仕事や家のこと、おつき合いやダイエットなど、いろいろな場面でやらなくてはいけないのにやりたくないと思うこと
誰にでもあると思います。
私も最近ありまして。
カウンセラーとは別のお仕事で、やらなくてはいけない仕事なんだけど「やりたくないなぁ」と思う出来事がありました。
私がやりたくないと言っても、そのお仕事はやる前提のこと。
だだをこねるわけではないのですが、やる気が起きないというのが正直なところ…
頭ではわかっていても、心がついていかない。
気が重い日々は続きます。
やる気が出ないパターンはいろいろあるのですが、今回の私のやる気が出ない原因は「やることの価値や魅力が感じられない」でした。
やることに価値や魅力を感じないでいると、人はやる気がでません。
やることが同じであっても、価値や魅力を感じていれば、やる気が出て行動を起こします。
私の場合、今回のお仕事に価値や魅力を感じられるのだろうと考えてみました。
そして、自分に問いかけてみました。
「この仕事をすることで、手に入るポジティブなことは何だろう」
「この仕事が終わったら、どんな気分になるだろう」
「この仕事が終わったら、次にやりたいことは何だろう」
いろいろ問いかけてみましたが、やる気は起きてこない…
まぁそうでしょうね。
問いかけで気分が変わるなら、悩まない。
なので、まずは自分の気持ちに素直になろうと思い
「やりたくなーい!!」
「いやだー!!」
「むりー!!」
と、思ったまま口に出しました(子どもみたい!?)
大人になると嫌とか無理とかなかなか口に出して言わなくなったり
言わないことが良いことのような雰囲気があったりしますが
そんなの横においといて
まずは口に出す。
何度か口に出していると、今度は「いつまでも言っていても仕方ないな」という気持ちになって
よし、少し気持ちを切り替えてみようかと思い、やりたくない中でもやれることをみつけるようになりました。
「何から始めるか」
この最初のことを決めるだけでも、やる気のきっかけができ、行動を伴うやる気が出てきます。
「小さな成功」とでも言えるでしょうか。
そして「やりたくないなぁ」が減っていくことにもなります。
こうして、目の前のことを一つ一つ小さなやれること(小さな成功)を重ねると同時に
「やりたくないなぁ」を減らしていったのでした。
ここでまた、自分に問いかけてみます。
「この仕事をすることで、手に入るポジティブなことは何だろう」
「この仕事が終わったら、どんな気分になるだろう」
「この仕事が終わったら、次にやりたいことは何だろう」
私の答えは
「この仕事をすることで、新たなやり方や人材が手に入った」
「この仕事が終わったら、すっきりした気分になるだろう」
「この仕事が終わったら、仕事の中で浮かんだ新しい企画を提案してみよう」
でした。
「やりたくないなぁ」のままだと、やらない自分ができあがり、何度も繰り返していると「何かをやろうとしてもやらない」自分のパターンができてしまったと思います。
やりたいけど、やらない自分をつくっているのは自分なんですね。
最後に、ここでは「やることに価値や魅力を感じない」お話でしたが、燃え尽きてやる気がでないこともあります。
そんな時は「しっかり休む」ことが大事です。
「やりたくないなぁ」の気持ちが出てきたことで、今回のコラムを書くことができたのは、ここだけの話。