応援すること、応援されること

10月の終わりに、カウンセリングサービスで行われている、K-1グランプリに、講演者の1人として出させていただきました。

K-1グランプリとは、講演者№1を決める講演会イベントです。

予選を勝ち抜いた、カウンセリングサービスのプロカウンセラーたちが、お客様の前で講演を行い、イベント内でのお客さまの投票により、グランプリを決めていただく、というものです。

私も当日、お客様と一緒に、全ての講演をオンタイムで聞いていました。
ZOOM(オンライン)で行われるので、聞いてくださっているお客様の中にも、カメラをONにして聞いてくださっている方々もいました。

カメラをONにして、お顔を見せてくださる方がいるって、講演者としては本当に嬉しくありがたいんです。
ただそれだけで、とても力強く応援されているのが伝わります。

笑ってくれたり、泣いてくれたり、うなずいてくれたり、ひとつひとつの反応に愛を感じます。

そして、1つの講演が終わるたびに、その講演者、講演内容に向けて、ZOOMのチャットシステムを使い、メッセージが送られます。
とても温かい、心に沁みるメッセージが山のように流れてくるのです。
どれほど聞いてくださっている方が真剣に耳を傾けてくださっているのか、思い知らされます。

他にも、個人的に、講演前日や当日に、
「頑張ってね!」
「応援しています!」
なんていう、メッセージを頂いたり。

講演が終わってから、
「おつかれさま。」
と、労いの言葉をかけて頂いたり。

私の、今回のK-1グランプリ講演のタイトルは、「愛に気づく」だったのです。

応援してくださった、おひとりおひとりの、応援という形での温かい愛に、私自身が一番気づかされました。

そうは言っても、「K-1グランプリ」というタイトルが付いている通り、グランプリを選ぶ大会です。順位が付きます。

講演者は皆、カウンセリングサービスのプロカウンセラーです。
彼らは皆、私の仲間です。私自身、彼らの講演を聞くのが楽しみでもありました。
全ての講演が、素晴らしく、胸に響くものがありました。
きっとそれぞれが、試行錯誤を繰り返し、当日に挑んだのだと思います。

当日聞いてくださったお客様も、これだけの講演が揃うと、なかなか甲乙つけがたかったのではないかと思うのです。
そんな中、投票してくださった真剣さや熱い想いは、とても崇高だと感じました。

K-1グランプリに出場することで、勝ち負けの競争ではなく、このような、心あたたまる気持ち、応援してくれる人たちの熱い想い、いろんな形で関わり繋がってくれている人たちがいるということの尊さ、をこれほどじんわりと重みあるモノとして感じることができるとは、本当にありがたい経験をさせていただいたと感じました。

応援するって、心の中では、「頑張って!」なんて思っていても、時として、恥ずかしさや自分なんて、という思いから、「別に私なんかが応援しなくても」とか、「私の応援なんて別に大した力にもならないだろうし、必要ないよね」なんて、表現することを、引っ込んでしまったりする時、ありませんか。

私は、今まで、そんな風に思うこと、あったんですよね。

でも、応援される側の立場に立つと、ひとりひとりの、その想いが、とても熱く胸に響くんですよね。

応援の形って、色々あります。

声に出して、しっかり相手に聞こえるように、エールを送る方法。
テキストメッセージに想いを乗せ、送信する方法。
遠くから、心の中でひっそり見守る方法。
ただただ相手を想いながら祈りを捧げる方法。

どれが正解で、どれが間違っている、なんてこともありません。

応援している時、意識は相手の頑張りに向いています。
相手に対して、全力の愛を贈っている瞬間ですよね。
それは、相手を「愛する」こと。

そして応援された側も、送られるエールをしっかり受け止め、自分のエネルギーに変える。
全力で贈られた愛を受け取る。
これも実は、「愛する」ことだったりします。

いろんな形で、愛って表現されるのですね。

私も、これからも、もっともっとたくさん「応援」という形での愛を贈っていきたいと思いました。

あなたの幸せを、応援させてくださいね。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

こじれたパートナーシップという自身の経験から、恋愛、夫婦関係、浮気、不倫、離婚、パートナーシップの問題を得意とする。「自分を愛する」ことで本来持っている才能魅力を開花させる。「話すと元気になれる!」「そういうことか!」など、明るく明瞭なカウンセリングスタイルが好評。