職場の中で一言を言われると何故だかわからないけれど言われた言葉がグサ!と心に刺さってしまうことを言う人。
その人の言葉を気にしなければ良いに、必要以上に気になってしまうことってありませんか?
自分にとって目の上のたんこぶみたいな人。
気にしなければいいのに、気になってしまうその人の一言。
もしそんな人がいたら仕事に行くことも嫌になってしまうものです。
自分の中の気になる相手。少しでも気にならない状況にするにはどうすればいいのか?
今回はそのヒントなる方法をお伝えします。
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*相手との比較
気になることを言う人に対して自分の中ではどうでもいい人だと思っているのに、どうしてあの人の一言が気にしてしまうのか?と思うことがあるのではないでしょうか?
このどうでも良いと思う人こそ、どうでも良くない人なのです。
ここには自分と相手とを比較をしている場合があるのです。
私が実際に職場で体験した出来事を交えてお伝えします。
専門職として仕事をしていた私。仕事上必要な知識はありますが、継続した学びや経験で業務に付随する知識は人それぞれ違うものを持っています。
医療分野での知識がまだまだ乏しい私は、私より7〜8年経験がある職場の同僚にある日「中野さん、こんなこと常識ですよね。知らないのですか?」と冷ややかな目をして言われた事があり、心にグサ!と刺さりました。
それ以降、彼女の言葉が私の心にグサ!と刺さるようになり、話をすることさえ嫌になってしまう状況が続いてしまったのです。
この時の私の状態はどうだったのか?と言うと・・・
彼女が得ていた知識を自分が持っていなかったこと。彼女より劣っていた自分の知識を比べて、できていない自分に怒っていたのです。
*できていない部分を受け入れてみる
私はしばらくの間彼女との知識の差を感じながら仕事をしていました。
そうすると、どうでもいい(今だからそう感じるのですが・・)彼女の一言が常にグサ!グサ!と私の心に刺さっていたのです。
もう顔を見るのも嫌で仕方ありませんでした。
彼女との関係が苦しくなっていく中で、彼女との知識の差を比べる必要がないと思える事が起こりました。
単純なことですが、私が知っている知識を彼女が知らずにいた事がわかったのです。
すると私の肩の重い感じが取れた気がしました。
そうか!わからない事があってもその都度知識を得ていけばいい。できていない部分があるからこそ学び続けていく事ができる!とできない部分がある自分も私!と受け入れる事で気持ちが楽になっていったのです。
*比べないとどうでも良くなる
私は彼女と自分を比較し、知識のある彼女の一言を使って自分を責め続けていました。
そう彼女の一言が悪かったわけではなくて、できない部分がある自分を受け入れる事ができない自分自身を彼女という存在を使って責めていただけだったのです・・・
自分を受け入れ、自分が勝手に抱いていた知識がある彼女との比較をしなくなったことで、彼女に言われる一言がグサ!と心に刺さる回数が減りました。
次第に彼女の存在がどうでも良い(悪い意味ではなくて、気にならなくなる存在)人になっていったのです。
みなさんの周りにもちょっと気になる目の上のたんこぶみたいな人がいたら、
自分は相手と比較していないか?
できていない自分を感じていないか?
相手を使って自分を責めていることはないか?
を確認してみると、いつもと違う見方で相手を見ることができるのではないでしょうか。
最後までお読みくださりありがとうございます。