遠距離恋愛の彼と心の距離を縮めたい

相談者名
まり
こんにちは。
私にはつきあって1年の彼がいますが、今は遠距離です。
ここのところ、向こうが忙しいらしく何ヶ月も会えない状態です。
もちろん寂しい気持ちもありますが、それよりも彼との仲の距離が縮まらないことに
焦りやいらだちがあります。
ちょうどつきあってラブラブな時に転勤になってしまったので、取り残されてしまった
ようです。
彼にもそれを伝えますが、しょうがないとかわかってくれとかで、私が我慢する
しかありません。今までも似たような事はありましたが、そういう時は、そばに居てくれる別の人に
頼ってしまいたくなります。そして今もそういう状態です。
好きなのはもちろん彼ですが、このままつきあってても先が見えない。
でもそばに居てくれる人に頼ったら、罪悪感でいっぱいになって、もう彼とは
やっていけないと思う。

私にはずっとこの状態を我慢し続けるのか、それとも楽なほうへ行くのかしか
選択肢がないように感じて苦しいです。もどかしいです。
そしてどちらを選んでも後悔しそうな気がします。
先を想像しては、苦しくなってしまいます。

どうしたら良いか教えて下さい。

カウンセラー
源河はるみ
はじめまして、源河といいます。
ご相談ありがとうございます。遠距離恋愛、これは辛いですね。

> ここのところ、向こうが忙しいらしく何ヶ月も会えない状態です。

相手が忙しくしていると、なんだかそうじゃないとわかっていても、
”ほったらかし”にされているような気持ちになりますよね。

> もちろん寂しい気持ちもありますが、それよりも彼との仲の距離が縮まらないことに
> 焦りやいらだちがあります。

ということは、彼との心の距離を近づけたい!という意欲があるんですね。
でも、不完全燃焼にならざるを得ない状況・・・

> ちょうどつきあってラブラブな時に転勤になってしまったので、取り残されてしまった
> ようです。
> 彼にもそれを伝えますが、しょうがないとかわかってくれとかで、私が我慢する
> しかありません。

これでは、悲しくなってしまいますね。
私たちは、相手を思ったり愛したりする気持ちを我慢することが、
とっても苦痛に感じるんです。

> 今までも似たような事はありましたが、そういう時は、そばに居てくれる別の人に
> 頼ってしまいたくなります。そして今もそういう状態です。
> 好きなのはもちろん彼ですが、このままつきあってても先が見えない。
> でもそばに居てくれる人に頼ったら、罪悪感でいっぱいになって、もう彼とは
> やっていけないと思う。

そうですね。
まりさんのおっしゃるとおりだと思います。
でも、気になるのは「頼りたくなる」というところです。
まりさんは、彼との関係では「頼る」方だったんでしょうか?

> 私にはずっとこの状態を我慢し続けるのか、それとも楽なほうへ行くのかしか
> 選択肢がないように感じて苦しいです。もどかしいです。

心の中が真っ二つに引き裂かれてしまいそうな感じでしょうか。
そのどちらもまりさんの行きたい方向ではないことは、気づいていらっしゃいますよね。

どちらも選びたくない、でも苦しい、そんなジレンマがあるときには、
そのどちらも答えではありません。

彼の態度はどちらかというと「俺も頑張っていて、我慢してるんだから、それをわかってくれよ」
だと思うんですね。
ということは、彼もまりさんに会いたいけど”我慢”している状態なんです。
彼も、まりさんにやさしくできない状態のようですよね。

そして、まりさんもこうして我慢して苦しいんです。
おや?と思いませんか?
そう、ふたりともが、同じ気持ちでいるんです。
言い換えると、まりさんは、彼の気持ちの一番の理解者ですよね。

これは、心の距離を縮めるためには必須項目なんです。
相手の気持ちを理解してあげること。
まりさんは、彼をうまく愛せていますよ。

> そしてどちらを選んでも後悔しそうな気がします。
> 先を想像しては、苦しくなってしまいます。

「頼りたい」「我慢しなくちゃ」
このどちらも、まりさんの正直な気持ちですよね。
本当は、どっちを選んでもいいんです。
でも、先を想像して苦しくなってしまうのは、
まりさんの心が、未来に向けて大きくなろうとしているからなんです。
このことから目をそむけると、まりさんが言うように、
罪悪感が残るかもしれません。
彼を振る事に、ではなく、自分から逃げることに、です。

でも、それぐらい彼のことが好きなんですよね。

よかったら、彼とどんな関係をつくっていきたいと思っているのか、
聞かせていただいてもいいですか?
お返事待っています。

相談者名
まり
源河さん、ありがとうございます。
相談させて頂いて良かったです。
こんなに短い文章で、ここまで自分の気持ちを言い当てられたのは
初めてなので、とてもうれしかったです。
と同時に受け止めて頂いて、すごくホっとしました。なかなか友達で理解してくれる子が回りにいないので、時々力尽きそうに
なるのを今まで必死にがんばって来たんです。

