ピンクやピラピラレースと仲直りすると楽になるかも
何かと勝負してしまうことが多い、戦う女性たち。
強くあろうと精神的にも鍛えますよね。
少々のことではへこたれない強さを身につけますし、弱々しさは敵とばかりに頑張りなす。
そうすると、ただのイメージの問題なのですが、ピンク色ってあまり強そうではないですよね?
ピラピラレースも、あまり強そうなイメージはもたない。
強そうな色と言えば、黒やゴールドやシルバーってイメージをもっている人が多かったりする。
ピラピラレースの戦闘服よりも、ガッチガッチに硬い鎧の方が強そうですし、普段着として鎧は身につけられないので、ピシッとしたスーツなんてのが、ピラピラレースよりも強そうな感じがするわけです。
となると、戦う女性として、生きてきたタイプの方にとって、「ピンクかわいい!」と思っても手が出しにくい。
ピラピラレースのワンピースを「かわいい!」と思っても、手が出しにくい。
「私にはピンクが似合わないのよね」とか「レースは機能的じゃないのよね」と、敬遠してしまうことになる。
別に良いのです。
好みの問題ですから、ピンクをかわいいと思わないのであれば、それでいいし、ピラピラしたレースのワンピースを着てみたいと思わないのであれば、それでいい。
でも、ピンクやピラピラを敵視しちゃうのが、戦う女性の困り事だったりします。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎いと同じで、ピンクかわいいけれど、自分のイメージに合わないから手を出せないと、ピンクを抑圧して人生を過ごしてきてしまうと、ピンクを手軽に身につけている女性を見ると、まるで敵のように反応してしまうのです。
その人に、恨みもないし、酷いこともされていないにも関わらずです。
ピラピラのレースも然り。
ピラピラレースのワンピースを着ている女性を見ると、「あんなの着てたら荷物持ちにくいじゃないの!」とか「クリーニングが大変じゃないの!」と文句を言いたくなってしまう。
別に誰が何を着ていようが、自分には何の関わりにもないにも関わらずです。
戦う女性たち、ピンクやピラピラのワンピースを着る必要はありません。
でも、敵視してしまっているのであれば、仲直りくらいはしてもいいかもしれません。。
目立たない小物をピンクにしてみるとか、勝負下着はレースでゴージャスにしてみるとか。
実はピンクが好きでとか、実はレースが大好きなんですという戦う女性たちは、是非とも積極的にピンクとレースにチャレンジしてみてください。
大丈夫です。
別に弱ったりしませんから。
必ずそうというわけではないのですが、女性は子供の頃、いわゆる「かわいい子」たちが、ピンクとレースを独占しちゃっていたりします。
かわいい子たちは、ピンクが似合うし、レースも似合う。
私などは、かわいい子の部類に入れなかったわけですが、そうすると、ピンクやピラピラはかわいいと思うし、憧れもあるけれど、あのかわいい子族ほど似合わない。
となると、「私にピンクは似合わない」「レースは機能的じゃない」と自分に言い聞かせて、敬遠するようになっちゃいました。
そしてかわいい子族としては生きていけないと思ったので、強い女族として生きてきたというわけです。
強くなろうとするので、弱そうなイメージを敬遠し、禁止し、最終的には敵視するまでになっていたのが私です。
ピンクとピラピラに罪はないわけですし、私の場合は、残念ながら似合わないのは、似合わない、
でも、ピンクとピラピラと和解することで、ピンクとピラピラ似合う族の人たちにも敵意を持たなくて良くなります。
私の場合、いくら似合わなくとも、小物にピンクを一つ持っているだけなら大丈夫だし、小物にレースがついているくらいならさほど機能性を重視しなくても良いわけです。
そうやって、ピンクとピラピラと和解した結果、坊主憎けりゃ袈裟まで憎い現象がなくなりました。
自立女性は、弱さを嫌います。
それは、自分に対しても、他者に対してもです。
だから、弱さをイメージしがちな(必ずしもそうとは言い切れません)ピンクやピラピラを嫌うということになってしまい、自分が好きなファッションなどを楽しむことも禁止してしまいます。
小さい子供の頃、「私はピンクが似合わない」と思った悲しく切ない思い出に触れることも多々あるので、その時に自分の弱さに触れたような気がして、ピンクおよびピラピラを拒絶してしまうのかもしれません。
あくまでもピンクは色です、
ピラピラは形状です。
好きなら、どんどん楽しみましょう。
好きでないなら、無理する必要はありませんが、敵視しているなら仲直りしてみるのもありですよ。
(続)
- 戦う女性の困り事(1)〜隙がない編〜
- 戦う女性の困り事(2)〜ピンクとピラピラ編〜
- 戦う女性の困り事(3)〜結婚か自由か編〜
- 戦う女性の困り事(4)〜鎧が脱げない編〜