自分の気持ちに確信が持てない

相談者名
リトモ
こんにちは。私は20代後半ですが、今まできちんと付き合ったことがありません。
しいて言えば付き合ったかどうか?という曖昧な人がいたくらいで、
それ以外は告白されたことも好意を示されることもなく今まで来ました。
仕事や会社の人・友達との関係はうまくいっているのですが、
恋愛だけがうまくいっていないという思いが強いです。

いいなと思う人がいても、あまり好かれたことがないことで自分に自信がないので、
振り向かせようとまですることができず、相手から反応が薄いとすぐ諦めてしまいます。
また、少しでも合わないところがあれば、「自分には合わない人なんだ」と思ってしまいがちです。
それでは先に進めないと思いつつも、すぐ諦められるくらいなら、そんなに自分は相手のことを
いいとは思ってないのでは?と自分の感覚が信じられなくなっています。

自分の気持ちを自分で信じられないので、「また気が変わるかも?」と思うと行動に出れません。
どうやったら自分の気持ちに確信が持てるようになるのでしょうか?
よろしくお願い致します。

カウンセラー
伊藤昌代
リトモさん、はじめまして。
このたびは、ご相談くださってありがとうございます!
お返事させて頂きます伊藤昌代と申します。
よろしくお願いしますね。

さて、メールを拝見させて頂きました。
> どうやったら自分の気持ちに確信が持てるようになるのでしょうか?
ということですね。

「確信=確実に信じられる」ということは、動作というよりも感覚、
感じられることです。
だから、今回、ご相談の恋愛について「確信を持つ」ということは、
「どうやったら、『彼は理想のパートナーだ』と感じられるでしょうか?」
という“質問”に言い換えることが出来るんです。

『彼は理想のパートナーだ』という感覚と、今のリトモさんが恋愛について
感じていらっしゃる感覚・感情との差が、リトモさんが恋愛に踏み込むのを
躊躇させているんです。だから、
(1)今、どう感じているのかを知り、
(2)その差を埋めていくこと
によって、確信は持てますし、その時にはよい恋愛をされていることと
思いますよ。(^^)

但し、注意が必要なのは、必ず、(1)→(2)の順に見つめることです。
私達は、よく(1)の行程を忘れがちなんですよ。
それは、自己評価が低いタイプの多くの方々にとって、
自分を見つめること=自己嫌悪、となることが多く、それが辛いからです。
だから、「自分は、愛されて当然!」と思えない度合いだけ、相手に対して、
愛情確認が必要となるわけです。

既にお付き合いをされている場合には、愛情確認もコミュニケーションの一つ
ともなりますが、募集中、または付き合い始めて間もないカップルにおいて、
“愛情確認が絶対に必要”という心理状態は、恋愛関係をより親密にして
いく上で支障をもたらすことが有り得ます。
どんな風に支障が出るかというと、
「振られたら傷ついてしまう」
「迷惑だったらどうしよう」
「嫌われるんじゃないか」
「自分一人の思い過ごしじゃないか」
「偶然じゃないか」…etc
と考えて相手の愛情を“確認”をしてしまったとします。そんな時、
私達は、相手へ愛情を“表現”することが、最小限になったり、時には、
全く隠してしまうことがある、という風にです。

すると、そんなあなたを相手の方はどのように見て、感じるでしょうか?
…他の人となら、楽しそうに笑ったり話したりしているあなたが、自分の前で
だけ黙っている、ぎこちない、話が盛り上がらない等の状態があって
「いや~、彼女って素敵だなぁ♪」「もっと知りたいなぁ。」「お付き合い
したいなぁ」
とは思いにくいんですよね。残念ながら。。
そして、そんな相手の引き気味の反応を見て、自分も諦めてしまうのかも
しれません、、、。
心理学では、「投影」という言葉があります。
これは、「自分以外の全ての人は、鏡のように、私自身を映し出している」
という法則です。
もし、好意を持っている誰かの反応が薄いと感じられるなら、一度、
リトモさんが、相手の方にどんな風に反応しているのかをチェックされるのは、
状況を変化させる役に立ちますよ!!
(そして、それは、先に挙げた(1)の行程の一部でもあります。)

さて(1)今、どう感じているのかを知る、です。
リトモさんは、こうお話ししてくださいました。

> 仕事や会社の人・友達との関係はうまくいっているのですが、
> 恋愛だけがうまくいっていないという思いが強いです。

> いいなと思う人がいても、あまり好かれたことがないことで自分に自信がない

> また、少しでも合わないところがあれば、「自分には合わない人なんだ」
> と思ってしまいがちです。

> すぐ諦められるくらいなら、そんなに自分は相手のことをいいとは思って
> ないのでは?と自分の感覚が信じられなくなっています。

> 自分の気持ちを自分で信じられないので、「また気が変わるかも?」と
> 思うと行動に出れません。

こう、思ったり感じたりする時、リトモさんは、そんなご自分のことや
自分が恋愛することをどんな風に扱ったり、感じたりしていますか?

そして、その感覚と、「彼は理想のパートナーだ」又は、
「理想のパートナーが欲しい」という想いとの間には、差はありますか?

まずは、見つめてみましょう。
そして、差があれば埋めていくことが、上述の(2)となります。
埋めていく為の具体的な言動というものは、
「私とお付き合いしたら、こ~んなイイコトがあるのよっ♪」という内容で
リトモさんらしいことを考えてみてください。
但し、それらの言動は、彼に何かを貢いだり、新たな技を身につけること
ばかりを指してはいませんので、喜びのように、気張らずに考えてみて
くださいね(^^)

恋愛に慣れていらっしゃらない不安というものもあると思いますので、
リトモさんは一人で頑張らなくていいのだ、ということも覚えておいて
くださいね。
お友達や仲間は、リトモさんがパートナー募集中なのをご存知ですか?
仲のよい、気の置けない人達には、しっかり宣伝しておきましょうね。
また、もし「リトモさんと付き合う特典」が思い浮かばないようでしたら、
皆に教えてもらって、リストを作ってみられたらいいですよ。

(1)の行程で辛い感情が出てきそうになったり、(2)で差を埋める
ことに抵抗感が出てきたりして困難な場合には、私達もお手伝いさせて
いただきますので、お気軽に初回無料やボランティアのカウンセリング
などもご利用くださいね。
楽しい恋愛をしましょうね~!応援しています。(^^)
ご相談ありがとうございました。

伊藤 昌代

この記事を書いたカウンセラー

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