夫の自己中な態度について

相談者名
やぴ

夫との関わり方について相談します。
現在私は専業主婦、夫は年下経営者です。

経営者であるので多少なりとも自己中な所や大変さがあるとはわかっているのですが、私生活においても自分勝手に物事を決めては「やっといて」「手伝って」等と言う事に従うのが最近しんどいのです。
不服であること、やらないと言えば揉め事になり、私側の事情を説明すれば言い訳と感じられる様です。

さらに私が不機嫌な態度をとってしまった日には物を叩いて大きな音を出したりするのです。
自分が納得いく答えが出るまで、どうしたら揉めずに良い結果になったと思う?等、誘導尋問となります。

物に当たるのはこわいからやめて欲しいと言うと、誰の行動のせいだと言われます。
自分の身の振り方を考えろ、答えは常にYESだ、文句言わず従え。
話し合いができることもありますが最終的にyesでない場合には話が通じない頭がおかしいやつと言われる場合もあります。

適応障害で会社をやめている事もあり、通じる話が出来てないのではないか?私がワガママで間違った人間なのではないかと思うと外で人と関わる事にも変な汗が出ます。
夫の仕事を手伝うと言う話もありましたが、家でも仕事でも上から言われていたらとても辛くなってしまうので協力をやめました。

仲直りの際も、いつも俺からだと言われますが、私から仲直りを持ちかけると振り払う様な状態です。
ちなみに謝るのはいつも私です。
私が怒る時には言い訳ばかりなのに…

話を戻しますが物事を決める際、事前に相談があるならわかりますし、自分で決めて来て自分でやるならそれもわかります。
夫は好き勝手決めて来て、あとは丸投げする。
都合のいい部分だけ昭和にタイムスリップしている様な気がします。

仕事が忙しく余裕がない職種なのもわかりますが、受け入れてあげる事が最善なのか?
彼は次男で、これまでずっと面倒な事や出来ない事を他人にお願いしてきた人なので少しくらい自分で立って欲しいとも思います。

全てにyesを出してあげるのが良い妻なのでしょうか。

自分自身、年齢的にも子供を持つかどうか考える頃合いですが、一方的な態度である事に不安が出てしまいます。
そのせいか夫への気持ちもわからなくなってしまいました。

気分転換に好きな事、といってもそれもよくわからず悩んでしまいます。
支えるばかりだからよくないのではないか。
私が稼げたら対等に話をしてくれるのだろうかと考えてしまいます。

社会に出れる様に心を整える方が先なのか夫に問題を感じてしまう私の心を整える方が先なのか、、
夫に対して問題と感じる部分は他になく、仕事をとても頑張ってくれていますし、家庭に時間も取ってくれていると思います。
ただ、話し合えない事と態度を取られるのがしんどく、あの一言、あの態度が無ければ考えなかった離れる選択肢すら浮かんできて悩んでしまいます。

解決していくためにどこから整えたら良いのかわからず、話がバラバラと飛んで読みにくくなり申し訳ありません。
何か解決の糸口となる一歩としてご助言いただけますと幸いです。

カウンセラー
松尾たか

やぴさん、ご相談ありがとうございます。
今回、やぴさんのご相談を担当させていただく松尾たかと申します。
どうぞよろしくお願いします。

やぴさんは夫の良き理解者でいたい、夫を支えたいという気持ちがあるからこそ、良い妻でいようと頑張っていらしたのだと感じます。
けれども、年下で経営者でもあるご主人の態度や対応に困ることが多々あり、ご主人との関わり方でずっと悩んでこられたんですね。
本当に頑張ってこられたと思います。

やぴさんの心が少しでもラクになることと解決へのほんの小さな糸口になればと願いながら書かせていただきますね。

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> 私生活においても自分勝手に物事を決めては「やっといて」「手伝って」等と言う事に従うのが最近しんどいのです。
> 不服であること、やらないと言えば揉め事になり、私側の事情を説明すれば言い訳と感じられる様です。

事後承諾をさせられ、無理やりやらされているとやぴさんが感じるとしたら、それはしんどいですし、ツライですよね。
彼と揉めることを避けたいと思うと、断ることもやぴさんの事情(思い)を説明することも出来なくなってしまいます。

彼の機嫌を損ねると大きな音を出されたり、誘導尋問のように詰問されることが続けば、やぴさんは何も言えなくなるでしょうし、ガマンをするしかなくなってしまいます。
そうすると、何かを伝えたくても胸は苦しく詰まるような気分かもしれませんし、またどんな言葉を言われるかと考えると怖さが出てくるかもしれません。
そのような状況だとすると、心は疲かなり弊してしていて、相当にお辛いのではないかと推測します。

経営者であるご主人は文面からは自己中心的に物事を考え、進める人であるようですが、妻であるやぴさんに対して自分の力を示したい部分もあるようにも感じます。

たとえば、仕事では自分の思うように部下や仲間が動いてくれないことが多いとすれば、やぴさんにはつい無理を言ってしまうし、甘えがでてしまうと考えられます。

彼にすれば、唯一の味方だと思うやぴさんから断られるのは、自分が認められていないようにも感じてしまうので、やぴさんに従ってもらおうといろいろ言ってくるのでしょう。

とは言え、やぴさんばかりがそれに対応するのはしんどいことですし、やぴさんが納得できないこと、イヤなことは断ってもいいのです。

> 夫の仕事を手伝うと言う話もありましたが、家でも仕事でも上から言われていたらとても辛くなってしまうので協力をやめました。

よく決断されましたね。
家でも仕事でも気が抜けず辛くなるようなことは自分のためにもお二人のためにもやめていいことだと思います。

> 仕事が忙しく余裕がない職種なのもわかりますが、受け入れてあげる事が最善なのか?

