私にも協力させてくださいね。 彼の中にはものすごい大きな怖れがあるようですね。 るかさんが大切だからこそ、距離を置こうとしているように思えます。 なぜでしょう? そこには三つのポイントがあると思います。 一つは、「自分は幸せになる資格なんかない」という観念、無価値感です。 二つめは、「自分は不純だ、汚れている、やれるはずなのにできなかった」 という感覚、罪悪感です。 そして三つめは、幸せになることへの怖れです。 彼とうまくいくこと、彼が幸せになることがるかさんにとっての幸せならば、 るかさんが彼に与えてあげられるものがあります。 それは、幸せになることをるかさんが許してあげること、 「受け取る」ことの大切さを彼に教えてあげることです。 彼は自分が幸せになることを自分に許していませんよね。だから代わりに るかさんが許してあげましょう。その時彼からはもの凄い抵抗を受けるかも しれません。でもそこで勇気をもってこう伝えてみてはいかがでしょうか。 「私のために、あなたが幸せになって欲しい」 これを言うためには、るかさんは自分自身の中に価値があること、魅力があること、 そしてパートナーを導いてあげることができるだけの「偉大さ」が自分の中にあることを 受け入れることが求められます。 そしてなにより、自分が彼に求められていることを信じきる必要もありますよね。 私は客観的にるかさんの文章を読んで、彼にとってはるかさんがとても大切な存在なんだ な、と感じましたよ。だから自信を持っていいと思います。 現実は意識の投影です。るかさんが自分の価値を受け入れることができたとき、 彼との間の現実が幸せな変化を遂げることでしょう。 > 先日毎日のメールでこんなことを言われてしまいどうしたら良いのかわかりません。 > 「俺誰とも結婚する気ないねん。だからこのまま続けていいのかわからへん。」 > このメールを読んだ時、あまりにビックリして一瞬何も考えられない様になりました。 > 良く意味がわからなかったので、その後いくつか彼に質問のメールをしてみました。 > 「私のことがもう好きじゃなくなった?」って聞いても「嫌いじゃない」と返事が来るし、いろいろ聞いているうちにどうしてこんなことを言い出したのかが何となくですが解かった様に思います。 るかさんにとって彼の言葉はショッキングでしょうね。 彼はだんだん怖くなってきたんじゃないかと私は思います。 るかさんとの関係がうまくいくことに対して。 1.俺は幸せになる資格が無い 2.でもるかのことは大切 3.大切だけど、好きとは言えない 4.なぜなら「好き」と言ってるかを求めたらどうしようもない俺の所に来てしまう 5.かといって自分の「好き」という気持ちを押し殺せない 6.「だからこのまま続けていいのかわからへん。」 彼はこういう思いをグルグルとし続けているように思います。 でもこの考え方には1と4のところに誤解がありますよね。 幸せになってもいいんだし、彼はどうしようもない人間なんかじゃない。 それをるかさんが伝えてあげることと、こういう彼を理解して受け入れてあげることが 大切だと思いますよ。 > 下記「」が彼からのメールです。 > 「思い出すから。会った訳でも見た訳でもないけど夢に出る。るかだけが俺の中にいるんじゃないって思えば思う程、仕事に生きようって思う。俺は幸せになりたくない。人の幸せを見てるのが幸せ。だからるかは俺といない方が幸せ。」 > 多分ですが、夢に出るのは昔の彼女で、もう別れてから5年ぐらい経ちます。 > その彼女と私と付き合うまでにも何人かと付き合ってはいるみたいですが、その彼女との > 別れ方(突然彼女と連絡が取れなくなり、彼女を見つけた時には別の人と結婚してたそうです。)が彼にとってとても大きな出来事だった様で今でも忘れられないみたいです。 るかさんのおっしゃるとおり、彼にとってとても大きな出来事だったみたいですね。 ここには、 自分はもっと彼女にしてあげられることがあったはずだとか、 自分を見てくれていた相手がいきなり他の男性へ行ってしまったことに対して 人へ自分の心を注ぐことが怖いとか、男としての自信が無くなったとか、 裏切られたくないとか、 とてもネガティブな感情が彼の中にあるのだと思います。 そういう自分に対して、るかさんが「大切」だからこそ距離を置こうとするし、 そんな所に囚われている自分をるかさんに対して申し訳なく思っているのでは ないでしょうか。 彼のそういう部分をにっこり笑って承認してあげること、 明るさをもって彼を受け入れてあげること、 それが、彼の影に隠れた部分を照らすための最良の行動の一つだと思います。 るかさんが、彼の太陽になってあげてくださいね。 > 彼と付き合うまでに約10ヶ月断り続けましたが「人間らしく生きたい、誰かの為に生きたい、自分を助けてあげたい、だから私と一緒に居たい。」ってそう彼が言ってくれたんです。 > だから私で力になれるのならと思いやっと付き合うことにしました。 > ホントにその彼女のことを終わらせたかったんだと思います。 彼は自立的に生きてきました。中には感情を押し殺し続けた日々もあったのかもしれません。 自分のために生きてきたのかもしれない。 人との係わりを極力避けていたのかもしれない。 でもそんな生き方は辛かった。 ホントは誰かに助けてほしかった。 誰かに求められたかった。 誰かにおもいっきり愛して欲しかった。 彼にとって「自分を助けて欲しい」と言うことはもの凄い試練だったんですよ。 人生を通して「助けはいらない」ということを証明し続けていたのだから。 自分を委ねる相手として、るかさん、あなたを彼は選んだんです。 > でも今の彼の言ってることは全部今の状況から逃げようとしてる様にしか私には思えないんです。 > 何も考えたくないから仕事に生きようって思うんだろうし、前の彼女のことがやっぱり忘れられないから幸せになりたくないって自分に言い聞かせている様にしか思えないです。 多分ね、るかさんのおっしゃるとおり彼は逃げているのだと思いますよ。 ・・・逃げる彼は嫌いですか? 会社を興すほど才能溢れた彼でも、ここだけは誰にも見せたくない、見たくないという部分が あるということです。 弱さとも表現できるこの部分、るかさんは彼のこの部分をどう扱っていきますか? 一つ私が感じたことを書きます。 「前の彼女のことが忘れられない」という部分は未練ではなくて、整理をつけたくても できなくて困っている彼がいるように私は感じました。 > 彼とは口約束ではありますが結婚の約束をしていました。 > 付き合った頃は次の夏にはと彼は言っていました。 > でも仕事が忙しくなって結婚がどんどん先延ばしになっていました。 > 会社の代表だから仕方ないと割り切って私は彼が迎えに来てくれるのをずっと待っていましたし、何年でも待とうと思っていました。 > なのに誰とも結婚する気がないって言うのはどう言うことなんだろうととても混乱しています。 自分の幸せを求めてるかさんと付き合ったものの、親密になるにつれて 「自分が幸せになることへの怖れ」が出てきたのでしょうね。 それは相反する感情です。もちろん行動も相反してしまいます。 だからるかさんも混乱されてしまったみたいですね。それは自然なことです。 彼が自分の中にある怖れを克服できるはずだと、まずるかさんが信じてあげてくださいね。 > 私は結婚がしたい訳ではなく彼と結婚がしたいんです。 > 側で頼りないなりにも支え助けてあげたいんです。 > きっと仕事のことで精神的に参ってしまってて気力がなくなって自分に自信がなくなってるのかもしれないですね。 その素直な気持ちを彼にコミュニケーションすることはとても大切ですよね。 > 彼は片親で父親しかいません。 > 小さい頃に離婚したそうで母親の記憶もないそうです。 > 父親も自営業をしている為ほとんど甘えることが出来ずに育ったみたいです。 母親は女性性のシンボルで「受け取る」エネルギーを示しています。 母親の記憶すらない彼の子供時代の環境では、受け取るということを学ぶ機会が 少なかったのかもしれません。 それに気づけたるかさんが、彼に受け取ることの大切さを教えてあげることのできる人 だと私は思いますよ。 > 大事な物がどんどん自分の周りからなくなっていっていることにも気付いていません。 > 会社を立ち上げた当初のメンバーはもう数える程しか残っていないんです。 > 陰でもいろいろ言われていることに全く気付いてません。 > このままでは彼が気付いた頃には誰も気を許せる人がいなくなってる様に思うんです。 > 付き合って彼が東京に行くまではすごくすごく優しい人だったんですよ。 > たくさんいろんなこと教えてもらって十分なぐらい愛をもらってたと思います。 > 今思うと私はもらってばっかりで何もあげること出来なかったのかなって...。 > だからこそ何とか今度は私が彼を助けてあげたいんです。 > 幸せってこんなに良いもんだよって教えてあげたいんです。 どんなことがあっても、何をしたとしても、彼の味方であり続けてくださいね。 彼はいままで、味方のいない生き方、味方を作らない生き方をしてきたのだろうから。 いつの日か彼が、怖れを乗り越えてるかさんを自分の一部として受け入れたとき、 彼にとってのるかさんは、何者にも変えがたい一番大切な存在になることでしょう。 応援しています。 ありがとうございました。 |