嫌味を言われる、からかわれる等の否定的なことを言われると気分は良くないですよね?
そんなことを言われると人によったらカチンときてしまい顔に出る、嫌味を言い返す、切れてしまう、表面的には出ないものの内心マグマのように煮えたぎる等のことも・・・・。
しかし、そんな局面に笑ってやり過ごす、笑って流せる人もいます。
実は、このタイプの人達にある共通点があるのです!しかも2つ。そのことをご紹介します。
笑って許すとは
嫌なことを言われてカチン!とくることがあった時、不快なことがあっても今よりも笑って許せることが増えると人生が今より楽な感じがすると思いませんか?楽しめる感じがしませんか?そうできるようになるにはどうすればいいのか?そんなことをテーマとした4回講座になります。
例えば、あなたが仕事を頼まれたとします。
「この仕事お願いできない?」と頼まれてあなたは「いいよー」と引き受けるのです。しかし思いのほか頼まれた仕事は難しくなかなか終わらない。残業をしてその仕事を終わらそうと頑張っている最中に仕事を頼んだ相手がやってきてあなたに言うのです。
「えっ!まだ終わってないの?要領悪いねー」と。
あなたは笑って「ごめん、まだできてないんだ」と言いながら、心の中では必殺仕事人のテーマソングが流れ始めるのです。 チャラリーンチャチャチャチャラリーン♪ジャジャーン!とあなたの心の中では必殺仕事人の中村主水ばりに刀でバッサリのシーンが・・・・。
これは顔で笑って心では怒ってますね(笑)
許しとは、気にならなくなるということなんですね。
「ごめん、まだできてないんだ」と言って後は相手の言ったことが気にならずその場だけで流せるということ。
そうできると言われたことを仕事とが終わってからも家に持ち帰ってムカムカせずによく、家に帰ってからムカムカした気持を沈めることにエネルギーを割くのではなく、違うことにエネルギーを割けるので有益そうですね。
自分の可能性を自分で閉ざさないこと
そんな笑って許せる人になるには、まずは『そうなってみよう』『そうなりたい』『そうなろう』など思ってみること、心に決めてみることを私はお薦めしています。
『そんな寛大には思えないな。私には無理だな』と思ってしまうと、そうなるのは無理と自分で決めてしまうことになりますよね?
『そんな寛大には思えないな。私には無理だな』というのは誇張した言い方をすると、『今後も頑固な私は一切感じ方を変えることはないだろうし、捉え方が変わるような成長する余地は私にはないだろう。笑って許すなんてそんな偉大な心の持ち主にはなれません。だから私はこのままでいます』と決めているようなものかもしれません。
そう決めてしまうと心はそこから動かなくなります。
つまり自分で自分の成長の可能性を閉ざしてしまうことになってしまいます。
まずは、自分は変化できるし成長できることを信頼して『そうなってみよう』『そうなりたい』『そうなろう』など思ってみるんですね。ここからスタートをお薦めしています。
2つの特徴
先ほどのようなシーンで顔で笑って心では相手を惨殺しているような人もいれば、「ごめん、まだできてないわー」と相手の言ったことを笑って許せる人もいる。人それぞれ反応が違います。
同じシチュエーションなのになぜこんなにも感じ方が違うのでしょう?
笑って許せるタイプの方とお話をしていると2つの特徴が見えてきます。
それは・・・
・ 自己肯定感が高い
・ 自分の不完全さを許している
なのです!
この説明はまた次週に。