相談者名 | 春雨 |
こんにちは。 現在2ヶ月間ほど体調不良から仕事を休んでいます。 会社は悪い会社ではありません。 ただ全体的な空気がすごく悪く、若手が辞めていく環境です。 転職活動をしてみましたがうまく行かないし、働きたくない気持ちも募ります。 1年も働いていないので国からの補助もでないため働かなければお金もなくなり生活できなくなるし、今年の夏ごろに結婚を控えていることもあり無職の自分が嫁に行くことに相手家族に申し訳なさも感じ辞める決断をできません。 父親には会社を辞めるかも知れないことを母を交えて伝えてもらったら、「こんなダメ娘をよこしやがったって相手の家族に言われんか」的なことを言われました。 今までも親に褒められたことはほとんどありません。 今思えば私は小学生の頃から生きるのがずっと辛いです。 やりたいことも続かず、今は本当に無になってしまいました。 会社にも申し訳ないと思います。 拙い文章で申し訳ありませんが何かアドバイスをいただけると幸いです。 | |
カウンセラー | 桑野量 |
むらさきさん はじめして、 文章を読んでいてむらさきさんの孤独感や寂しさが伝わって来ました。 会社のこと、結婚のこと、家族との関係、 その状態では「どうしたいか?」と分からなくなってしまうのも、当たり前です。 ずっと頑張ってきたのですから、これからは自分に優しくしてあげてくださいね。 決断することは、精神的にも、体力的にも、すごいエネルギーを必要とします。 決断するエネルギーが残っていないほど、心も体も疲れてしまっているのです。 むらさきさんに必要なのは、十分な休息です。 これはよくあることなんですよね。 小さい頃からずっと頑張ってこられた人は休むことが苦手になってしまいます。 ゆっくりと休んでと言われても、その状態で落ち受けないというか、何をしていいか分からなくなってしまいます。 おすすめとしては、お家や暮らしている街を離れてひとりになる時間を作れるといいですね。 家の中にいてベッドで休んでいたとしても、ついついあれこれと考えてしまいます。 目に触れる情報が参考書や勉強机ですからね。 いつもの環境から物理的に距離をとることは役に立ちます。 部屋の空気を入れ替えるように、心も頭も新しい空気が入ってきます。 * * * まずは心を十分に休めること。 将来を決めるのは、それからで大丈夫です。 心理学では「投影」と言うのですが、現在心の中にある寂しさを未来の自分にも同じように重ねてしまいます。 パートナーにはむさらきさんが抱えている寂しさや不安を話すことが出来ていますか? 「相手の両親がどう思っているか?不安になること」や「自分の親に言われて傷付いてしまったこと」など、ひとりで抱えずに話してみてください。 「結婚するのに、幸せな未来に希望を持てない」 子供の頃に家族との間に距離があると、大人になって無意識にパートナーに遠慮することがあります。 「親密感の恐れ」といって身近な人にほど、自分の気持ちを話すことに抵抗を感じることがあります。 * * * もう一つやって欲しいことがあります。 孤独感の裏側にあるのは、誰にも見てもらえなかったという気持ちです。 例えば、小学生の頃に頑張っても褒めてもらえなかったことがあるかもしれません。 心は時間の概念を飛び越えることが出来ます。 埋められなかった孤独感を癒していくことができます。 歯を磨くように毎日の習慣として、短い言葉でいいので、時には子供の自分に向けて、時には大人の自分に向けて、頑張ったこと、悔しかったこと、その時の自分に寄り添う気持ちを言葉にして書いてみてください。 * * * 十分に休むこと。 それらをやっていくことで、むらさきさんがこれからやりたいことも見えてくると思います。 長文になってしまいましたが、最後までお読みくださってありがとうございます。 |