相談者名 | もひこ |
こんにちは、ご相談させてください。 私はつい最近結婚前提でお付き合いしていた彼から、誰とも結婚したくないと振られてしまいました。 彼氏はそれなりにはできてきたものの、この彼の前の彼氏はモラハラ気味で耐えられず、1か月そこらでわたしから別れを告げました。 私はどうも自己肯定感が低く、あまり大切にしてくれない人を引き寄せているのかもしれません。 変わりたいと思うのですが、何から始めていいのか分かりません。 もう30歳も超えて、結婚に対する焦りや劣等感も感じます。 素敵な人に出会える自信がありません。 アドバイスをいただけますと幸いです。 | |
カウンセラー | 松尾たか |
もひこさん、こんにちは。 ご相談ありがとうございます。 今回ご相談を担当させていただく松尾たかと申します。 どうぞよろしくお願いします。 結婚前提で付き合っていた方から振られるというのはつらくて悲しいですよね。 今までの方とはたまたま上手くいかず、ご縁がなかっただけかもしれないのですが、ハートブレイクの痛みが強い時はこの先に良いことがあるとか、素敵なパートナと出会いがあるとは、なかなか思えなかったりしてしまいます。 そして、もひこさんは、あまり私を大切にしてくれない人を引き寄せているのは、ご自分の自己肯定感が低いからかもしれないと自分自身で感じていらっしゃるのですね。 でもね、モラハラ気味の前彼に自分からお別れできたのは、ちゃんとご自分をお持ちだからではないかなと私は思いますし、自分を大切にできているからだと思います。 自己肯定感が低いと、私たちはことあるごとに「私はダメな人間だから」とか もちろん、そう思うには理由があります。 「どうしてあなたはそんなに引っ込み思案なの。妹のように活発で明るい子になりなさい」とか、「○○ちゃんはまた一番だったんだってね。あなたはどうだったの?」となんて誰かと比べられた経験をすることがあります。 そして、私たちが自分をダメとか劣っているとか役に立っていないと思うとき、それは必ず誰かと比べています。 だけど、本当にそうでしょうか? ただ、自分にダメ出しをし続けて自己肯定感が低い(自分を嫌った)ままだと、素敵な人や欲しいモノ(仕事・チャンスなど)が現れても、「私にはもったいない。不釣り合いだわ」と遠慮して(拒絶して)しまうことになりかねません。 もし、もひこさんが本当にダメ人間だとしたら、こんなふうに悩まないと思いませんか。 変わりたいという思いがあれば、誰でも、いつからでも、変わっていくことは出来ます。 では、何から始めればよいのか。 もひこさんは、誰かに何かをしてもらった時、「ありがとう」という言葉を使っていますか? 自己肯定感が低かったり、私は役に立っていないという気持ちが強いと、申し訳ない気持ちになっているので、感謝を伝える場面でもつい「すみません」と言ってしまったり、別に謝らなくてもいい場面でも「すみません」と言ってしまったりします。 たとえば、エレベーターに乗って誰かがフロアをきいてくれてボタンを押してくれたとしても、「ありがとうございます」ではなく、「すみません」と言っている光景をみたことはありませんか。 もし思い当たるようであれば、いつも使っている言葉を変えていくと思ってみてくださいね。 買い物をして店員さんに「ありがとう」と伝えてもいいし、道端の花を見つけて「きれいに咲いてくれてありがとう」など、なんでもいいのでトライしてみてくださいね。 少しずつ少しずつトライしてみることが大切です。 何度もやってみようとする私、やれた私が増えてくるとだんだん自信もついてくると思いますよ。 もし自己肯定感が低いという気持ちがまた出てきたら、「ああ、本当は私はもっとこうなりたいんだなあ」とダメな自分ではなく、なりたい自分(望んでいる方向)に目を向けてみるのもいいかと思います。 一気に素早く変われるわけではないかもしれませんが、(クセ・習慣なので)着実に積み重ねたことはしっかり身についていきます。 もひこさんが、ご自身の望む人生を歩いていかれることを心より願っています。 ご相談ありがとうございました。 |