与えているものの価値をしっかり受け止めよう!
しんどいことのイメージがあるものは、やることがおっくうになったり、長続きしにくくなります。与えることがしんどい行為のイメージがあると長く続けにくくなります。
だから、与えることを楽しみや、喜びや、充実感につながることというイメージを作っていきましょう。その為にあなたが与えるもののすばらしさを知っていきましょう。
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●与えなければいけないと思うのは辞める
幸せな恋愛や、幸せな夫婦を持続させていくにはパートナーに与え続けることがヒントになるというのを前回の“幸せな恋愛や夫婦関係を持続させていくには?(1)~3年たつと幸せな関係は終わる!?~”であげさせていただきました。
でも・・・
与えなければいけない。
与え続けるべきだ。
与えていかなければ。
そうしなければ終わる。
なんて、思いながら与え続けるのは、しんどそうですね。
しんどいものは長続きはしません。
ダイエットをするにしても、健康の為に何かをするにしてもしんどいものは長続きしなかったご経験はないですか?
目指したい夢や目標がある人や、意思が強い人は、しんどくてもできる人はいらっしゃると思いますが、しんどいものは長続きしなかったご経験の人は結構いらっしゃるんじゃないでしょうか?
しんどいものは長続きはしにくいものです。
だから、まずは、“与えなければいけないもの”と思うのはやめましょう。
しなければいけないものになってしまうと、それはお仕事のようなものになりしんどくなります。
『自分とパートナーの幸せのために与えていけるようになりたいなぁ』などのように、“していきたいもの”に変換しましょう。
●与え続けるためのコツ
そして、継続的に恋愛や夫婦関係で与えることを続けていくには、与えることが楽しいことや喜びや充実感を感じられることというイメージを作ることがコツ。
楽しいことや、嬉しいこと、充実感を感じられることは、したくなりますからね。
あなたが、与えることが楽しいと思える時ってどんな時なのでしょう?
与えることで喜びを感じられる時ってどんな時なのでしょう?
与えることで充実感を感じられる時ってどんな時なのでしょう?
『やって(与えて)よかったなぁ』
『して(与えて)よかったなぁ』
『頑張って(与えて)よかったなぁ』
と思えるような時です。
それは自分が与えているものが相手に良いものを与えていると感じる時じゃないでしょうか?
相手の喜びになっているとか、
相手のためになっているとか、
相手が癒しになっているとか、
相手が学びになっているとか、
相手の助けになっているとか、
などの、
自分が与えたものが相手に良いものを与えているのだろうと感じる時に、
『やって(与えて)よかったなぁ』
『して(与えて)よかったなぁ』
『頑張って(与えて)よかったなぁ』
と与えていることでの楽しさとか、喜びとか、充実感を感じられるんじゃないかと思います。
与えることでの楽しさを感じたり、
与えることでの喜びを感じる時は、
自分の気分が良いわけです。
自分の気分が良いと、もっとしたくなります。
なぜなら、その与えるという行為をすることで自分が楽しさや、喜びや、充実感を感じられるから。
ゆえに与え続けるということがしやすくなるのですね。
●自分が与えているものの過小評価をやめる
自分が与えているものを、
たいしたことをしていない、
そんな影響力があることではない、
良い感情を感じさせるような素晴らしいことはしていない、
というような過小評価をしていませんか?
過小評価をしていると、自分が与えているものが相手に良いものを与えていると感じにくくなります。
過小評価をしている時は、与えても、
『嬉しいと思っているだろうなぁ』
『助けになれただろうなぁ』
という発想になりにくいです。
『嬉しいと思っているだろうなぁ』
『助けになれただろうなぁ』
という発想になりやすくする為に、自分の与えたものを過小評価しないことは大切です。
また、自分が与えているもののすばらしさを知ることが、相手に良いものを与えていると感じやすくなるためのコツになるでしょう。
例えば、
パートナーの仕事の愚痴を聞いてあげるという行為をしたとします。
話を聞いてあげるということを与えるわけです。
愚痴を聞いてあげたところパートナーが「聞いてくれてありがとう」と言ったとします。
それに関して、『愚痴を聞いてあげることしかないできない、たいしてたことはできていない』と自分が与えたものを過小評価しているときは、相手に良いものを与えていると感じられません。
だけど、
『愚痴を聞いてあげるというのは、相手はスッキリとした気持ちになれることだし、自分のことを受け止めてくれたと感じさせてあげられる行為だし、自分には味方がいる、自分は一人じゃないと感じさせてあげられる行為なんだ』
と、自分の与えたものすばらしさを知っていると、
『話聞いてあげて良かったなぁ。パートナーも気が楽になったじゃないかなぁ』
という発想に結びつきやすくなり、与えたことの充実感を感じられたりします。
自分が与えているもののすばらしさを知る為に、自分が与えることができるもののすばらしさを知る時間(考える時間)をとってみましょう。
●自分が与えることができるものすばらしさを知るエクササイズ
項目1
あなたがパートナー(恋人、伴侶)に与えられるものを書き出しみましょう。できるだけ多く書き出しみましょう。
(例)話を聞いてあげる
(例)料理を作ってあげる
項目2
項目1で書いた事柄は、パートナー(恋人、伴侶)にどのような良い感情を感じ
させてあげられたり、どのような良い影響を与えることができる可能性があるものでしょうか?
(例)話を聞いてあげる
→スッキリとした気持ちになれること、
自分のことを受け止めてくれたと感じられる
自分には味方がいると感じられる
自分は一人じゃないと感じられる
(例)料理を作ってあげる
→健康を守ってあげられること、
大切にされていると感じられる
1日の中の喜びの時間が増える
「美味しい」という感動を感じられる
●最後に
エクササイズで、でてきたものは、あなたがパートナー(恋人、伴侶)に与えることができる良いものです。
あなたが与えるもののすばらしさに自信を持たれてくださいね。