どちらか一方だけが辛いのであれば、最善とは言い難いですよね。
長い目で見れば、すべてを受け入れてあげることが相手にとっても良いこととは限りません。

> 彼は次男で、これまでずっと面倒な事や出来ない事を他人にお願いしてきた人なので少しくらい自分で立って欲しいとも思います。

いつも誰かが助けてくれたり、協力をしてくれる人がいる環境だったのかもしれませんね。
実際の環境がどうだったかはわかりませんが、彼がお願いしなくても誰かがいつも助けてくれる環境だったとしたら、場合によっては、彼は「自分にはやれる力がない。(だから自分がやる前に見かねて誰かが手を出してくる)」と感じることもあったのかもしれません。

彼はやぴさんには褒められたい気持ちもたくさんあるように思います。
可能であれば、小さなことでかまわないので彼を褒めてみるとか感謝を伝えることをやってみてください。

たとえば、その色似合ってるね、とか、荷物を運んでくれてありがとう、というように些細なことでいいのです。
ムリして褒めようとするのではなく、いつも言いそびれていたことに対して言葉(気持ち)を伝えるというくらいのもので大丈夫です。
それを聞いた彼がどんな態度や対応(悪態、スルーなど)をしても、やぴさんは気にせずいてください。(私が伝えたいから言ってるだけ・・・くらいの気持ちで。)

もしすでになさっているのであれば、そのまま続けてくださいね。

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> 自分自身、年齢的にも子供を持つかどうか考える頃合いですが、一方的な態度である事に不安が出てしまいます。
> そのせいか夫への気持ちもわからなくなってしまいました。

やぴさんは夫婦とはお互いを思いやり、尊重しあい、支え合いながらと思っていらっしゃるように感じます。
もしそういう思いであれば、一方通行な夫婦関係ではこの先に不安を感じるのも自然なことですし、子供を持つことにも躊躇してしまうのも仕方がありません。

けれども、ここにご相談いただいたということは、彼とお互いが心地よい関係でこの先も一緒にいたいという気持ちがあるからだと私は思うのです。
まだ二人のために何か出来ることはないのかと考えたからではありませんか。
私はそう感じます。

やぴさんは文中にこんな言葉を書いておられます。

> 適応障害で会社をやめている事もあり、通じる話が出来てないのではないか?私がワガママで間違った人間なのではないかと思うと外で人と関わる事にも変な汗が出ます。

私がこのご相談を読む限りは、話が出来ないわけでも、ワガママで間違った人間とも感じることはありません。
それどころか、人への配慮や気遣いをとてもされる方のように感じます。

やぴさん自身は、私は人と関わる事が苦手とか出来ないと感じているかもしれませんが、まず自分に対するその思い込みを手放してみよう、手放していいと思うだけでも心は少し軽くなるのではないでしょうか。

> 社会に出れる様に心を整える方が先なのか夫に問題を感じてしまう私の心を整える方が先なのか、

まずは今の自分自身にOKを出すことから始めてみてはいかがでしょうか。
ご主人とのやりとりで、やぴさんは「やっぱりこんな私だからダメなんだ。」というような気持ちがありませんか?

もしそうなら、彼にダメ出しをされるとその言葉を真に受けすぎているかもしれません。

自分のことを振り返ったり反省したりすることは悪いことではありませんが、必要以上に自分を責めたり、自分へダメ出しはしなくていいのです。

やぴさんはやぴさんのままでいい。
そう思うことは自分への小さな自信にも繋がっていきます。
そうすると、今は、彼を見上げているような感覚かもしれませんが、だんだんと彼の前で対等な感覚でいられるようにもなってきます。

また、やぴさんの気持ち(本心・本音)を誰かに話してわかってもらうという体験も自分自身にOKを出すために役立ちます。
お友達やカウンセラーに話すことで、気持ちが解放されますし、話しながら気づくこともでてきます。

カウンセリングに興味があれば初回無料も利用できますので、よろしければご検討くださいね。

やぴさんが自分の人生にまっすぐ進んでいくことができるよう願っています。

ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

自己否定、自己嫌悪、疎外感、自己肯定を得意とする。「その方の心に寄り添い、一番の味方でいること(安心感)」をモットーに、わかりやすい言葉で恋愛問題や対人・自己との関係を紐解き、改善・生き易さへと導いている。  東南アジア2カ国での生活経験もあり、国や文化の違いについても造詣が深い。