困りごとがたくさんあるのがふつうです

子どもって、かわいいし、大事だし、いっつも一緒だし、かけがえのないものなんだけど、そんな子どもを育てている時というのは、楽しいことばかりではありませんよね。

今日は、そんな大変な困りごとだらけの子育て、どんなふうに乗り越えていけばいいのか、書いてみたいと思います。おつきあいくださいね。

 

■思い通りにいかないことだらけ

赤ちゃんて、こんなにちっちゃいのに、大人の私が、なぜにこんなに振りまわされているの?!と感じたことないでしょうか。

生まれたばかりの赤ちゃんのペースがわかるまで、世界中のママたちは、大変ご苦労されたことと思います。

この地球に生まれて、まだ少ししか経っていない赤ちゃんも、戸惑っているんですから、しょうがないんですけれどね。

子どもを持つ前は、赤ちゃんはいつも寝ているイメージでしたが、産んでみたら、赤ちゃんが全然寝なくて驚いたものでした。(下の息子は、夜はよく寝る子でしたが、代わりに昼寝しないとか・・)

「寝るかと思ったけど、寝ない!」

これが、子育てスタート時の思い通りにいかないことでした。

 

■もう少し大きくなってきた頃

少し大きくなってくると、また思い通りにいかないことが出てきます。

「食べると思ったけど、食べない!」
「できると思ったけど、できない!」

親が想定しているのと違うことが、じゃんじゃん出てきます。
親としては、困りますよね。心配にもなります。

子どもが小さい頃は、安全に育てるためのあれこれが、心配のタネになりますよね。
例えば、好き嫌いなく食べさせなくちゃとか、ちゃんと睡眠を取らせなくちゃとか、危ないことさせないようにしなくちゃ、などなど。
気が休まらない時期ともいえるかもしれませんね。

そして、だんだんと大きくなってくると、勉強に関することや、ふるまいや、言葉使い、交友関係・・など、子どもの自我が出てくることで、その子にしかない個性的な要素が見えてきます。

すると、よく出来ているところは良いとしても、苦手なところについては、ちゃんと教育しないと!うまくできるように導かねば!でも、どうやって?!なんて思ったりして、親としては、尽きない困りごとに、頭を抱えることも少なくありません。

大きくなればなるほど、親は、口も手も、子どもに出しにくくなりますから、余計に親の悩みは大きくなりますよね。

 

■困っている時は、ひとりで考えている時

私たちが、困っている時は、どうにもこうにも答えがわからない時であり、ひとりで考え込んでいる時ではないでしょうか。

子育ての悩みについては、きっとみなさん、ネットで検索して、膨大な情報の中から、我が子にぴったり合う答えを探し出そうとされると思います。
簡単にみつかるものもあるかもしれませんが、逆に、我が子に合うものがちっともみつからないこともまた、あると思います。

そうなると、八方塞がりのような気持ちになることでしょう。
誰かに相談しにくいこともあるかもしれませんよね。すると、余計にひとりで抱えてしまいやすくなります。

 

■プロに相談してみよう

子どもが生まれてから、これまでに、プロにお世話になってない子はいないでしょう。
生まれる時には、お医者さまや、助産師さんや、看護師さんにお世話になったでしょうし、保育園や幼稚園、学校には、先生たちがいますよね。

学校の中にも、保健師さんや、スクールカウンセラーさんや、養護教諭の先生などもいらっしゃいます。

彼らは、その道のプロです。
少なくとも、子どものことで、私たちが頭を捻っても、さっぱりわからないことを知ってたり、経験されたりしているでしょう。
親の目線とはちがう目で、私たちの大切な子どもたちを見てくれている方に、子どもの困りごとを相談されてみるのはいかがでしょう。

私自身も、スクールカウンセラーさんに、子どものことを相談し、聞いていただいたり、学校での様子を聞けたりして、親である自分が、ものすごく楽になった経験があります。

子どものことで頼る先が1つ増えたということが、大きかったと感じています。

ひとりで踏ん張っているより、誰かに頼り、支えてもらう先が増えれば、安心ですよね。
困りごと心配ごとは、尽きないけれど、身近にいる人たちに支えてもらいながら、子どもと歩いて行けたらいいんじゃないかなと思います。

子育ては、ひとりでするものではなく、たくさんの頼り先と一緒にやっていくものですよ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
お役に立つことがあれば、嬉しいです。

来週金曜日は、いしだちさカウンセラーがお送りします。
どうぞお楽しみに。

[子育て応援]赤ちゃんの頃から、思春期の子、そしてそんな子どもたちに関わる親とのお話を6名の個性豊かな女性カウンセラーが、毎週金曜日にお届けしています。
この記事を書いたカウンセラー

About Author

「自分らしく自分の人生を生きることに、もっとこだわってもいい。好きなことをもっとたくさんして、もっと幸せになっていい。」 そんな想いから恋愛・夫婦関係などのパートナーシッップを始め、職場、ママ友などの人間関係、子育てに関する問題など、経験に基づいたカウンセリングを提供している。