相談者名 | べべ |
1人ではどうすればいいのかわからないのでぜひアドバイスをいただきたいです。 結婚7年目の子なし夫婦です。 私たちは付き合って1年ほどで結婚したので、結婚1,2年目はまだ2人でいたいというのと、共働きのため、平日はセックスするのはしんどいという私の意見を夫は聞いてくれて、仲良く過ごしていました。 結婚して5年目くらいから、私が30代半ばになるということもあり、子どもについて考えるようになりました。 そんな中、徐々に夫が私を避けるようになっていきました。 そしてつい最近、夫から別居したいと言われました。 私は、子どもは欲しいと思っていたけど、子どもが欲しくてあなたと結婚したわけではない。別にあなたに幸せにしてもらおうと思って結婚したわけではないので、そこまで罪悪感は感じる必要はない。とは伝えましたが、そんなふうに別居したいとなる前に話して欲しかったと腹立たしい思いも伝えてしまいました…。 そこから1週間経ちましたが、お互いの思いを話したので、ギスギスは多少直りましたが、夫は優しくしないで欲しい。ごはんも作らなくていい。自分のために何かしなくていいと言っていたので、ごはんも別々で家庭内別居といった感じで過ごしています。 夫は人の目を気にするタイプで、自己肯定感も低いと思います。 今からでもやり直したいのですが、私はどのように過ごしていったらいいのでしょうか? | |
カウンセラー | すのせさちこ |
べべさん、初めまして。 旦那さんの様子がおかしいと感じていたとはいえ、別居を切り出されたのは、大変ショックだったと思います。 相談内容を拝見して思ったのは、結婚当初のセックスの決め事も影響しているように感じました。 「結婚1,2年目はまだ2人でいたい」というのは2人の共通意見だったと思いますが、「共働きのため、平日はセックスするのはしんどい」というのはべべさんの意見で、それを旦那さんが了承したということなので、ひょっとしたら旦那さんにとってはべべさんを思って承諾はしたけれども、「平日はセックスするのがしんどい」と言われたこともショックだったかもしれないと思いました。 付き合って1年ほどで結婚し、新婚で20代であれば、旦那さんは子作りとしてのセックスだけでなく、愛し合う形としてセックスを通したコミュニケーションやつながりを、べべさんともっと持ちたかったのかもしれません。 べべさんを大事に思うからこそ平日にセックスをしないことを承諾したけれども、旦那さんにとっては葛藤しながら我慢されてきた部分もあったのかもしれませんね。 それが少しずつセックスレスにつながり、いざ子供が欲しいと思ったタイミングでうまくいかないこともあれば、旦那さんは相当自信をなくされていると思います。 男性にとってセックスがうまくできないというのは、べべさんがそのことを責めなかったとしても、女性が思っている以上に本人の中でかなり自信をなくすことのようなんです。 「男性として役に立たない」と自分に自信がなくなっただけでなく、べべさんを愛するがゆえに「子供を望む愛する人に子供も作れない」という罪悪感も強く持ってしまったのでしょうね。 旦那さんが人の目を気にするタイプで、自己肯定感も低ければ、なおさらのことだと思います。 旦那さんとしては、べべさんと関わるだけで それとべべさんは旦那さんに自分の気持ちや意見を必要に応じて言えるかもしれませんが、旦那さんはべべさんの気持ちを尊重して自分の気持ちや意見を飲み込む癖があるかもしれないと思いました。 もしそうであれば、べべさんとしては「正直な気持ちを言ってくれればいいのに」と思うかもしれませんが、旦那さんの正直な意見がべべさんと違えば、べべさんの意見を尊重して、自分の意見は伝えないという選択をしてきたかもしれませんね。 その結果、気持ちのすれ違いや溝が旦那さんの中で大きくなり、思いつめて「別居した方がお互いのためではないか」と考えるようになった可能性もあると思います。 一方、「離婚」ではなく「別居」を望んでいることに、「あなたとお別れはしたくないけど、『今は』距離を置きたい」という気持ちが旦那さんにあるように感じます。 なので、「優しくしないで欲しい。ごはんも作らなくていい。自分のために何かしなくていい。」という旦那さんの言う通りにご飯も別々の家庭内別居のような形で、「その手の話題に触れずに過ごす」という選択で今は良いと思います。 やり直すには、旦那さんともっと話し合い、コミュニケーションをとる必要はあるので、様子を見ながらべべさんの方から外食や外出に誘い、家の中でなく外で話す機会を作ってみてはいかがでしょうか。 お酒を交わしながら、あるいはいつもと違ったシチュエーションや場所で話すことで、旦那さんが話しやすくなるかもしれません。 そのときにまず旦那さんの気持ちや考えを聞くことから始め、聞き終わってからべべさんの気持ちを伝えてみてくださいね。 また旦那さんは「僕では君を幸せにできない」「僕は役に立たない」と思っているので、「あなたが必要」「あなたといて幸せ」という言葉や、旦那さんが自分では見えなくなっている自分の価値や魅力を少しずつ言葉で伝えていけるといいかなと思います。 最初のうちは、旦那さんの価値や魅力を伝えても素直に受け取らないばかりか、彼の罪悪感を刺激するかもしれませんが、それでも気長に根気強く伝え続けてください。 べべさんが旦那さんの価値や魅力を見て、それを言葉で伝えることが大事です。 べべさんが旦那さんの罪悪感を和らげるつもりで伝えた「別ににあなたに幸せにしてもらおうと思って結婚したわけではない」という言葉も、旦那さんは「僕では君を幸せにできないんだ」と受け取っている可能性もあるので、「これまでもそうだけど、あなただから私は幸せなの。だからあなたとやり直したいの。」とべべさんの真意を伝えてみてくださいね。 旦那さんとしては意を決して別居を伝えたので、頑なな部分はあるかもしれませんが、それにひるまず「私はあなたとやり直したい」という姿勢を貫くことが「あなたが必要」というメッセージにもなると思います。 タイミングと様子を見ながら、話し合いを重ねることで、お互いを本当の意味で理解し、絆を深めるチャンスです。 べべさんの心が折れそうな時には、カウンセリングなども利用してべべさんの心を回復させてくださいね。 べべさんと旦那さんが、一緒にここを乗り越え、幸せな日々が送れることを祈っています。 ご相談、ありがとうございました。 |