女性にリードしてもらわないと、なかなか動けない男性がいまの日本には増えている
こんにちは 平です。
わが家では多数のネコを飼っているのですが、この時期は恋のシーズンのようで、お年頃に成長したオスネコたちはガールハントに精を出しています。
一方、最近の日本では、なぜか、女性に興味をもつ男性が減ってきているといわれています。
そういえば、昔はいたるところにいたヤンキーと呼ばれる若者は激減したようです。
男性性をガンガン表現する男性は減り、逆に草食化した男性が増えているようですね。
最近は若い男性の男性ホルモンが減っているのではないかという調査報告もあるようですが、よく聞くのは、高校生になってもまだヒゲ剃りを経験していないという男性が増えているということです。
私たちの世代の男子は、中学生あたりになるともうヒゲ剃りをしていたものですが‥‥。
恋愛においては、昔は男性が女性を口説くのが一般的でした。海外ではいまもこれが主流といえますが、日本ではどうも男女が逆転し、女性のほうからアプローチするパターンが主流となりつつあるようです。
そして、最近、女性から寄せられるご相談でしばしばあるのが、「せっかく告白しても、返事をうやむやにされる」ということです。
これはとくに恋愛慣れしていない男性に多く、「告白されたものの、どうすればいいのかわからない」ということから起こっているようです。
すると、返事がないのを拒否と捉え、あきらめてしまう女性も少なくありません。が、「いやじゃないなら、いいじゃない」と強引にデートにもちこんだところ、おつきあいが始まったというケースもじつはとても多いのです。
男女関係に関し、どうしていいのかまったくわからない男性陣は、女性にリーダーシップを取ってもらうしかないわけです。
それこそ、保育園に行く園児が「ハンカチ持った?」、「ティッシュ持った?」、「お弁当はここに入れたからね」とおかあさんに全部言ってもらうのと同じかもしれません。
すべてを女性にリードしてもらわないと、自分ではなかなか動けない男性がいまの日本には増えているのです。
女性は思春期になると本能的に恋について勉強し、いろいろと学んでいきます。が、男性はどうも、恋愛以外にやらねばいけな
いことが多く、恋のレッスンはいつも最後になり、その結果、このような事態になってしまうのですね。
また、自分に自信のない男性の中には、「こんなに素敵な彼女は、素敵な彼氏とおつきあいすべきだ。
彼女を愛しているからこそ、僕は身を引くべきだろう」などとひとりよがりに考える人も意外と多いようです。
もちろん、この背景には、恋愛への苦手意識があるわけです。
彼女をどう喜ばせた、エスコートをしたりすればいいのかわからないという不安で心の中はいっぱいなのですね。
もしも、こんなタイプの男性を好きになってしまったなら、「あなたとただ一緒にいるだけで、こんなに楽しいのよ」と女性側は何度も何度も伝えてあげることが必要です。
めんどくさいし、手もかかりますが、ほめて、おだてて、育てるしかないのです。
が、このタイプの男性のよいところは、けっして浮気をしないということです。
愛しているのはあなただけなので、一生、安心して、おつきあいすることができるのがメリットといえます。
少子化が進む現代、ママに過保護に育てられた男性は恋愛においてもついつい受け身になりがちです。
これからの日本はますます女性上位の国になっていきそうですね。
では、来週の『恋愛心理学』もお楽しみに!!
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