彼に会いたい

相談者名
桃香
私には2003年2月からずっと好きな人が居ます。
彼はステージの上の人で、彼の出演するライヴを見たのがきっかけで知り合いました。
「好きかも」という気持ちは2001年からありましたが「相手はステージの上の人だから、幾ら仲良く話してくれたとしても、その辺は割り切らないと」と考え、気持ちに制御を掛けてましたが、2003年にある事がきっかけで、自分の中の想いに気づきました。

彼を想うのは楽しく、同時に凄く苦しく辛い想いもしました。また彼には、彼女がいるのかも分からない状態。
苦しみから逃れたく、今年5月に手紙で告白しました。
返事はありませんでした。「やっぱ彼は私の事、ファンとしてしか見れないんだろうな」と考え、諦めようとして、彼にメールや手紙をするのをやめ、ライヴにも行かなくなりました。

でも忘れようとすればする程苦しかったです。余計に彼の事を思い出すから。
彼とはライヴの後等に色々お話をしましたが、とても話が合うんです。ここまで話が合う人がいてもいいのか、と思う程、不思議な程なんです。そして、とても優しい人なんです。

告白してから半年間、ずっとずっと耐えてましたが、精神的に限界が来ました。
そこで「忘れられないんならまだ好きでいていい。そっちのがよっぽど楽だから」と考え、彼に他愛のないメールを送ってみました。
そしたら数日後に返事が来ました。これは泣く程嬉しかったです。

彼に会いたくなりました。
でも告白した事もあるから、会った時彼がどういう反応をするのかが恐いです。
メールは顔が見えないけど、実際顔を合わせたら、彼は私の事警戒しないかな、迷惑じゃないかな・・と考えてしまって。
それなら会いに行かない方がいい、人生長いからもっといい出会いがあるはずだから、と仰るかもしれませんが、彼との連絡を絶つのは本当苦しくて辛いんです。
もし彼の事を忘れられたのなら、普通にファンとして会いに行けたのかもしれませんが、どういうわけか忘れられないんです。
まだ彼の事を好きだからでしょう、こんな気持ちになるのは。

彼に会いに行ってしまってもいいのでしょうか・・
支離滅裂な内容で申し訳ございません。

カウンセラー
吉原直人
桃香さん、はじめまして吉原と申します。
よろしくお願いします。

桃香さんが今とっても辛いのが良く解ります。
彼が好きだという気持ちがいっぱいで、
だけど、それに彼がどういう気持ちを持っているのかも確かめられない。
確かめたいという気持ちも膨らんでくるけれど、
もし悪い返事だったら受け入れられない。

こんな気持ちを何ヶ月も感じてこられたのだと思います。

まず、僕がひとつ思うことは、
人を好きになる気持ちを忘れたり、捨てたりはできないと言うことです。
桃香さんにとって彼は本当に素敵な人なのだろうし、
また唯一で特別な存在なのだと思います。

人を好きになることはいけないことでもないし、
素敵なことだと思います。
そしてその気持ちは大切にしてあげて欲しいのです。

では桃香さんが今なぜこんなに苦しんでいられるのかを考えた時、
こんな風に思いました。

桃香さんは彼の気持ちを確かめられてないのに、
無理矢理自分の気持ちを抑えようとしたり、
無くそうとがんばっていらっしゃように思います。
もちろん彼の返事が無かったり、
彼がステージの上の人だから という気持ちで、
色んな風に想像されたのだと思います。

だけど、実際には彼の気持ちは解らない状態で、
忘れようとか想い続けようとしても苦しいばかりだと思います。

僕達が人を好きに思うのは、本当に素敵なことです。
そして好きになった以上、それを伝えたいと思いますよね。
そして相手にも自分を好きになって欲しいと思います。

そして相手の気持ち確かめることは、
とてもとても恐いことですよね。
もしかしたら相手の気持ちは、
聞こえないように耳をふさぎたくなるほど恐いかも知れません。

桃香さんが苦しまれているのは、
ずっとこの状態が続いているからではないでしょうか?
もしそうだとしたら、自分の気持ちをどう処理してよいかも
解らないし、前にも後ろにも進めなくなってしまいます。

とっても勇気が要る事だと思います。
だけど桃香さんの純粋に彼を想う気持ちは誰にも負けてないはずです。
彼に会って、もう一度桃香さんその気持ちを伝えてみてはどうでしょうか?
そして勇気を持って彼の気持ちを確かめてみてください。

もちろん純粋に人を好きになれる桃香さんには、
もっと他にもたくさんの男性との出会いがあると思います。
だけど、彼に対する気持ち、彼に対する恋に挑戦しないと、
他の人の事など考えられないのではないでしょうか?

もう一度今のこの恋に全力でチャレンジしてみて下さい。
そしたら必ず桃香さんが前に進めるはずです。
そしてこんなチャレンジが、ひとつひとつ桃香さんの
魅力を作っていくのだと思います。

応援しています。
どうしても勇気が沸かなければいつでもお電話ください。
ご相談本当に有難うございました。

吉 原 直 人

この記事を書いたカウンセラー

About Author

退会しました。