> 相手が忙しくしていると、なんだかそうじゃないとわかっていても、
> ”ほったらかし”にされているような気持ちになりますよね。

ハイ。友達にはいくら遠距離でも、何ヶ月も会えないのは信じられないと
言われます。ですが、私には彼が必死に会社で仕事してる姿が目に浮かびます。
だから、私だけでもわかってあげないと、と思うのです。
でも私にも悩みができたりすると、とても彼には相談できる状態では無いので
一人だなーと感じることがあります。
もちろん、彼との心の距離を近づけたい!という意欲はあるけど、
どうやったらいいものか・・・という感じです。

> でも、気になるのは「頼りたくなる」というところです。
> まりさんは、彼との関係では「頼る」方だったんでしょうか?

これを問われて、「あっ」と思ったのですが、その通りです。
いつも頼っていました。安心してたので、おんぶにだっこ状態で
今振りかえると子供っぽかったなーと思います。
私に彼を「頼らせてあげる」ことなんてスッカリ抜けていました。
こういう関係なら、彼も口には出さなかったけれど、しんどかっただろうな、と反省。

> ということは、彼もまりさんに会いたいけど”我慢”している状態なんです。
> 彼も、まりさんにやさしくできない状態のようですよね。
>
> そして、まりさんもこうして我慢して苦しいんです。
> おや?と思いませんか?
> そう、ふたりともが、同じ気持ちでいるんです。

えーー。これにはびっくりです。
二人で我慢比べをしてたんですね。
我慢大会なら私は日本一で、彼は世界一ぐらいの自信があります。
でも彼が私に対しては、我慢してるなんて思いもよらなかったです。
確かに、「もうやーめた!」って思いそうになると、彼から連絡きたりします。
(我慢するのをやめて楽になったからなのかな?)
どうしたら、お互いの我慢大会をやめることが出来ますか?

> 言い換えると、まりさんは、彼の気持ちの一番の理解者ですよね。

そうです!
彼みたいな難しくて頑張りやで仕事中心の人は、普通の女の子じゃ
だめだろうなーと思います。
逆に私は彼みたいな人とうまくやって行けることが出来れば、世界中の
どんな人とつきあってもうまくやって行ける気がします。

> でも、先を想像して苦しくなってしまうのは、
> まりさんの心が、未来に向けて大きくなろうとしているからなんです。
> このことから目をそむけると、まりさんが言うように、
> 罪悪感が残るかもしれません。
> 彼を振る事に、ではなく、自分から逃げることに、です。

そうだと思います。今までつきあった人との関係も、
結局は私が誰かに頼りたい願望が強くて、自分から逃げていたのかもしれません。
でも今回はとことん向き合うって決めたので、苦しくなってもそういう選択肢は
したくありません。
でも彼はこの春から更に仕事が忙しくなるそうです。
それを聞いてため息が出てしまいました。
あとどのくらい頑張ればいいのだろう?と思います。

> よかったら、彼とどんな関係をつくっていきたいと思っているのか、
> 聞かせていただいてもいいですか?

すごい単純だと思うのですが、一緒においしいものを食べたり、
一緒に喜んだり悲しんだり、そして本当はべたべたくっついていたいです。
(やっぱり子供っぽいですか?)
何でも相談して、いつでもお互いに支えあっていけたらいいなーと思います。
彼みたいな人と、どうやったらこういう生活を送ることが出来るでしょうか。
私が変わればそうなりますか?

とても長くなってしまいましたが、こういう場所があって安心しました。
本当にどうもありがとうございました。

カウンセラー
源河はるみ
こんにちは、まりさん。> と同時に受け止めて頂いて、すごくホっとしました。

それは、よかったです。
私もホっとしました。^v^)

> なかなか友達で理解してくれる子が回りにいないので、時々力尽きそうに
> なるのを今まで必死にがんばって来たんです。

”自分のことで精一杯”みんなそうですよね。
こうやって”ひとりで頑張る”のは、私たちみんな辛すぎるんです。
こういう状況に、少しでも”ひとりじゃない”ってことを感じてもらいたくて、
私たちはカウンセラーをやっています。

> ハイ。友達にはいくら遠距離でも、何ヶ月も会えないのは信じられないと
> 言われます。ですが、私には彼が必死に会社で仕事してる姿が目に浮かびます。
> だから、私だけでもわかってあげないと、と思うのです。

まりさんの愛情の深さゆえにですね。
大切に育てていきましょう。

> でも私にも悩みができたりすると、とても彼には相談できる状態では無いので
> 一人だなーと感じることがあります。
> もちろん、彼との心の距離を近づけたい!という意欲はあるけど、
> どうやったらいいものか・・・という感じです。

