嫉妬され攻撃されるのはなぜ?その対処法は?

嫉妬されるのは、魅力や才能があるからなのです

嫉妬されるのって、良い気分ではありません。
でも、嫉妬されるということは、それだけ魅力や才能があるということでもあります。
その魅力や才能を自分で受け入れ、上手に表現していくことで、嫉妬や攻撃されること自体も少なくなりますし、もしされたとしても気にならない自分になっていくことができます。

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今回、担当させていただく大門昌代です。どうぞ、よろしくお願いします。

嫉妬されてしまうということは、魅力や才能があるということでもあります。
経済的に豊かであるとか、容姿端麗であるとか、芸術的な才能に恵まれているとかそういった魅力や才能というものだけではなく、本人にとっては、「あたりまえ」になっていることだけれど、周りの人からすると、「羨ましい」と感じるようなことがあれば、嫉妬されることも少なくありません。

例えば、とても仕事ができる女性がいたとしましょう。
もちろん努力や頑張りもあって、仕事ができるようになっているのですが、「仕事ができる」という魅力や才能があるわけです。
そんな女性に対して、「なによ!ちょっとくらい仕事ができるからって、お高くとまっちゃって!フンッ!」と、攻撃してくる人がいたとしましょう。

仕事ができると言うことに対して、嫉妬して、攻撃しているわけですね。

そうすると、「そんなことないよ!私だってこんなできないことだってあるし、あんなダメなところだってあるのよ」と、自分の不得意分野をアピールすることで、相手の攻撃を抑えようとしてしまうことが少なくありません。
でもこれって、余計に火に油を注いでいる状態になってしまって、相手からの攻撃がより強くなってしまうのです。

嫉妬してしまう心理については、別の記事でご紹介させていただいておりますので、今回は嫉妬されてしまう人の心理と、その対処方法について書かせていただきますね。

嫉妬される人というのは、とても魅力的な人なのです。
そして、嫉妬されることで、攻撃を受けてしまう人というのは、その魅力を自分で受け入れていない人なのです。

嫉妬され、攻撃を受け続けるタイプの人は、自分の魅力や価値を受け入れていないので、自分をダメな部分をアピールしてしまいます。
それはまるで、「ほら!私もあなたと同じように、ダメな人間で、魅力がない人なのよ」と言っているようなものです。
もちろん悪気はないのです。
もちろん、そのようなことを本当に言うわけではありません。

でも、嫉妬されないために、自分の魅力や才能よりも不得手な部分、ダメな部分をアピールして、「あなたと同じ」を主張してしまうことで、相手をバカにしてしまっているような状態になってしまうのです。

何度も言いますが、悪気は一切ありません。
でも結果的にそうなってしまっているのです。

魅力や才能に対して、「すごいね」「羨ましいな」と素直に伝えてくれる人もいますが、残念ながら攻撃してくる人も世の中にはいらっしゃいます。
攻撃されることで、「私が悪いからだ」と思わない方がいいのです。

そう思ってしまうと、変にへりくだってしまうことになります。
持っている魅力や才能を、「そんなものありません」と隠してしまうようなものです。

嫉妬され攻撃されるのであれば、対処方法としては、自分の魅力や才能を受け入れ、表現するということです。

「そんなことしたら、余計に攻撃されてしまうのでは?」と不安になるかもしれませんね。
確かに、今まで目立たないように隠していたり、「そんなことないよ」と否定していたりした魅力や才能を、どんどん表現し始めると、攻撃が強くなることもあります。
でもだからといって、自分の魅力や才能を隠しても、先ほどお話ししたように攻撃されてしまうのです。

そこで、ぜひお伝えしたいのが、魅力や才能を表現するときは、遠慮せずに堂々と表現しましょうということです。

仕事ができるという魅力や才能があるのならば、どんどん仕事をやっていけばいいですし、容姿端麗という魅力があるならば、より自分自身が美しくあるように表現すればいいのです。
経済的に豊かであると言う魅力があるのであれば、隠すのではなく堂々と表現する。

そのうえで嫉妬してくる人がいたら、「私の魅力や才能を認めてくれているのね」と考えてみましょう。

堂々と表現していくことで、素直に「うらやましいな」「素晴らしいな」「すごいね」と認めてくれる人が出てくるようになります。

そうやって受け入れてくれる人が出てくるようになると、嫉妬で攻撃してくる人のことが、気にならなくなってくるのです。

わざわざ攻撃してくる人と関わらなくてもいいですしね。
もしどうしても、嫉妬してくる人と関わらなくてはいけないのであれば、「嫉妬するのは、その人の問題である」と、自分の魅力や才能と切り離して考えるようにします。

嫉妬されるということは、魅力や才能があるということ。
攻撃されるということは、その魅力や才能を自分で受け入れていないので、表現していないということなのです。

自分の魅力や才能を受け入れ、表現できるということは、他の人の魅力や才能も受け入れ承認することができる人ということでもあります。

嫉妬され攻撃されてしまうときの対処方法は、隠すのではなく、表現するということなのです。

簡単ですけれど、参考になりましたら幸いです。
ありがとうございました。

(完)

この記事を書いたカウンセラー

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恋愛や結婚、浮気や離婚など男女関係、対人関係やビジネス関係、家族関係や子育て、子供の反抗期、子離れ、親離れ問題など幅広いジャンルを得意とし、お客様からの支持が厚い。 女性ならではの視点と優しさ、母としての厳しさと懐の深さのあるカウンセリングが好評である。PHP研究所より3冊出版。