相手に完璧を求める

相談者名
ななみ
初めまして。
恋愛のことで相談があります。
よろしくお願いします。

今彼氏はいません。
年齢的にも焦りがあり、コンパに参加するなど出会いの場には積極的に
参加しています。
私に興味を持ってくれる人もいます。
でもなかなか一歩が踏み出せないのです。

「この人のこの部分さえなければ・・・」
「もっと他に良い人に出会うかもしれない」
など色々と考えてしまいます。
異常に相手に完璧を求めてしまうことと、失敗が怖いのだと思います。
相手の良い面を探そうとするのですが、
一点の曇り(見た目・経済面・性格など)がとてもとても
気になってしまうのです。
そのためか、最近は誰かを好きになる経験さえありません。

過去に付き合った人たちは相手から好きになってくれ、
流れるままに付き合ったという感じです。
でもそのために後になって後悔と迷いが押し寄せてくるのです。

次こそは相手の事を好きになって納得して付き合いたい
という思いも強くあります。
ただ、今のままではそれが難しいと思います。
(嫌な部分が気になり過ぎて付き合う決心ができない!という感じです)

私の理想は「誰かを好きになる→嫌な部分も見えるけど、それでも好き」
という流れです。

周りからは「とりあえず付き合ってみなよ」と言われるのですが、
それでは今までと同じパターンを繰り返す気がして嫌です。

今の私に必要なことは何でしょうか?
アドバイスお願いします。

カウンセラー
中村季代乃
ななみさんこんにちは。
今回担当させていただきます中村季代乃です。
どうぞよろしくお願いいたします、

ななみさんは今、恋愛の事についてお悩みなのですね。
コンパや出会いの場に行き、ご縁のある方とであう為に色々と頑張っていら
っしゃるんだな、とご相談内容を拝読させていただきななみさんが日々努力
されている事が伝わってきます。

しかし、声をかけてくださる方がいらっしゃったとしてもなかなかその先の
一歩がすすむ事ができないという事がお悩みなんですね。
ななみさんがお伝えくだささったように、過去の恋愛体験から次こそは幸せ
な恋愛をという気持ちがその一歩を踏む出すのを躊躇させてしまう原因の一
つなのかもしれません。
相手へ完璧を求めてしまう気持ちもそこから出てくるのかもしれません。
色々な恋愛経験を経て次こそはという気持ちと、次失敗してしまったり後悔
する気持ちでいっぱいになってしまったらどうしようという気持ちでいっぱ
いになってしまうのかもしれません。
それは、ななみさんが幸せな恋愛を進めていく上でのブレーキになってしま
う感覚や感情なのかもしれません。

しかし、ななみさんは恋愛に対する色々な心の中にあるブレーキを一つずつ
取り除いて素敵で幸せな恋愛を手に入れたいと強く感じていらっしゃる、そ
の強い想いが伝わってくるんですよね。

ご相談内容を拝読し、ななみさんは相手にも完璧なところを求めていらっし
ゃる部分があるかもしれません。
しかし、それ以上にななみさんご自身が完璧であらねばならないという気持
ちがお強いのかもしれないとも感じました。

私たちはとても欲しいものや手に入れたいものに対して完璧を求めてしまう
所があります。
そして、その手に入れたい完璧であるものを手に入れる自分自身も完璧であ
らねばならないと感じてしまう事があります。
そして、完璧でない若しくは完璧でなかった頃の自分にフォーカスを当てる
事により自分自身が手に入れたい色々なモノを遠ざけてしまう事があります。
ななみさんが相手の方に完璧を求める若しくはそれに準じるものを求めてし
まう心のどこかにもしかしたらななみさんご自身の完璧さ若しくはそれに準
じる物を求めていらっしゃるのかもしれません。
しかし、それを求めていらっしゃるその心の他の部分ではそれを求めざるを
得ない大きな理由があるのかもしれませんね。

そこで、ななみさんに提案です。
もし、よろしければななみさんの中に在るななみさんの理想について一緒に
考えてみませんか?
そして、その理想を持ったら何が得られるのか?
そして、その理想が無かったら何が得られないのか?
等々、その理想について考え語り合いませんか?

理想を言葉にして出すのはとても勇気が要る事かもしれません。
しかし、声に出すからこそ得られるモノもいっぱいあるんじゃないかなとも
思うんです。
そして、ななみさんの持っていらっしゃる理想の恋愛をより具現化させてい
きませんか?

もしよかったら、ななみさんが心から『ああ幸せだなぁ~』と想える素敵な
パートナーと出会う為のお手伝いをさせて下さいね。

ななみさんにとって、素敵なパートナーと出会い、そして幸せな日々を過ご
される為の一歩を踏みしめる切っ掛けとなれば幸いです。

この度はご相談いただきましてありがとうございました。

中村季代乃

この記事を書いたカウンセラー

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