平成の時代も残すこと1週間ですね。
あなたにとっての「平成」って、どんな時代でしたか?
私にとっては、ちょうど長男がお腹にいるときに平成の元号が発表され、元年に出産を経験しているので、とても印象深いです。
子育て期とシングルマザー時代が重なり、自立の人生を過ごした時期だったと言ってもいいような気がします(笑)
家庭を持ち、家族が増え、職業的には会社を持ち、それらを担いながら、育み、そして、それぞれが独立していくことでその役割を終える。
そんなプロセスが思い浮かびます。
その私の30年を締めくくる、ご褒美のようなチャンスが先月やってきました!
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1週間の休暇をいただいて、シドニー、そしてニュージーランドを旅することができたのです。
休みなく働いてきた私の、念願の海外旅行♪
どちらもはじめて訪れた国。
異国の地で片言の英語しかしゃべれない私も、今回の旅でご一緒させていただいたみなさんのおかげで、安全で楽しい旅ができたこと、感謝することしきりです。
なかでも印象深かったのは、最後に訪れたクイーンズタウンでの満天の星空とスカイダイビングです。
高崎でも市街から少し外れた場所に住む私は、ふだんから比較的、星が見やすい環境に暮らしているといえますが、それとは比べ物にならないくらい、無数に散らばる星々や流れ星、星雲まで肉眼で確認できるような満天の星空を仰ぐことができました。
それは、それはまるで宇宙と一体になった感覚を覚えるほど!
そして、その翌日、生まれてはじめてのスカイダイビングにも挑戦しました。
セスナから身を投げ出して、地上に降り立つ前までの怖さと、その怖さがぶっ飛ぶくらいの、湖や山々、地球の美しさにかつてないほどの感動を覚えました!
一番拍子抜けしたのは、なんと、着地のとき。
どんな風に地上に降り立つのか、気持ちに余裕がなくてシュミレーションにも及ばなかったのですが、軽くお尻を地面に「ちょこん」とするだけだったのです!!
ぜんぜん、痛くも怖くもありませんでした(笑)
なんて贅沢な遊びなんでしょう!!
このどちらもが、今の私にとって想像を遥かに超える貴重な体験となりました。
これまでも経験的にわかっているつもりでいましたが、スケールの異なる体験(遊び)の中で、「人生って体験してみないとわからないことがたくさんあるんだな」ということを、改めて思い知らされました。
振り返ってみて気づいたのですが、私は、趣味や遊びを通じて経験したことが、人生のヒントやターニングポイントになっていることが多いようです。
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心理学では自立の先に「相互依存」というステージがあることを教えてくれています。
私はかつて自分に禁止した「依存心」をなかなか自分に許すことができなくて、受け入れることができなくて、パートナーシップでは何度も何度もつまずいてきた方だと思います。
今回の旅への参加もそうですが、スカイダイビングでインストラクターに身を委ねただけで、自分ひとりでは味わえることのない素晴らしい体験をすることができました。
「することを決める」という部分は、自立時代に養ってきた大切な要素ですが、そこにようやく、誰かを頼ってみる、仲間の力を借りるというのが養われつつあるのだと思います。
自我が強く、自力で何でもやることを「よし!」としてきた人生が、ここでまた幕を閉じていく、そんな気がしています。
もうすぐ新元号「令和」の時代がはじまりますね。
このタイミングに、自分にとってもこれまでとは異なる、新しい人生のステージが本格的にはじまって行くのを感じています。
今回の旅で得た信頼と安心感という感動とともに「地球は安全な遊園地♪」という感覚を広げて、自分や人が楽しめるアトラクションを創っていけたら嬉しいな^^
そんな風に感じている今日この頃です。
また、機会ありましたら、私の今を綴って行きたいと思いますので、よかったらこれからもお付き合いくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。