カウンセリングサービス、山田耕治です。
いつもビジネス心理学を読んでいただきありがとうございます。
4月、新年度始まりました。
やるぞ!って力入っている人、なんだかなあって、力入ってない人、いろいろだと思います。
どのようなみなさんがいようとも、ノープロブレム、これからですからね。
今日は、この年度の早いタイミングだからこそ、仕事に粘り強く向き合うための提案をしておきたいと思った次第です。
それが、山田が自身で、進めている仕事帰りに◯◯シリーズです。
キーワードは「遮断」です。
仕事と粘り強く向き合うためにこそ、仕事との遮断が必要なのでは、という提案です。
すでにシリーズの第一段、第二段として、カウンセリングサービスの別のブログ、恋と仕事の心理学「仕事の心理学」にて、
昨年10月17日、「仕事帰りにチャイティラテ 〜選択を変えてみる〜」、
今年3月6日、「仕事帰りにモリコーネ 〜思いに寄り添う〜」、
ということで、自身の行動の報告として、提案させていただきました。
遮断とは、さえぎり止めること、さえぎって何も通過させないこと。
私たちは、そのような遮断とは逆に、どうして、仕事にくっついてしまう、執着、癒着してしまうところがあるように思うのです。
成果が出れば出たで、もっともっと、と仕事とくっついてしまいます。
成果がでなければなおさら、まだまだ、と仕事とくっついてしまいます。
もっともっと、まだまだ、そんなあなた、いますよね。
仕事と一体化し、自身が仕事の中に埋もれてしまう。
それは自分の心がいつの間にかなくなってしまっている状態だと思います。
心がないわけですから、ただやるだけになり、それでは当然に質や効率も落ちてしまいます。
また、そこには、少しずつ解放されない余計なエネルギーが溜まり込んでしまうように思います。
そのうち溢れ盛り上がってきたエネルギーが自分や誰かに攻撃的な爆発となるように思います。
そのような状況にならないように、どうしても癒着や執着してしまう自身の心を仕事から離して、同化させないこと、くっつきを無理矢理でも離すことが必要なんだと思うのです。
それが遮断です。
なくなった心を取り戻す、取り組みが必要なんだと思います。
仕事の成果が出ているか、どうかにかかわらず、あえて、今の仕事に関わる流れをしっかり遮って、仕事の連絡、動き、作用が及ばない世界や時間を作る。
シリーズ化と銘打ったのも、遮断を日々の仕事中に楽しく取り入れてもらえたらなあと思ったからです。
第一段は、仕事帰りのスタバでした。
いつも飲んでいるブラックコーヒーからチャイティラテへ選択を変えて、仕事を一時的に遮断しました。
第二段は、仕事帰りに、19時から渋谷のBunkamuraで映画を観ました。
映画館という、まさに「遮断」にふさわしい取り組みにより、完全に仕事を遮断しました。
実は、もう、随分昔になりましたが、社会人になってから、ずっと、そのような会社との遮断をできなかった自分がいます。
学生時代、あんなに映画や演劇を楽しみに行っていた自分が、社会人になって、たった2〜3時間をつくることができなかったのです。
怖かったんだなぁと思います。
当時の私は、そのまま、知らず知らずのうちに、そのまま夜の街に浸り込んでいきました。
もったいない時間を過ごしたなあ!
もったいないお金を使っちゃったなあ!
体を壊しちゃったなあ!
逆にきっぱりと遮断する時間をつくっていれば、状況も違っていただろうなあと、そんな後悔もあります。
だからこそ、浸り込みや逃避ではなく、遮断というきっぱりとした選択、生き生きとした心を取り戻す選択を、みなさんに提案したいのです。
浸り込みや逃避かどうかという見極めは、気分がいいか、清々しいか、だと私は思います。
遮断による清々しさは、不思議と次なる集中力や新たなやる気を自然と生みだしてくれるように思います。
そして、そのような積み重ねが継続した粘り強さに繋がるように思います。
今回、シリーズ化して取り組んでみて、改めて、そのことを実感した次第です。
またそのような遮断による取り組みにはもれなくギフトがついてきます。
ブログにも書きましたが、リラックス感や自分にとっての新たな世界の発見、そして、とても大切な気付きも得ることができました。
遮断により、心を取り戻しているので、余裕を持って、心が反応できるのです。ゆえに、新たな大きなギフトを受け取ることもできるように思います。
ということで、それぞれに、遮断を意識し、シリーズ化して、日々のなかに、組み込んでもらえたらなあと思います。
さすがに、19時の映画はしっかり狙っていないと行くことはかなわなかったと思います。そのための新たなアンテナもたつというものです。
さあ、みなさんも仕事帰りに◯◯◯◯!
今週は、何曜日の仕事帰りに、どんな「遮断」を狙いますか?
仕事に対する粘り強さは、「遮断」こそがポイント!
今日も最後までビジネス心理学、読んでいただき、ありがとうございました。