相談者名 | りんご |
アラサー女性です。 うつ病治療中で、生活保護を受けています。 後ろめたくて苦しいです。 生活保護によって金銭面の不安で寝込んだりすることもなくなってとても感謝していますが、世間への後ろめたさがかなりあります。 なので、親友にも生活保護のことは話せていません。 生活保護のことを言うのは怖いから言いたくないし、かといって嘘をつくのも苦しいです。 結婚もしたいのですが、新しく出会う人に対しても仕事の話になり流れでフルタイムじゃない・バイトだと言うと「一人暮らしでしょ?バイトで生活できるの?」などと言われ、受給中だと言う訳にもいかないし知られるのが怖くて仲良くなるのが怖くて上手く行きません。 生活保護のことを話している福祉施設(?)のスタッフさんは「病気なんだから後ろめたく思うことなんてない」とは言われますが、そんなことを言われても後ろめたさは消えません。 | |
カウンセラー | 安池泰子 |
りんごさん、はじめまして。こんにちは 今回、担当をさせて頂きます安池泰子と申します。 よろしくお願いいたします。 りんごさんは、うつ病で療養中なんですね。 今は、生活保護を受けていらっしゃるとのことですが、金銭面の不安が和らいで寝込むこともなくなったようでよかったと思いました。 バイト先で、どのように生活しているかなど質問をされたりと、りんごさんのプライベートに立ち入られてストレスになることも多いと思います。 お仕事先も事情を分かっていますし、お仕事をしている方も同じような事情を抱えている方がいらっしゃるのでりんごさんの生活のことや、プライベートな部分にまで立ち入られることはないと思いますし、ごまかしたり、嘘をついたような気持ちを抱え込むことはないかと思います。 「就労移行支援」は、生活保護を受給している方が対象ですし、生活リズムなどを整えながら、就職活動をしてお仕事に就けるので、少しずつ体力も回復するでしょうし、自立への一歩を進めるので、りんごさんの自信が増すと思います。 そして、「就労移行支援」から、お仕事をするようになれば、バイトよりも、収入は安定すると思いますし、気になる人ができても、収入の事を聞かれたりすることもないと思うので、仲良くなれないと思うこともなくなると思います。 りんごさんは、親友にはどんなことも包み隠さず話さなくてはいけないと思っていませんか? りんごさんの思うように、親友には包み隠さず話す!ということも悪いことではありませんが、年を重ねていくと親友とはいえ、なかなか話すことができない内容が出てくることもあります。 りんごさんが、世間の目が気になっていて、後ろめたさを感じてしまうとの事ですが、心理学の世界では、起きている(感じている)出来事は、自分の心の中で思ったり感じていることが鏡のように映し出されていると言われています。 りんごさん自身、生活保護を受給していることに対して、ご自分のことを、厳しく責めていませんか? ご自分のことを責めている度合だけ、周りの目や雰囲気や言葉が気になり、その中の攻撃的なものに対して、過剰に反応してしまうことで全ての人に批判されているように感じて、さらに後ろめたさが増えることがあります。 まずは、金銭面の不安を感じて寝込むことがなくなってよかった。 そうすると、多少後ろめたさが和らぐと思います。 りんごさんが、穏やかな気持ちで、お仕事や恋を楽しめますように。 ご相談ありがとうございました。 |