相談者名 | ぴー |
私は親から愛されてると実感できなかった幼少期を過ごしてきました。 そのせいか、彼氏には「大好きだよー、大切だよーよしよし」って尽くしてくれて大切にしてくれることを求めています。 しかし、好きになるタイプは実際は自分中心な、ついてこいタイプが多いです。 今の彼は、 私がキャバクラには行かないで欲しいと言っても、 自分の中で矛盾した感情があり、つねにないものねだりをしてしまっている気がします。 どういった人が合うんでしょうか。今のままでは誰と付き合っても同じ状態になるのでしょうか。 | |
カウンセラー | 桑野量 |
ぴーさん、こんにちは。 心理カウンセラーの桑野量です。 よろしくお願いしますね。 求めている男性は、尽くしてくれて大切にしてくれる彼氏なのに、ぴーさんのように理想と現実は違ってしまうことってあるかもしれませんね。 好きになってしまった気持ちは、嘘をつけないのでそれだけにたくさんん悩んでしまいますね。 ぴーさんが大切にしてくれる彼氏を求めてしまうのは、それだけ子供の頃に寂しい思いをされたんでしょうね。 >私は親から愛されてると実感できなかった幼少期を過ごしてきました。 とありますが、不安で心細くて孤独を感じていたのかもしれません。 >私は相手がいないと生きていけないよりも、自立したそういった関係を目指しているんですが 自立した関係を目指すことも素晴らしいことだと思います。 心の中に抱え込んでしまった荷物を、空にしてあげることを無意識は望んでいるからです。 寂しい、不安、孤独といった感情は、ネガティヴに思うかもしれませんが、それらの気持ちはどれも、ぴーさんがぴーさん自身を大切に思うから出てきた感情なのです。 その気持ちを放っておいて、そのままにしておくことは、ぴーさんの気持ちを大切の扱うこととは違うかもしれません。 頭では優しくしてくれる彼氏を求めているのに、実際にはそうではない彼氏を選んでしまう。 それは心のなかに抱え込んでしまった寂しさが、「この気持ちを放っておかないで」とぴーさんに語りかけているサインかもしれません。 心のなかに抱え込んでいる寂しさを癒して変えない限り、ぴーさんに寂しさを感じさせてしまう男性を選んでしまうのかもしれません。 自立した恋愛とは、相手に口を出さないように自分の不安や寂しさを我慢している関係ではなくて、自分が愛されていること受け取って、相手のことを信頼できる関係のことだと思います。 ぴーさんは大切にされて、安心して相手の愛を信頼していいんですよ。 そうなれるためにも、ずっと抱えて込んでしまっていた寂しさを癒していきましょう。 子供にとって、誰にも愛されなかったという感覚は、誰にも見てもらえてなかったという感覚でもあります。 今の彼が他の女性を『見る』ことによって、ぴーさんのことを見てもらえない感じがして、寂しく感じてしまうのも子供時代の感覚と似ているからでしょうね。 ただでさえ、他の女性と接点を持つだけでも嫌なのに、過去の感情の追体験してしまうのです。 誰にも見られていないと感じて、それでも寂しさを抱えてきたぴーさん そのぴーさんの頑張りや葛藤を全て知っている人がいます。 それはぴーさん自身です。 ぴーさん、 誰にも愛されなかった それでもぴーさんがここまでやってこれたのは、寂しさを感じるぴーさんと、もう一人のぴーさん、自分を大切にして背中を押してきたぴーさんがいるからだと思います。 今一度、自分の過去に手を添えるように、自分の過去を優しく抱きしめてあげるように、 自分に向けてお手紙を書いてみませんか? 頑張ってきたね。 その言葉の一つ一つがぴーさんの寂しさを暖める毛布になります。 ぴーさんの寂しさがそうやって、一つ一つ癒されていくたびに、ぴーさんが愛を受け取り、相手を信頼していく勇気も手に入れることができる思います。 その時は、ぴーさんが望む理想の男性の側にいることが出来るかもしれませんね。 ぜひ自分へのお手紙を書いてみてくださいね。 |