「何だか最近仕事がつまらない、やる気がでない
だからといって、転職したいほど、不満があるわけでもないし
他にやりたいことがあるわけではないし、なんだかな・・・」
仕事に慣れてきてマンネリ化してくると、こんな風に感じることがあります。
今回は、こんなもやもやした状況を変えるヒントを2つご紹介します。
◆仕事について、自分で目標設定してみる
一つめは、あなた自身で仕事に関しての決め事をつくる、目標設定をする、ということです。
例えば、
自分基準で精度をあげる
自分なりの納期を決める
ノルマをつくるなど
自分で目標を決めて、やってみるということです。
ここでの目標設定のポイントは、普段よりもほんの少しチャレンジになるものにするということです。
おそらく、わざわざ自分で決めなくても、職場で与えられている目標やノルマがあると思います。
でも、仕事となると「できて当たり前」になるので、その目標を達成したからといって、認められるわけでも、感謝されるわけでもありません。
また、人から決められたものはストレスに感じることも多く、達成してもほっとするだけで、満足感や充実感が感じられないことが多いのです。
でも、達成感や充実感がないままだと、いつの間にか疲弊してしまいます。
だからこそ、自分なりに達成感や充実感を感じることが大切なのです。
そのための方法の1つが自分自身の目標設定です。
もちろん、目標を決めるのはものすごく面倒に感じると思います。
でも、何を目標にしようか考えるプロセスで、自分がどんなことに充実感や満足感を感じるかもわかってくるので、より充実感や満足感を感じやすくなり、さらに、自分がどんな仕事やどんな働き方をしていきたいのか、も見えてきます。
◆仕事以外の楽しみを見つける
もう一つは、仕事以外の楽しみや趣味を見つける、ということです。
仕事がつまらない、という方のお話をお聞きすると、特に好きなことや趣味もない、ということをよくお聞きします。
仕事以外の楽しみや趣味をもつということは、仕事を離れることでリフレッシュする、リセットするという目的もありますが、それを探すプロセスにも実は意味があると言われています。
それは、あなたの能動性を取り戻すということです。
実は、先に挙げた自分で決めるということにも共通しているのですが、やらないといけないことに追われ、目標、ノルマを課せられた状態だと、私たちは、それをこなすのに必死になり、いつの間にか受け身になってしまいます。
「何か自分でやってみよう」とか「自分なりの楽しみをみつけよう」という能動性や主体性が失われてしまうのです。
そうなると、余裕ができたからといって、またすぐに能動性や主体性が復活する、というわけにはいきません。
少しずつ動いてみたり、自分で「楽しもう」と決めるというような、取り戻すためのリハビリが必要になることも多いのです。
とはいっても、最初は何をするにも、ものすごく面倒に感じると思います。
でも、少しずつ動いてみたり、自分で「楽しもう」と決めることで、能動性や主体性がよみがえってきます。
そうすると、もし、つまらないのだったら、「この状況を変えるために、どうしよう?」と考えることにもつながります。
もちろん、もしあなたが疲れ果てているのなら、まずは心身を休めることが大切です。
でも、何となくつまらない、マンネリだなと感じるなら、あなたの中にある能動性や主体性を少しずつよみがえらせていきませんか?