相談者名 | もな |
私は会ったこともなければ顔しかあまり知らないような男性をすぐ好きになってしまいます。 よくあるのは、すれ違った男性が素敵でそこから勝手に妄想が膨らみ仕事も手につかないくらい考えてしまいます。 その後会うこともなく、一定の期間が過ぎると次に素敵な人が出てきてまたその人のことを妄想して好きになってしまいます。 今は突然声優に一目惚れしてしまい、毎日失恋しているかのように辛いです。 久しぶりにかなり深みにハマってしまったようで、頻繁に夢にまで出て、辛くてあまりよく眠れない日々を送っています。 元々暇つぶしで始めたゲームがきっかけでキャラクターにハマり、そこから声が好きになり、遂にそのキャラの声優を好きになってしまいました。 顔は格好良いなと思う程度だったのですが、最近突然スイッチが入り本気で好きになってしまいました。 声と顔だけで惚れてしまうなんて馬鹿げているのは分かっているのですが、気にしないでいようとすればするほど気になってしまい、彼女はいるのかな、結婚してるのかな、と考えたり、忘れかけた時に見かけた雑誌や動画で見て思い出す度に、会ったこともない人を好きになるなんて、と悲しく辛くなってしまいます。 半年前もトレーニングをしてくれた年下のジムのトレーナーさんのことが好きになってしまったりと、自分が惚れやすい性格なのは分かっているのですが、毎回相手のことを知らずに勝手に妄想をして好きな感情が膨らみ、勝手に1人で傷つく自分が嫌で嫌で嫌で脳を取り替えたいです。 なお、35才になりますが、昨年末別れてしまい、現在は彼氏もおりません。 過去付き合う方には一目惚れして付き合うのではなく、また、外見が好みで付き合ったことはありません。 どうかこの辛い状況を打破するにはどうしたら良いかアドバイスいただけないでしょうか? よろしくお願いいたします。 | |
カウンセラー | 嶽 きよみ |
もなさん はじめまして。 今回担当させていただきます、嶽きよみと申します。 惚れやすく、妄想癖が酷くとてもお辛いということですね。 ーーー ご相談を読ませていただき、まず最初に、もなさんは、とても純粋で素直な方なのだろうなぁと感じました。 誰かを好きになれるというのは、それがどんな相手であったとしてもとても素敵なことです。 ただ、それがどんどん大きくなり、仕事も手に付かなくなったり、眠れなくなったりするのは、とても苦しいですよね。 > 毎回相手のことを知らずに勝手に妄想をして好きな感情が膨らみ、勝手に1人で傷つく自分が嫌で嫌で嫌で脳を取り替えたいです。 感情的には、それが実際に付き合っている相手でも、妄想の相手でも、同じような働きがあると思います。 もなさんは、妄想の感情で苦しむご自分をとても嫌っていらっしゃるようですね。 ただ、 > 気にしないでいようとすればするほど気になってしまい、 もなさん自身が書いてくださっているように、生まれてきた感情は、それを抑えよう、見ないようにしよう、とすればするほどフォーカスされて、大きく膨らんでしまうものだったりします。 例えば、 私たちは、禁止されるとそれが余計に気になってしまう、ということが少なくありません。 なので、まずは、惚れっぽい自分、好きになってしまった感情を責めずに、もなさん自身が受け入れてみてほしいなと思うんですね。 それは、自分を嫌う、自分を責める、というのは、そこから逃げられない、という意味で最も苦しい事だからです。 そのうえで、本日は3つのアドバイスを書かせていただきますので、何か参考になればと思います。 ーーー まず1つ目。 もなさんが苦しい思いをされているのは、惚れっぽいから、というよりは、むしろその後、自分だけの世界でストーリーを作り続けてしまうことではないかと思いました。 もなさんは、 > 今は突然声優に一目惚れしてしまい、毎日失恋しているかのように辛いです。 ということですが、 それなのに、失恋しているかのような気持ちになってしまうのはどうしてだと思いますか? そのあたりは、もっと詳しくお聞きしないとお話しがずれてしまうかもしれませんが、 妄想すること自体を否定せずに、もなさんが幸せな感情を感じるためだけに使う、ということです。 ーーー 2つ目は、なぜ もなさんは、そんなに惚れっぽいか、ということについて少し考えてみましょう。 もなさんは、あまり知らない人やキャラクターを好きになってしまった時、どんな感情を感じていましたか? 最初に書いたように、誰かを好きになるということはけっして悪いことではありません。 ですが、私たちの心の働きから考えると、 ちょっとややこしいですよね。 もしそういうことがもなさんにも起こっているとしたら、もなさんは、現実の世界でもっと感じたい感情を感じるために、よく知らない人であったとしても、一瞬すれ違った相手であっても、強く好きになってしまうのかもしれません。 この場合は、まずはもなさんが感じたいと思っている感情を探り、現実の世界でその感情を感じられるような行動を何か起こしてみる。 そうすることで、もなさんの中での妄想の比重が少し軽くなり、バランスがとりやすくなるのではないかと思います。 ーーー 3つ目は、なぜ、「妄想癖」とご自分でおっしゃるくらい深く妄想の世界に入ってしまうのか、ということを考えてみましょう。 最初に書いたように、妄想というのは自分が作る世界なので、ある意味自分の思い通りに物語を作ることが出来る、ということになります。 でも、現実の世界ではなかなかそういうわけにはいかないです。 もちろん頭では 皆そんなことはわかっているのですが、心の深い部分、無意識の部分では、実際に傷つくことをとても怖がっているとき、私たちは、自分でも知らず知らずそれを避けてしまったりします。 もし、もなさんの心の深い部分が、傷つくのを怖れていたり、逆に幸せや情熱を怖れていたりしたとしたら、無意識が、それを避けるような行動を起こさせている(つまり現実ではなく、妄想に気がいくように)可能性もあるかもしれません。 その場合は、もなさんの心の深い部分にどんな怖れがあるのか、何を避けようとしているのか、をみていく事で 今の苦しさから抜けださるのではないかと思います。 もしかしたらその辺りは もなさんの過去の恋愛や経験に向き合うことで、大きなヒントが見つかるかもしれません。 ーー もし回答がずれていたり、一人で向き合うのが難しい場合は、初回無料のお電話ででも詳しくお聞かせくださいね。 |