“奇跡”とは、自分では考えもつかなかった手段で成功すること
こんにちは 平です。
心理学的な表現に「過去を生きる」というものがあります。
昔の出来事にいつまでもしがみつき、だれかを責めていたり、自分のしたことを悔やんでいるというようなときに、この表現はよく使われます。
「子どものころ、もっと勉強しておけばよかったな」とか
「なぜあのとき、勇気をもって、大好きだった彼(彼女)に告白しなかったんだろう」というのもあります。
また、人によっては、「ぜったい許せない出来事」や「深く傷ついた経験」にしがみついているという場合も少なくありません。
後者の場合、それにしがみついている間は、「また、起こるのではないか?」と過去にあったひどい体験を未来に映し出し、新しいなにかをしたり、パートナーシップなどの対人関係をもったりすることが怖くなってしまいます。
さらに、あなたが過去に生きているとき、その心の中には必ず”罪悪感”という感情があるようです。
“罪悪感”は自分を責める感情で、「自分には罰が必要だ」とか「自分は罰せられるにふさわしい」という、いわば一つの信念です。
私の経験上、過去の体験にしがみついている人の中には、「自分がこんなだから、こんな目に遭う」とか「こんな自分だから、だれも私を助けてくれなかった」という思いをもっている人が非常に多いのです。
この罪悪感という感情、もしくは「自分は罰せられるべきだ」という信念は、間違ったものであり、しっかりと癒しておく必要があります。
こんなものを抱えていては、楽しい未来はやってきませんからね。
過去はいまさらどうしようもないのに、私たちはそれを悔やむことばかりにエネルギーを浪費してしまいがちです。
必要なのは、未来を計画し、作っていくことにエネルギーを投資していくことです。
それなのに、悔やんでいるだけで未来の計画に手をつけていないとしたら、それこそが罪悪感の仕業です。
あなたに「素晴らしい未来を与えないこと」がこの罪悪感という感情があなたに与えている最大の罰であるわけです。
もしも、あなたが最高の幸せや素晴らしい未来を自分に体験させてあげることができたなら、
過去にどのようなことがあったとしても、それは簡単に笑い話にすることができます。
反対に、あなたが「自分には素晴らしい未来などけっして来ない」と思っているとしたら、あなたはいま「不毛な未来」を眺めているわけで、いまだに過去の自分を責めつづけているといえます。
少しでもいいのです。「もし、こんなことができたら、どれぐらい素晴らしいだろう。
生まれてきたよかったと感じられるだろう」とイメージしてほしいのです。
成功者と呼ばれる人の多くは、「自分はラッキーだった」、「運に恵まれていた」と語っています。
つまり、自分で成功を成し遂げたというよりも、成功や大きな幸せは与えられるものと考えているともいえますね。
“奇跡”とは、自分では考えもつかなかった手段で成功することをいいます。
そして、奇跡を体験する人は、手段にこだわった挙げ句に「打つ手がない‥‥」などとあきらめることはないようです。
そうではなく、「こんなことができたら、どれぐらい素晴らしいだろう」とイメージしてすることで、素晴らしさを体験する準備をしているようなのです。
そして、実際、奇跡はそんな人のもとを訪れるような気がしてなりません。
では、来週の『恋愛心理学』もお楽しみに!!
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