子供の夏休みが始まりちょうど今頃は後半戦に突入という時期ですね。
子供の夏休みは普段気にしなくてすむ事が否応なしに気なってしまう時期ですので、ストレスはいつも以上に溜まりがちになる方多いと思います。
食事の用意や塾などの送迎、子供の都合に振り回される事が、多くなるのも夏休みあるあるです。
子供にとっては早起きしなくても良いとか、友達と遊ぶ時間が増えるとかいい面もありますが、家族にとってはいかにイライラせずに子供に接するか、悩みがつきないかもしれません。
子供が夏休みを迎えて家族として出来るだけストレスをためない方法を、お話したいと思います。
子供にイライラする心理とは
人は自分で〇〇してはいけないなど我慢している事があると、自分が我慢している事を気にせず行動している人を見るとイライラする傾向があります。
貴方の心の中に「やりたくない事も我慢してすべき」など、〇〇してはいけない・〇〇するべきなどの思いが沢山あればあるほど、子供に対してイライラしてしまう気持ちが出てくるものです。
〇〇してはいけない・○〇すべきなどは自分ルールと呼ばれるもので自分を制限している状態です。
自分ルールが悪いわけではないのですが、子供から感じるイライラの元が自分ルールだとしたら、自分を見つめ直す事で子供に対するイライラが減り、貴方自身の心も軽く楽になる可能性があります。
子育てのイライラからの解放のヒント、自分ルールを見つけてみよう!
子育てのイライラから解放する為に、自分ルールつまりは自分を制限しているものを見つけてみませんか?
自分ルール(制限しているもの)の見つけ方は、わりと簡単です。
一概に言えませんが子供に対してイライラする事が、自分ルールと思っていただくといいと思います。
口答えし言う事を聞かない子供にイライラする時は、親や目上の人の話は聞くべき・親や目上の人には口答えしてはいけないという自分ルールがあるかもと、自分を振り返って考えてみましょう。
親や目上の人の話は聞くべき・親や目上の人には口答えしてはいけないという自分ルールが悪いわけでありません。
貴方の自分ルール(制限)が今までは役にたち、貴方の人生を守り人との関わり合いをスムーズにさせていたと思います。
ですが、自分ルール(制限)が貴方の心の中で窮屈な思いをし始めている可能性があるから、子供に対してイライラしていると言えます。
可能ならば自分ルールの改正を考えてみましょう
自分ルールが何か分かったら自分ルールの改正を考えてみようと、思ってはどうでしょうか?
自分ルールが多少改正できるならそれに越した事はありません。
「遅刻はしてはいけない」という自分ルールがあると、遅刻を気にしない子供に対してイライラするものです。
私は多少なら遅刻してもいいと自分で思えるようになった時、子供に対して朝起きられずに学校に遅刻しそうになっていても、イライラして怒鳴ってしまう事が少なくなりました。
尚且つ私が友達と待ち合わせした時、友達が遅刻してきてもイライラする事が減りました。
私の中の鉄槌の「遅刻してはいけない」という自分ルールが改正出来、イライラする事が減ったのです。
イライラしてもOKと思う回数を増やす事
人間は不完全な生き物なので、全くイライラした事が無いという方はいないと思います。
もし私はイライラしたことが全く無いという方がいたとしたら、イライラしている自覚がないだけかもしれません。
イライラする事は人間としては致し方が無い事なので、イライラする時間を軽減していこうと意識する事をお勧めします。
人間の潜在意識には否定形のイメージが出来ないと言われているので、イライラしてはいけないと思えば思うほど人はイライラしてしまう傾向があります。
例えば、今日は絶対に子供に小言を言う事はしないぞ!と思えば思うほど小言を言いたくなり、いつも以上に小言を言ってしまったという経験がある方いませんか?
絶対に後ろを振り向いてはいけないと言われると、何故か後ろを振り向きたくなる心理。
絶対にしてはいけないと思う事ほど、その思いが強化され逆効果になるようです。
イライラしても仕方がないと思えると、逆説的にイライラする気持ちになる事が軽減するのです。
人間の心理とは不思議なものなのです。
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子育てはトライ&エラーの連続です。
ついつい言い過ぎた自分を責めてしまう方多いとは思いますが、それは子供に対する愛情があるからこそだと思います。
自分自身にもね「頑張っているね」「お疲れ様」など、労いの言葉を心の中でいいので言ってあげて下さいね。
貴方の子育てのヒントになりましたら幸いです。
最後までお読みくださいましてありがとうございました!
来週は、吉村ひろえカウンセラーです。
どうぞお楽しみにして下さい。