職場で辛い時は「こんな自分」という感覚が大きいからかも。

職場で辛い時は「こんな自分」という感覚が大きいからかも。

こんにちは、カウンセリングサービスの福野てるすけです。

カウンセリングでもお仕事のご相談を多く承ります。
その中でも最近、多いのが
「職場にパワハラ気味な上司が居るんです」
「自分ばかり見下されているような気がするんです」
「先輩のわたしへの態度が冷たい気がするんです」
などなどです。

このように感じる事が多いと、このようなことを長い間感じていると辛いものです。
自分という存在が小さく扱われている、そう感じてしまうと辛い感覚が溢れてきます。

そんな時、あなたはどんな態度を取っていますか?
どんな態度を取っていましたか?
多くの方が嫌な事を言ってくる人を無視したり、怒ったり、嫌な態度を取ったりしたのではないのでしょうか?
そうしてきたのではないのでしょうか?

わたしもそうでした。
嫌な事を言ってくる先輩に気づかないふりをして挨拶をしなかったりしていました。
確かにストレスを感じさせる相手と物理的、心理的距離を取る事は大事です。
ただ、もう少し自分を前へ進めてみようと思うのであれば他の選択肢を考えてもいいのかもしれません。

先程も書きましたが、自分という存在を小さく扱われると辛いものです。
そして、嫌な先輩や上司とは言え、その人に対して自分が嫌な態度や無視をしたりするとそんな酷い事をしている自分、嫌な態度を取ってる自分という感覚が大きくなることも多いものです。
そんな嫌な態度を取っている自分、そんな自分を自分自身はどう見ているでしょうか?

おそらく良くは見ていませんよね。
ひょっとしたら嫌な態度をとっている自分の事を「こんな自分」と自分自身が小さく見ているかもしれません。

そうするとダブルパンチになってしまいます。
嫌なあの人も自分の事を小さく見て、自分自身も自分の事を小さく見てしまっているのですから。
すると、ダメージが大きくなってしまうことも少なくありません。
余計に自分を責めてしまうかもしれません。
負のループにはまってしまったりしてしまいます。

そんな自分を低く見積もってしまう、自分を小さく見てしまう世界を変える必要があるかもしれません。
そのためにはちょっとだけ違う態度を取ってみてはどうでしょうか?

嫌な事を言ってくる人たち、嫌な事をしてくる人達はその人の都合でそうしています。
あなたのせいではありません。

ひょっとしたら家族と上手くいってないからその腹いせにそんな事をしているのかもしれません。
ひょっとしたらずっと体調がイマイチでイライラしているのかもしれません。
そんな相手に対して嫌な態度を取るという選択以外に寛容な態度、対応をするという選択肢を持つということです。

嫌な態度、嫌な事を言ってくる相手に対して、ほんの少しだけ今までより寛容な態度を取ってあげるだけです。
それだけであなたは相手と同じ事をしていません。
相手を傷つける、虐げる態度を取っていません。
もしそれが出来たら、そんな自分って凄い!と思いませんか?
わたしは凄いと思います!
だって相手に流されずに誰も傷つけず、虐げたりしないのですから。
するとそんな自分を認めてあげられたりします。
少しづつ、自分で自分の事を小さく見たり、扱ったりしなくなっていきます。
そこまで行くといままでの感じ方とは少し違う事に気が付くと思います。

ひょっとしたら、相手の態度も変わるかもしれません。
あなたが傷つく、不快な気持ちになることで嫌な事をする相手が満足を得ようとしていた可能性もありますからね。

だから、もしあなたがちょっと職場で辛さが出てきたら、
“寛容な態度を少しだけ取る”を意識してみるのはとてもおすすめします。

よかったら今日のお話を参考にしてみてくださいね。
最後までお読み頂いて
ありがとうございました

この記事を書いたカウンセラー

About Author

恋愛、夫婦問題(不倫、浮気、セックスレス、離婚)、人間関係の問題を扱うのを得意とする。 どんな事でも受け入れてもらえる、話して楽になった、理論的な視点がわかりやすいと定評である。 自信の経験をもとに、過去の傷を癒し、本来の自分、魅力を取り戻すカウンセリングを軸としている。