相談者名 | s |
30才の女です。 初めてカウンセリングをうけたのは18才の時、何千回と受けたが、話してすっきりした事がありません。 自分を責めることをやめ、感情を感じ、それまで抑えていた怒りを感じ18才の時、ましになりまた。 15才の時、リストカットをし友達(それまであまり話していなかったけど、明るい人達からの仲間割れをきっかれに話した)に相談したとき、強いねと言われ、泣き、そ沢山相談しました。 その後聴覚過敏を発症し、元々の頭痛もあり、話すことさえもしんどくなり生きているのがしんどいです。 | |
カウンセラー | 服部希美 |
ご相談ありがとうございます。 カウンセリングサービス 心理カウンセラー服部希美です。 聴覚過敏や頭痛などでお話しするのもお辛い状況の中、ご相談をお寄せいただきありがとうございます。 18才の頃から何千回とカウンセリングでお話しされているということですので、もしかしたら私が今からお伝えすることも、かつてsさんとお話ししたカウンセセラーと同じアドバイスになってしまうかもしれませんが、今回の回答がsさんのお力になれたら嬉しいです。 どうぞ、よろしくお願いします。 * 15才の頃、すでにリストカットを経験されているということは、15才の頃にはもう何かしらの生きづらさを感じていらっしゃったのかなと推測します。 私たちは傷ついてしまうと、同じことで傷つかないように自分を守りたくなりますから、もしかすると、その経験以降、人に対しての信頼感が持てなくなってしまっているのかもしれませんね。 ただ「ああやっぱり」と書いてくださったその言葉から、もしかするとsさんはそれまでも「私は大切にされない人だ」とか「私は嫌われる存在だ」いうセルフイメージを持っていらっしゃったのかもしれないなと思うのです。 私たちは、自分が思っているように人に扱われた時「ああ、やっぱり私はこう扱われるんだ」と感じやすいですから。 * そういった視点で見てみても、自分を褒めるチャレンジは自分を見直すことにも通じるため、sさんにとって有効なチャレンジだと思うのです。 ですが、自分のことが大嫌いだったり、心が疲れ切っている時にむりやり自分を褒めようとすると「拒絶反応」を感じて苦しくなってしまうことも多いのですね。 自分と向き合い、自分を褒めるチャレンジをされていることは、素晴らしいことです^^ そんなsさんだからこそ、自分を褒めるチャレンジが難しいなと感じた時には、少しハードルを下げてみるのも一つの手かな、と思うのですね。 今日は2つご提案させていただきますので、sさんがいいなと思うものがあれば取り入れていただけたらなと思います。 1. どんなことがあっても、どんな気持ちになっても「そういうときもあるよね」と自分を受け入れてあげる。 心理学で「自己受容」といいます。 2. なにか、夢中になれるものを探す。 体調に余裕がない時には難しいと思うのですが、すこし余裕がある時には「自分の好きなもの」や「やってみたいこと」「無心になってやれるもの」を探して、日常で取り入れてみるのも効果的です。 最後に。 自分のことを見直すことや、人生の選択など、たしかに自分でやらなくてはいけない部分も多いですよね。 応援していますね。 |