相談者名 | 翠 |
こんにちは。よろしくお願いします。 ここ数年でとても太ってしまい食に依存しています。 他に夢中になれることを見つければいいと思いますが、しんどいんです。 痩せたいんです。 パートナーも欲しいけれどこんな状態で好きになってくれる人などいるのでしょうか。 心理学的にどうすれば食べ過ぎず人生を充実させて満足して生きられますか。 | |
カウンセラー | 安池泰子 |
翠さん、はじめまして。こんにちは 今回、担当をさせて頂きます安池泰子と申します。 よろしくお願いいたします。 ご自分の状況を客観的に、楽しんで食事をするときもあるけれど、寂しさや、暇な時間を埋めるための行動として、食べ物をご自身の身体に詰め込んでしまっているように感じて情けなく感じる。というご相談内容を拝見して、きちんとご自分に起こっている状況を把握することができていて、すごいと思いました。 ただ、ただ、食べたい欲求のままに、漫然と食べ続けていたとしたら、なかなか、ご自分の状況を冷静に分析することが出来ませんので、翠さんが、今の状況から抜け出したい、変わりたいと思っていらっしゃる気持ちがとても伝わってきました。 翠さんご自身でも色々考えて、他に夢中になれることを見つければいいと思っていても、今は、気力と体力が追いつかないくらい、とても眠いという状況のようですので、根本的な改革をするにも、充分な気力と体力が必要になってきますので、まずは気力と体力を戻すことだけに集中してみてはどうでしょうか? 翠さんは、ご自身の体感ではゆっくり休まれていると、おっしゃっていますが、気力と体力がフル充電出来るまでは、休んでしまうご自分も、食べてしまうご自分も、それだけ、今の私にはエネルギーが必要なんだなと思って、許してあげることが必要なんじゃないかなと思います。 今の翠さんの状況を例えてみますので、ちょっと思い浮かべてみてくださいね。 翠さんご自身の中では、(行動として)休んではいると思っていても、食べてしまったご自分を責めてしまったり、最悪感に苛まれたり、頭も心もすり減らしてしまっている状況なのではないでしょうか? 身体を休めている間、食べてしまって、もっと太ってしまうんじゃないか?と不安になるかと思いますが、食べる物の内容を考えてみてはどうでしょうか? 心理学的にこうすると、食べなくなったり、痩せるという効果的なことはないのですが、ご自分の感情ときっちり向き合うことで、何を感じていて、どうしてこんな行動をしてしまうのかということをより深く理解することが出来るようになります。 翠さんがご自身で感じてらっしゃる、食べたいと感じる欲求と少し向き合ってみましょう。 もし、「首より上から」感じているのであれば、感情的なものからくる食欲なので、突然激しい食欲がやってきて、たっぷり食べても満たされたように感じることができませんし、食べてしまったことに罪悪感が増したり、食べてしまったご自分について嫌悪感が湧いてしまうこともあるかと思います。 もし、食欲が「首より下から」感じていたら、感情的なものではなく、身体的な空腹のサインなので、色々な物を楽しみながら食べていくことで、満たされたと感じたところで、食欲が消えていきますし、食べてしまったことに後悔や、罪悪感が芽生えることはないと思います。 少し、何かを食べたいなぁと思った時に、すぐに物を食べるのではなく、お腹が鳴るまで待ってみるのもいいと思います。 そして、痩せるためには身体を動かさなくちゃいけないなどと義務的に感じてしまっているようなことはないですか? 何かの行動をしたら、結果的にいい運動になったなぁ・・・。というような状況を作ると、思っていた以上に、簡単に身体を動かせるようになります。 例えば、テレビを見ている合間のCMの時間だけ、首を回したり、ストレッチをしてみたり、1回がほんの数分ですが、何回か繰り返しになるので、身体もほぐれるし、ちょっとした運動を積み重ねていけると思います。 ご自分の気持ちと向き合いながら、行動を積み重ねていくことで、自信も湧いてきますので、食べてしまったことを責めたり、罪悪感が減っていきますし、翠さんがご自分を見続けなくなることで、視界が広がりますので、もう少し、こんな運動をとりいれてみようかな?などと意欲が増したり、前向きに、今以上にご自分の外側に興味や関心を持てるようになりますので、色々な人とのご縁や、交流が増えて、パートナーとなる方と巡り合えることもあるかもしれません。 翠さんにとって、充実して満ちあふれた日々を迎えられますように。 ご相談ありがとうございました。 |