彼も、たとえ仕事で忙しくても、まりさんの相談に乗ってあげたい気持ちは、
あると思うんですね。
でも、私たちは遠慮してしまいますよね。

心の距離を近づけるための、次のステップ、
それは「コミュニケーション」することです。

> 私に彼を「頼らせてあげる」ことなんてスッカリ抜けていました。
> こういう関係なら、彼も口には出さなかったけれど、しんどかっただろうな、と反省。

つきあって一年ぐらい、これは誰もが通る道なんです。
悪いわけではないんですよ。
ただ、次のステップに進むときがきているだけなんですね。

> 我慢大会なら私は日本一で、彼は世界一ぐらいの自信があります。

それは、すばらしい。笑
恋愛関係は、このことに気づけるととってもスムーズになるんですよ。

”お互いが、お互いに頼れる関係”

恋愛は、その我慢強さを唯一解き放てる関係なのかもしれません。
そのためにも、コミュンケーションが大切になってくるんです。

> でも彼が私に対しては、我慢してるなんて思いもよらなかったです。
> 確かに、「もうやーめた!」って思いそうになると、彼から連絡きたりします。
> (我慢するのをやめて楽になったからなのかな?)
> どうしたら、お互いの我慢大会をやめることが出来ますか?

実は、この「もうやーめた!」って思えるかどうかがカギになってくるんですね。
自分が我慢していて、そのことを相手が”わかってくれてない”と感じていると、
私たちは、なかなか「もうやーめた!」って思えないんです。
「私がどれぐらい我慢してると思ってるのよ!わかってくれてもいいじゃない!」
って気持ちが、出てきますからね。

そして、せっかく話せる機会が出来ても、この気持ちがあると、
なかなかコミュニケーションすることができないんです。
これは、彼とて同じです。
「わかってくれよ・・・」という気持ちがあるときに、
こちらが頼ってばかりいたら「何を言っても、わかってくれない・・・」
って思ってしまうと思いませんか?

ふたりが実は”同じ気持ち”なんだ、ということに気づけば、
その次に進む事ができますよ。

「お互いが同じ気持ちで苦しんでるんだ。じゃあ、どうすればお互いが一緒に楽になれるんだろう?」
このことについて、ふたりでコミュニケーションしていくと、
ふたりにとっての道が開けてきます。

> 彼みたいな難しくて頑張りやで仕事中心の人は、普通の女の子じゃ
> だめだろうなーと思います。
> 逆に私は彼みたいな人とうまくやって行けることが出来れば、世界中の
> どんな人とつきあってもうまくやって行ける気がします。

その気持ちはとっても大切ですよ。
まりさんの言うとおりなんです。
私たちは、最愛の人を通して、どんな人でも愛せる大きな心を育てていくことが可能になるんですね。

> 結局は私が誰かに頼りたい願望が強くて、自分から逃げていたのかもしれません。
> でも今回はとことん向き合うって決めたので、苦しくなってもそういう選択肢は
> したくありません。

いつでもお手伝いしますよ。^v^)

> でも彼はこの春から更に仕事が忙しくなるそうです。
> それを聞いてため息が出てしまいました。
> あとどのくらい頑張ればいいのだろう?と思います。

正直なところですよね。
でも、その状況を「まだまだ、頑張らなきゃいけないのか・・・」
と思うのと、「彼も成長しているのね」と思うのは、
まりさんが決めることができるんです。
後ろを見ると、「え、まだ?」と思いますが、未来を見ると違ってきますよ。

> すごい単純だと思うのですが、一緒においしいものを食べたり、
> 一緒に喜んだり悲しんだり、そして本当はべたべたくっついていたいです。
> (やっぱり子供っぽいですか?)
> 何でも相談して、いつでもお互いに支えあっていけたらいいなーと思います。
> 彼みたいな人と、どうやったらこういう生活を送ることが出来るでしょうか。
> 私が変わればそうなりますか?

いいですね。
要は”一緒に生きていきたい”んですね?
そして”一緒に楽しみたい”わけですよね。

具体的には、モーニングコールをしてあげたり(彼の一日の活力剤になりますよ)
自分から彼の方に行ってあげたり、
ということもありますが、
大切なのは、”一緒に楽しみたいんだ”ということを前提に彼と気持ちを通わせることです。
もし、自分の相談に乗ってもらえたとしても、彼がしんどそうだったら、
決してうれしいとは思えませんよね。
かといって、辛い気持ちを押し殺していると、お互いがしんどいんです。

彼を信頼してあげてください。
まりさん自身が彼への愛情を信じることができると、彼もまた、まりさんを思っていることがわかるはずです。
自分に自信がないときには、相手のことも疑ってしまうんですね。
でも、自分の気持ちにウソをついていないときには、
”ふたりにとって”最善を見つけていくことができるんです。
まりさんにとっての本当の気持ち、「わかってよ~」ではなく「あなたが好きなのよ」
ではないですか?

「彼、忙しいのね。じゃあ仕方がないわね。私がサポートしてあげる」
こうして彼に対してコミュニケーションしていくと、彼自身も我慢しつづける必要がないことが序序にわかってきます。
そして、なにより、まりさんの自信にもつながりますよ。

応援していますね。
また、いつでも来てください。

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退会しました。