アニメが教えてくれること

おうち時間が増えた時期から、YouTubeやNetflixとお友だちになった私。
友人がハマっていると聞き、興味本位で観始めたTVアニメ「鬼滅の刃」が面白く、一気に観て、そのまま劇場版にも足を運ぶほどハマってしまった。
子どもから大人まで人気になるだけの理由はいろいろあるだろうけれど、この時の私には、主人公の「頑張れ炭治郎頑張れ!!」「俺は今までよくやってきた!!俺はできる奴だ!!」と自分を自分で鼓舞するセリフにこれって「自分を信頼する」「自己肯定感」だよね!?作者は心理学学んでいるの?と思ったほど。
それだけでなく、家族愛やもの悲しさ、切なさを感じさせる場面もあり、これは大人が観るべきアニメだ!と感動したなぁ。
その後は「東京リベンジャーズ」「呪術廻戦」「スパイファミリー」と引き続きハマってしまって今日に至る。
「東京リベンジャーズ」では、自分の弱さを認めつつも、大事な人を守るために必死で未来を変えようと何度もチャレンジする主人公に、弱さの中の強さに感動し、「呪術廻戦」では、怒りや後悔・恥辱など、人間の負の感情が呪いとなって繰り広げられる内容に、呪いというダークな話だけれど、人間誰にもあるネガティブな感情にフォーカスしているところが興味深かったり、また、登場人物たちがカッコよくてセリフもいいんだなぁ~。
「生きざまで後悔したくない」「誰かを呪う暇があったら、大切な人のことを考えていたいの」
「私はキレイにオシャレしてる私が大好きだ。強くあろうとする私が大好きだ!」
自分に自信を持って言い切っているところに、スカッとする。
これもTVアニメを一気見して、劇場版に足を運んだ私。
私は、制作会社の戦略の思うつぼなのかもしれないが、喜んでハマっているのだから良しとしよう(笑)
最近のアニメ(漫画)は、内容だけでなく、映像や技術の細やかさに「大人の本気」を感じるのは私だけではないと思う。
そして、人の心理をうまく・わかりやすく表現しているのは、映像で観る心理学のようでいいのではないかとも思う。
そして今は「スパイファミリー」にハマっている。
スパイと殺し屋と超能力者の疑似家族というありえない設定だけれど、登場人物の可愛いさ、思いやりと優しさ、愛のあるアニメに私はまた、制作会社の思うつぼにまんまとハマっている。
こんなにハマるのは、何なんだろうと考えて思うのは、登場人物それぞれの性格や考えが個性であること、非現実的ではあるけれど、どこかでこんな人間関係があるといいなと思えるところ。
熱意やひたむきさ、思いやりや愛がアニメの中だけでなく、製作者側にもあると思える、思わされるところにハマるポイントがあるのかもしれない。
そして、学びは学校や教科書だけでなく、アニメや絵本、どんなところにもあるんだな。
だからアニメにハマっても仕方ないよね、いいものはいいんだからと自分を肯定してみる一方で、抜け出せる日は来るのだろうか…とつぶやく私もいる。
まぁ、なるようになるさと思えるのもアニメが教えてくれたことにしておこう。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

退会しました