相談者名 | えんしー |
はじめまして。32歳女性のえんしーと申します。 私は子供のころ、言葉や社会性についての発達が遅れていました。 最近、コミュニケーション能力や仕事のできる人、いわゆる「頭のいい人」は何をしているか考えた結果「人と話す・関わる・人に質問することが頻繁」という事実に気付きました。 人間はある程度頭のレベルや価値観が似ていないと対等な関係を結べないので、どうしても力で支配する(される)関係になると思います。 最近では自分より優れた同僚や、趣味を楽しんでいる同級生などに対して怒りがわくようになりなした。同級生のブログをしつこく見てあらさがしをしたり、同僚をナイフで刺す想像をしたり、低能だけならまだしも「異常」です。 今後どのような心掛けをすべきか、アドバイスいただけたら嬉しいです。 | |
カウンセラー | 中原謙一 |
えんしーさん、始めまして 私は中原謙一と申します。 よろしくお願いいたします。 読ませていただいて、ひとつ気になったことがあるのですが、嫌がらせやセクハラをする人、人を馬鹿にする人、見下す人って、低能ではないんでしょうか? 私の考えに沿っていわせていただくことになりますが、低能な人たちの足をすくうために、あらを捜したりしている行為そのものは、同じ「低能」といえるかもしれません。 大切なのは、えんしーさんがコミュニケーションを取れなかったことではなく、えんしーさんの周りにコミュニケーションを受け入れる能力のない人たちばかりいた、という事実を知ることではないでしょうか? 少なくとも、私から見れば、えんしーさんは観察力と分析能力が長けているように感じられます。 問題なのは、日本人の気質として「同じでなればいけない」とみなが思っていて、違うものを受け入れない風土がもともと強くある、ということです。 コミュニケーションがうまくいかなくなったとき、人はまず、情報を発信している自分が良くないのではないか、または情報が発信できない自分が悪いのではないかと考えます。 たとえば、いくらすばらしいラジオ放送をしていたとしても、誰も受信することができない方法で電波を流し続けていても、誰も聞いてもらえませんよね。 そしたら、わけのわからない放送が突然「あんにょんはせよ」と入ってきてしまい、混乱してしまう、なんとこともありますよね。 まあ、えんしーさんの一番の問題は、「周りが正しくて、自分がおかしい、間違っている」と思い込んで、相当自分をいたぶり続けたことにあるのではないか、と私は感じます。 実際にはそうではなく、「こんな人たちに怒りを持つ価値すらない」「その時間とエネルギーがもったいない」と、このような人たちを相手にされないことをお勧めします。 そうではなく、えんしーさん自身が自分のことを「自分らしく」扱ってあげていただきたいわけです。 ぱっといわれてもよく意味がわからないかもしれません。 周りと同じではない 別にそれでいいのではないですか? どれだけ自分を否定しても、えんしーさんは人間ですよね。 自分の価値観以外を受け入れられない人たちのいうことを信じるのか、自分自身の真実に耳を傾けるのか。 最後まで読んでいただいてありがとうございました。 えんしーさんの人生に幸多からんことをお祈り申し上げます。 ありがとうございました 中原謙一 |