日常の何気ない幸せ

子育てが、ひと段落して、最近は、夫婦で旅行や、食事に出かける事が、多くなりました。
子供の成長は、親として、喜ぶべき事でもありますが、寂しい気持ちにもなります。
でも、子供が、幼い頃は、家族で、食事に行っても、くつろぐ事が、出来ず、帰ってストレスを抱え込んで、しまう事が多くあったので、今は、とても幸せなのかもしれませんね。

先日、夫と出かける予定を、立てていましたが、夫の仕事の都合で、出かける事が出来なくなった事が、ありました。
私は、とても楽しみにしていた、用事だったので、とても悲しい気持ちになりました。
夫の、仕事の都合なので、致し方ない事ではあるのですが、私は、残念で、残念でなりませんでした。

私は、一度離婚して、同じ男性と再婚をしております。
離婚の原因は、沢山ありますが、私が、自分の気持ちを、話せなかった事が、一番の要因であると、私は思っております。
再婚前の私でしたら、今回のような楽しみにしていて、結果叶わない事が、あった時、素直になれずに、夫に対して、ものすごく攻撃をしていたと、思います。
そのような時、夫は、私の攻撃を、揶揄し、挙句に、話をすり替えるか、完全無視をしていたと、思います。
でも今は再婚し、私自身も、自分の素直な気持ちを、話せるまでになりました。

素直に、自分の気持ちを話せない時、恥ずかしい気持ちがあります。
恥ずかしい気持ちの下には、嫌われたくない気持ちや、自分を大切にできていない気持ちが、あったりします。
つまり、自己嫌悪という気持ちですよね。
自己嫌悪があると、なかなか素直な気持ちを、話す事は、とても難しい状態でもあります。
 
今回、私は、一緒に出掛けられなくて、残念だという気持ちを、夫に話してみました。
私自身、だいぶ素直な気持ちを話せる事、素直になろうと思える自分、そこに驚きもあります。
夫を攻撃し、自分の素直な気持ちを、話せない時、お互いに気分はよくないですよね。
もうそのような状況に、辟易していましたので、私は、夫に素直な気持ちを、話そうと思ったのです。

私が、「一緒に出掛けられなくて、凄く残念なの」と素直な気持ちを話すと
夫は、「今日は、君にとって運勢が悪い日だったから、仕方がないけれども、明日には、きっと運勢がいい日になるから、大丈夫だよ」、と私に話していました。
その日は、星座占いで、私が最下位だったと、夫が話していました。

なぜか、私は、そんな、夫の言葉に、思わず大声で、笑っていました。
そうでるか、と思いがけない返答に、自然と心が軽くなっている、自分がいました。

夫が、深刻にならずに、いてくれている、私は、その気持ちが、嬉しくも思いました。

でもやはり、気分が晴れずに、翌日も、残念だと、私は、夫に話すと、「今日は、君の星座占いの順番が、上がったから、少しずつ気分もよくなっていくよ」、なんて話していました。
そうか、順位が上がったのか、、なんて、妙に納得している自分がいました。

夫が、私に対して、接する気持ちは、以前と変わっていないように、私は思います。
でも私が、夫に対する、思いの変化が、夫の言葉に、笑う事が出来るようになった、そう思います。

星座占い?私の事、馬鹿にしているの!!!!
そのように、以前の私は、思っていたと思います。
でも今は、私の気持ちを、ほぐそうと思っている夫を、感じる事が出来ます。
自分の悲しい気持ちに、とらわれずに、夫が私を、思いやろうとする気持ちに、意識を向けられるようになったからです。

日常には沢山の、何気ない幸せが、あるのでは、ないでしょうか?
自分の、感情は、自分で選択しています。
気分の良い感情を選択する、それだけで、楽しい時間を、過ごせるようになると、思いませんか?
そこにある、愛に気が付いていく、それが幸せ指数を、あげるコツではないでしょうか?
自分の思うような形の愛ではありませんが、そこには愛があると、私は思います。

最後までお読みくださりまして、ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

恋愛、人間関係全般のカウンセリングを得意とし、安心感と受容をクライアントに常に提供し、何でも話せると好評。より楽に心が軽くなるカウンセリング。感受性が高くクライアント本来の輝きを導き出すことも得意。カウンセリング信条は「諦めなければ願いは必ず叶う」である。