今起こっていることを、どの側面から見るかで状況は変わってきます。
「プラス思考のススメ」について書かせて頂きます。
私たちが幸せになる、何かで成功するためには物事をどう捉え、どのように行動するかで状況が変わってきます。
今の状況を絶望的に捉えてしまう時もあるでしょう。でも、その時の状況を冷静に見ることがポイントです。マイナス思考にならずに「今、何ができるか」をプラス思考で考えてみると意欲が湧いてきます。
今回はどのようにすれば、プラスに考えられるようになれるのかを解説させて頂きます。
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●私たちは不安に陥りやすい
私たちが幸せになる、物事を成功に導きやすくするためには「今の状況を冷静に見ること」が必要です。
大事な会議やプレゼンテーションの前
スポーツでの大一番の試合前
人生が左右される試験や資格取得のテスト前
これから好きな人に告白する直前
これから始まる講演で壇上に立ったとき(私のことです(笑))
私たちは緊張します。なかには緊張のあまりパニックに陥る人もいるでしょう。
そして、そのようなとき、私たちはマイナス思考になりやすいのです。
「今まで頑張ってきたことは、正しかったのだろうか?」
「今まで努力してきたことを存分に発揮できるだろうか?」
「そもそも、この道に進んでいいのだろうか?」
「きっと、フラれるだろう」
「失敗したら、みっともないな」
そのような気持ちが過ぎっても(よぎっても)おかしくないでしょう。
●今の状況を冷静に見る
そのようなときは、先ほども書いたように「今の状況を冷静に見ること」が大事です。
そのためには・・・
1 今まであなたが辿ってきたプロセスを信頼する
2 今のそのままのあなたを受け入れる
まずは、あなたがこれまで行ってきたことを信頼してみましょう。
・一生懸命、勉強した
・誰にも負けないくらい練習した
・念入りに打ち合わせをした
・これから告白する相手の好きなものをリサーチした
何でもいいのです。あなたがこれまで努力してきた・頑張ってきたことをあなたが認めてあげるのです。
すると、自然と自信が湧いてくるでしょう。
それでも、冷静になれないときは、その時のそのままのあなたを受け入れてあげましょう。
・一生懸命勉強したけど、数学は自信がないなあ
・誰にも負けないくらい練習したけど、5回に2回は失敗してしまうなあ
・念入りに打ち合わせしたけど、会議ではパニックになってしまうかもしれないなあ
・片思いの相手の好きなものをリサーチしたけど、当日きちんと告白できるか不安だなあ
その不安や恐れもそのまま認めてあげると不思議なことに案外安心でき、いつも通りの力を発揮できるようになります。
あなたがあなたの感じている気持ちに寄り添うことがポイントです。
●見る尺度を変えてみる
そして、自信がない時はどうしてもマイナス思考になってしまいますが、そんな時こそ、プラス思考でいることをオススメします。
たとえば、あなたが今いる街があまり都会ではなく、寂しさを感じていたとしましょう。(決して、田舎を否定しているわけではありません。たとえ話です^^)
でも、その街をどちらの尺度から見るかで心境が変わってきます。
たとえば、大都会東京からその街に帰った場合、あなたの住んでいる街は田舎に思えるでしょう。
でも、逆に山奥からその街に出てきた時は、都会のように感じるでしょう。
華やかさや賑やかさを感じられます。
でも、本当は同じ街なのです(^^)
先日、このようなことがありました。
友人と群馬県にある榛名神社に行った時のことです。
榛名神社の参道は数百メートルあり徐々に標高が上がっていくのです。
すると、途中から雨が降り出しました。雨というよりは霧の中に入った感じでしょうか。
そして、洋服が微妙に湿り始めたのです。
その状況を私と友人は「おそらく、雲の中に入ったのだろうね。神秘的だなあ」と捉えたのです。
でも、他の観光客のなかには「雨に降られてなんてこった」というニュアンスの方もいたのです。
同じ状況でも「雨に降られた。嫌だな」と思うのか「霧に包まれて神秘的だな。素敵だなあ」と感じるかではその物事への捉え方が変わってきます。
後者の方が楽しそうだし、幸せを感じられると思いませんか?
●プラス思考のススメ
だから、私はプラス思考でいることをオススメします。
それは、決して反省しないとかご自身の心の傷から目を逸らしてもいいですよという意味ではなく、きちんとご自身を見つめ直せたら、あとはなるべくプラス思考でいてくださいということです。
その肯定的な雰囲気に周りも引き寄せられ、応援してくれる人がふえるでしょう。その楽しい雰囲気に吸い込まれるように良い出来事、ご縁が舞い込んでくると思います。
幸せになり、成功しやすくなるのです。
私たちはおのずとマイナス思考になりがちですが、できるだけプラス思考で物事を考えてみましょう。
あなたに幸せが舞い込んでくるよう願っております。
(完)