相談者名 | チョージョ |
80代の母に対する気持ちを聞いて頂きたいです。 両親は私が7歳頃、離婚して、私と弟は父親に育てられました。 私が20歳ごろ、母と再会しました。 2月に1回ほどの電話、年に一度、一緒に食事という関係が続きました。 そして、10年前に母の再婚相手が亡くなってから少し行き来が多くなりました。 私も弟も母の家を訪ねるのに気がすすまず、トータルで4回くらいしか行っていません。 私も弟も、母が元気なうちに同居したり、介護したりすることは考えていませんでした。 最近、母のたっての願いで訪ねた時に、ふいに「チョージョ(私)がここに住めばいいのに」と漏らしました。 母からの電話の内容は体の不調に終始しています。 私は父の闘病生活を6年間をほぼ一人で支え、看取りました。 遠い親戚と思うことにしようとした時もありましたが、相手は母親という立場で来るのでうまく行きませんでした。 | |
カウンセラー | 佐藤まゆみ |
チョージョさん、初めまして。 今回のご相談の回答をさせていただく、佐藤まゆみと申します。 どうぞ、よろしくお願いします。 チョージョさんは、7歳頃にご両親が離婚されて弟さんと共にお父さまと暮らされていたんですね。 再婚なさっていたお母さまのお相手が亡くなられてから、今までのようにはいかなくなってきたのですね。 >いつも自分のことしか話さないので、長く一緒にいるとイライラすることが多くなりました。 >思えば、母が私たち姉弟のことを知りたいという質問や態度を受けたことがありません。 ここに至って、今まであまり問題になってなかった部分が浮き彫りになってきたようです。 お母さまは、今の自分のことをご姉弟にただひたすら解って欲しい、自分のことを見て欲しいと切に思っていらっしゃるのでしょう。 チョージョさんが20歳で再会してから40年。 お母さまは、理屈抜きで【安心感】が欲しいのではないでしょうか? 逆に言うと、お母さまが安心感を得られることが解決の糸口になりそうです。 >私も弟も、母が元気なうちに同居したり、介護したりすることは考えていませんでした。 >母も。 かつては、お母さまとご姉弟の意見は一致していたのですよね。 だからこそ、同居を望まれたのでしょう。 次に、何よりも大事なのはチョージョさん自身のお考えです。 ・お母さまと同居をする気はない 他にも複雑な思いをお持ちでしょうが、この3点を1つ1つ考えてみたいと思います。 ・お母さまと同居をする気はない この件に関しては、スルーせずにはっきり伝える必要があります。 ・何か起きた時の為に制度や施設は知っておきたい これは、たとえ同居していたとしても知っておく必要があります。 ・遠い親戚だと思いたいが、お母さまは親の立場で接して来るのでうまくいかない 「親は子どもがどうであろうが親である」 「NO」の部分ははっきり言う必要がありますが、お母さまのグチならこれで聞き流してあげてくださいね。 最後に、チョージョさんに一番お伝えしたいこと。 この40年余りのお母さまとの関係から、お父さまのようには情が感じられなかったとしても致し方ありません。 犠牲で無理に関わろうとするよりも、今の自分に出来ることをする。 この回答が、少しでも参考になれば幸いです。 |