相談者名 | リュウグウノツカイ |
はじめまして 産後、事務職として複数にわたり10年ほど働いてきました。 前々職で疲弊した経験から、コンプライアンスやハラスメント対策がなされていること、私の受験勉強と子どもも受験生なので残業のあまり無い、公務系事務を希望です。 家事タスクやレポート課題だけでは負荷が少なく、在宅時間は孤独で考えすぎてしまい、このまま無職期間(今7か月)が伸び続けたら、ますます社会から孤立して復職が縁遠くなってしまうと不安に囚われます。 主人も最初は親身に聞いてくれていましたが、最近は同じ話を何度も聞かされてしんどそうです。 世の中にはもっとつらい思いや経験をしている人がいます。 | |
カウンセラー | 嶽きよみ |
リュウグウノツカイさん、はじめまして リュウグウノツカイさんのご相談内容を読ませていただいて、まず私が感じたのは、とても頑張っていらっしゃる姿勢が素晴らしいということです。 ただ、リュウグウノツカイさんは、とても頑張っている一方で、ご自分に対してとても厳しい評価をしているのではないか、ということも感じました。 >気分転換に外出しても、「働いてもいないのに遊んでていいの?」と罪悪感にかられあまり楽しめません。 >これまでは働いて収入を得て、家事や子育てもこなしていることに価値を見出していたので、勉強していても就労所得を得ていない自分が許せないのです。誰かに指摘されたわけでもないのですが、自分を不甲斐ないと感じ、 >世の中にはもっとつらい思いや経験をしている人がいます。 と書いていらっしゃるように、自己評価がとても厳しい傾向をお持ちのように思いました。 自分で自分を責めるというのは、24時間 どこにも逃げ場がない状態ですので、それは本当にしんどいことです。 リュウグウノツカイさんは、ご自分を不甲斐ないと書いていらっしゃいますが、産後もお仕事を続け、さらにスキルアップのために転職されるなんて、とても向上心があり、とても前向きに努力をされています。 >心身疲弊していましたが受診はせず、自宅療養後、期限付雇用で今年の3月末までリハビリがてら公務事務をしました。4月から福祉系資格取得のため通信教育を受講し、 そんな中、転職した会社でとても辛い思いをされ、ご家庭のことも重なってどれだけきつかっただろうと思います。 それでも前に進もうとしていらっしゃる様子に、読んでいてとても苦しくなりました。 今はまだリュウグウノツカイさんの理想の状態ではないかもしれませんが、本当に、精一杯やっていらっしゃると思います。 私たちは、自分への評価はとても厳しく、ハードルを高く設定しがちだったりしますが、 まずは、これまでの頑張りをリュウグウノツカイさんご自身が、しっかり認めて、褒めてあげてほしいなと思います。 >主人は、焦っても案件がなければ仕方がないと言ってくれています。 ご主人かそうおっしゃるのも、おそらくリュウグウノツカイさんの頑張りを間近で見てよくわかってくださっているからなのではないでしょうか。 >気分転換に外出しても、「働いてもいないのに遊んでていいの?」と罪悪感にかられあまり楽しめません。 元々ポジティブな人ほど 休むことが難しく、何かをしていないと自分をだめだと思ってしまいがちですが、できれば、ご主人の言葉を感謝して受け取り、少しペースを落として休息することも「仕事のうち」と考えてみられてはどうでしょうか。 言葉で言うよりなかなか難しいことかもしれませんが、遊びや気分転換は、心のエネルギーを得る時間でもありますので、ご自分へのやさしさも大切にしてくださいね。 >民間企業や異業種も探せば良いのですが、悪夢のような経験が思い出され不安症状が出て、気が進みません。 そうですよね、気が進まなくて当然だと思います。 体の怪我なら休んだりいたわったりすることはしやすいですが、心の怪我はどうしてもスルーしてしまいがちです。 心の痛みを癒していく方法としては、こうして辛さを文章で発してくださることもその一つですし、誰かに話すことも多いに役立ちます。 >主人も最初は親身に聞いてくれていましたが、最近は同じ話を何度も聞かされてしんどそうです。 そうして親身に話を聞いてくださるということは、ご主人はリュウグウノツカイさんを本当に大切に思っていらっしゃるのではないでしょうか。 ただ、それよりもリュウグウノツカイさん自身が、同じ話を何度も話すことを申し訳ないような気持ちでいらっしゃるのではないでしょうか? もしそうだとしたら、いつも話を聞いてくれることに感謝の気持ちを伝え、同じ話をするときは、時間を決めてその間は甘えさせてもらう、という感じで話を聞いてもらう等、お互いがその時間を楽にする方法を見つけてみるといいかもしれません。 >快活で明るく、強気な発言もしていたあの頃(スキルアップ転職前)の自分に戻らないとと焦る気持ちもあり、 きっと、リュウグウノツカイさんは、そういうご自分が好きというか、それが自分だ、というイメージをお持ちなのではないでしょうか。 もちろんそれもリュウグウノツカイさんの一面です。 でも、不安になったり、自信がなかったりする弱い自分、それもまた自分の一面でもあります。 それは、こんな自分は自分らしくない!という面かもしれませんが、それでも勇気を持って受け入れる強さを持つことで、本来の快活で明るいリュウグウノツカイさんの輝きが増すことも確かです。 そして、自分の弱さを受け入れることは、周りの人の強さを引き出す力にもなりますし、将来的に周りの人の弱さを受け入れる器が さらに大きくなることにもつながります。 とにかく 私が本日お伝えしたいことをまとめると、今は少しペースを落として、ご主人の愛情を受け取りつつ、リュウグウノツカイさん自身に優しくすること。 なかなか文章では伝わりにくいところもあるかと思いますので、もしよろしければ無料電話カウンセリングもご利用くださいませ。 本日はご相談ありがとうございました。 |