5月の私に「私もプロセスの一部を担当している!」

こんにちは、カウンセリングサービスの山田耕治です。
いつもビジネスメルマガ読んでいただき、ありがとうございます。

連休明け、どのような、みなさんがいるでしょうか?

最近は5月病なんて言わないのかもしれませんが、楽しかった連休も終わってしまい、なんとなくやる気レスなんて方もいるのではないですか。

それから、これまでの新しい年度の始まり、新しい環境はみなさんにとって、いかがですか?

やる気あふれた4月、心機一転の4月であればあるほど、例えば、成果が形として現れなかったり、新しい環境になじめなかったり、このタイミングで、焦りや不安が出てくることもあるように思います。

5月の連休明けは、心のサポートがとても大切なタイミングだと思います。
是非とも自身に優しくしてあげてほしいなと思います。

今回は、新年度5月の私に、ということで、みなさんの自身の心のサポートとして、つぶやいてみてほしい言葉を考えてみました。

心が少しは楽になってもらえるのではないかと思います。

それが、「私もプロセスの一部を担当している!」です。

焦りや不安が生じる根源を考えてみると、自分が誰かの役に立てていないとか、人の期待に応えられていないとか、そんな自分には価値がないというネガティブな思いが発端になっているように思うのです。

私達の心は、まず、そのように自身をネガティブな存在に思いたいようなところがあるように思います。

でも、それは大きな間違い、大きな勘違いです。

私達、一人一人が存在することは誰かや何かに何だかの影響を及ぼしています。
影響を及ぼしていない人などいないわけです。

誰もが影響を及ぼしているのですから、私たちが存在することで、誰かの、そして何かのプロセスは何かしら進んでいるのです。

つまり、誰もが、誰かや何かのプロセスの一部を担っており、誰かや何かの役に立っている。

事実、誰もがプロセスの一部を担当しているのです。

それなのに、自分には価値がないと強烈に思いたい、それが心の癖に、心の土台にまでなっている私たちがいます。

私達は小さなころからそのようなネガティブな感覚を研ぎ澄ましてきたようなところがあるようなので、そう思うのも無理のないことだとも思います。

その感覚があるからこそ、その感覚を払拭しようと努力に努力を重ね、がんばってきた私達がいるとも言えるように思います。

もっと深く考えれば、それだけ役に立ちたいと取り組んできた私達がいるからこそ、価値がないと自分を責める私達がいることもわかります。
でも、そのような私達に価値がないわけないのです。

でもネガティブな思いが心の癖や心の土台になってしまったんですよね。
だから、まずは焦る自分がいてもいい。
まずは不安に思う自分がいてもいい。

その上で、「私もプロセスの一部を担当している!」

このつぶやき、この言葉をもって、その間違いや勘違いを修正、訂正してほしいなあと思います。

自分が何かのプロセスの一部を担当していると思えることで、自身の存在が価値あるものと認識することができ、どこか楽な気持ちになれるのではないでしょうか。

私はカウンセラーとして活動していく中で、そのような感覚を新たに育んできたように思います。
今、私の人生は本当にとても楽になったように思います。

間違った心の癖や心の土台を、私の存在を肯定する正しい心の癖や土台に変える必要があると思うのです。

このつぶやきは、きっと、そのような働きをしてくれるように思うのです。

まずはこのつぶやきを、ネガティブに思ういつもの癖に重ねる次の癖にすることで、心の癖や土台を新たなものにしてほしいなと思います。

役に立てないと思う癖ではなく、プロセスの一部を担当している、役にたっている私が新たな心の癖や心の土台になるのです。

では、役に立っているという自身の肯定が、心の癖や土台になるとどうなるでしょうか?

もう何をやっても、自身の存在自体が役に立っているという心の癖や心の土台がすでにあるわけです。

だとすれば、今の自分を今のままではダメだと否定し、新たに素晴らしい何者かになるように鞭を打つことはまったく必要ありません。

ということは、ただやりたいことをやればいい!ただ目の前のことを懸命にやればいい!そんなとても楽な楽しい状態になれるように思うのです。

逆に言えば、役に立ってないと思えば思うほど、自分のやりたいことから遠ざかり、どんどん苦しくなってしまうということになります。

みなさんは、そうなっていませんか?

さあ、5月、新緑のさわやかな風の中で、つぶやいてみませんか。

「私もプロセスの一部を担当している!」

ああ、なんだかよくわからないけど、私も何かのプロセスの一部なんだな!そんな風にも思ってもらえたらなと思います。

「私もプロセスの一部を担当している!」

優しく自分の存在を肯定してほしいなと思います。

きっと、そのつぶやきの先に、今の自分とは異なる、優しい私、楽な楽しい私が登場してくると思います。

一人でやるのが難しければ、ぜひカウンセリングにきてみてほしいなと思います。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

1967年広島県呉市生まれ。早稲田大学法学部卒。家族は妻と小学生の息子3人。 恋愛、婚活、夫婦、家族、職場等、対人関係全般が得意。 臨月で子を亡くした喪失体験が人生に大きく影響し、18年勤めた会社を退職、心理学を学び直し2010年プロカウンセラーに。現在はサラリーマンとのWワークを推進中。