自己愛が強すぎる？

私はどこに行っても、小学校のときから
必ず人の輪に入れません。

表面上でいい人になろうと色々工夫したように思えます。

けれどすぐに化けの皮がはがれて嫌われてしまいます。

バイトも長続きしません。

私は我が強く、協調性がない為、女の子同士の輪に入れないのを感じていました。

そしてなぜか自分は特別なんだと言い聞かし、勘違いして育ってきました。

でも最近色々なバイトをしていく中で自分は何もできないんだなぁと
気づき始めました。

また、「すごく発言が幼いし、びくびくしてるよね」とこの前まで務めていた店の店長夫婦に言われました。
言われてから泣いてしまい、呆れられました。

その反応も多分すごく幼かったのだと思います。
それから小さい子供が来ると「お友達が来たよ」と言われるようになり、
つらくて辞めてしまいました。

確かに、しゃべる事、人の好き嫌いが激しい、無邪気を装う、
いつも小さい女の子の味方でいたいと思うなどが幼いんだと思います。

そして決定的だったのが、教習所で性格診断心理テストのような
ものをしたとき、13歳とでました。

最近は傷つきたくなくてしゃべる事が怖くなってしまいました。
自己愛が強すぎるんだと思います。

でもこのままだと成長できないと思うんです。
成長したい。実年齢に近づけたい。
どうしたらいいのでしょうか。

galishさんは、タイトルにもありますように、ご自身のことを
「自己愛が強すぎる」のではないかと書かれておられます。

それは、文面に書かれている
「私は我が強く、協調性がない」
「自分は特別なんだと言い聞かし、勘違いして育った」
といった言葉にあるように、
自分が自己中心的な人間であり、人のことよりも自分のことしか考
えられない、
「自分ばかりを愛している」といった思いから、感じられていること
のように思います。

galishさん。
あなたは、自分ばかりを愛しているのではなく、
逆に、
ご自身を愛することができない、のだと思います。

だって、もし、「自分ばかりを愛している」人だったら、こんなに
自分を責めたりをしないと
思いませんか？

ちょうど、「自己愛が強すぎるんだと思います。」と書かれた直前
の文章に
「最近は傷つきたくなくてしゃべる事が怖くなってしまいました。」
と書かれておられます。

傷つきたくないから、話すのが怖いのではなく、
話すことで、人を傷つけたくないから、
人を傷つけてしまったら、そのことで、自分が傷ついてしまうから
怖いと思われるのではないかと思いました。

それは、「自分が幼い」と感じられていることにも、つながってくると
思います。
誰も傷つけたくないから怖いのだ、という視点でとらえた時、
幼いのだという思いも変わってくるのではないでしょうか。

では、その原点はどこにあるのでしょう。

例えば、幼い頃、両親の間に喧嘩が絶えなかったような経験があると、
人は、幼心に、それを自分のせいであるように感じたり、
喧嘩を止められない自分の無力さを責めてしまったりします。

これはあくまで一例ですが、今の苦しみを作った原点を見つけることが
今の自分を変えていくきっかけになることが少なくありません。
自分の中に、何があったのだろうか、
そう問いかけることが、galishさんの苦しみを解決する糸口
になっていく
のではないかと思います。

galishさん。
僕には、あなたが、ご自身で書かれているような、人や自分に責められる
ような方だとは思えません。

あなたは、実は、人を傷つけるくらいなら
自分が傷ついたほうがましだ、と思うほど、
「強い優しさ」を持っておられる方なのだと、僕は感じます。

まずは、そんな自分のよさを認めてあげるところから始めてみては
いかがでしょうか。
悪いところを探すのではなくて、
自分の中にある、いいところにスポットをあてて、探してみた時、
人は自分を認められ、そして、それが真に自分を愛せるようになる
第一歩になります。

誰もが、心の中に、必ずキラキラ輝く宝石を持っているのです。

galishさんには、文面の中ではうかがえなかった、たくさんの物語
があると思います。
よかったら、是非、そのお話をお聴かせください。

そして、あなたの持っている宝石を探すお手伝いができたら、
少しでも、幸せになっていくお手伝いができたら、
こんなにうれしいことはありません。

ありがとうございました。