自分を受け入れてみてもいいのではないでしょうか?

沢山のことを望んでいる訳でもないのにパートナーができない。
もしかしたら自分の中に何か問題があるのかもしれないと考え始めてしまう。
すると自分のできていないところを沢山探し出して、ダメ出しをして自分を責めてしまうことはないですか?

私も自分が望むようなパートナーができずに長い間悩んでいました。
上手くいかないのは自分が悪い!と思って、色々と自分を変えるように心理学を学んでもきました。
でも実際に自分を変えることはできない!この結論に辿り着くまでに沢山の時間とお金を費やしてもきました。

ではどうすればいいのか?
答えは自分を丸ごと受け入れることでした。

多分この記事を読まれている方の中には自分が嫌いで嫌いで仕方ない方も多いかもしれないと思うのです。
今までの失敗経験から何かを変えて成功したいと思うものです。
失敗した自分を好きになれる人はなかなかいないと思います。
だから多くの人が自分を変えたいと思うのです。
今回は私が自分を丸ごと受け入れることで楽になったことをお話ししたいと思います。

私がパートナーを探す時に浮かんでくる一番目は自分の父親のような人だけは避けて通りたい!!
私の父は昭和を絵で描いたような人です。
亭主関白的なところ、自分中心に世界が回っているように感じて生きていました。
最近は年も重ねたせいか少し丸くなってはきていますが、今でも自分中心で生きている姿を見ると、もっと大人になれないのかな〜と心の中で思う自分がいました。

私が望むパートナー像は父親とは違い、周りに気を配って優しいタイプの相手でした。

私自身も父親譲りの性格のせいか短気で自己中心的な面があり、自分自身の性格を嫌ってもきました。
父親や自分とは違う穏やかな相手を見つけようとすると共に、自分の性格を変えようと努力もしていました。
心を落ち着かせるように瞑想をしたり、自分の感情が溢れ出そうな時はノートに書き出したり、まずは自分ではなくて相手のことを考えてみたり、カウンセリングを受けてみたりとしてきました。

自分が持っている性格を押さえ込んで、自分が良いと思う穏やかで優しい自分に近づけるように努力をしてきました。
でも自分の持っている性格をなかったことにすることはできず、隠しても出てきてしまう短気で自己中心的な面、その部分が表れると必要以上に自分を責めてしまうことが多くなっていきました。
自分へのダメ出しが増えれば増える程落ち込み、自分が惨めになっていきました。
この自分との葛藤の最後に辿り着いた答えは自分を変えることはできない!もう自分のままでいい!自分との戦いに疲れたのが本音でした。

でもこの答えを得てからはとても楽になりました。
一番の理由は自分を丸々受け入れるとで、私のような性格の人を私自身が理解することができるかることに気づいたからでした。
父親もその一人でした。
父親と自分の性格が似ている部分があるからこそ、理解できたり対処する方法がなんとなくわかったのです。

私の中でも今までは絶対に優しくて周りに気配りできる人をパートナー候補に考えていましたが、対処方法がわかるある意味父親みたいなタイプの人も接し方がわかると言う意味では楽な相手に思えるようになったのです。
相手が何を考えているかわからないのではなく、もしかしたら私が思う2、3個のパターンで相手は考え、行動しているのかもしれないとの予測がつきやすい相手になっていました。

自分を変えることはとても難しいと思いますが、自分を受け入れて受け入れた自分を生かしていくことで自分も含め理解できる人が増えると私の経験を通して感じることができました。
自分を嫌うのではなく、自分を受け入れてることで最終的に自分が好きになり人生が輝いてけるようにと心から願っています。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

退会しました