職場でのストレス、注意していただきたい事。

こんにちは、カウンセリングサービスの福野てるすけです。

カウンセリングでもお仕事のご相談を多く承ります。
その中でも最近、多いのが
「職場でのストレスが辛いんです。」
「最近、仕事の事を考えちゃって眠れない事が多いんです。」
「月曜が憂鬱なんです。」
などなどです。

職場という環境は他の環境よりストレスを感じやすい環境と言えます。
それは様々な人がそれぞれの責任を負ったり、誰かと競ったり、時には自分自身の至らなささを感じたりと精神的にある意味不安定さが出やすい状況であるからです。
これらの事から職場はとてもストレスを感じやすい環境と言えます。

ストレスを感じない人は居ないでしょう。
でもストレスが大きくなり過ぎて調子を崩してしまう人も居れば、そうでない人も居ます。
その差はどこから来るのでしょうか?
そこにストレスフルな環境でも潰れないための策があるようです。

ストレスは“心理的、精神的な負荷”と表す事が出来ます。
ただ、“心理的、精神的”な事は目に見えないので肉体的な負荷に例えると解りやすかったりします。

あなたは水で満たされたコップをどれくらい持っていられますか?
誰でも数分から10分程度なら持っている事ができるのではないのでしょうか。
でも、これが数時間、はたまた1日、2日、それこそ数週間、何カ月という長さだとどうでしょうか。
そんな長い間は持っていられませんよね。
きっと腕はパンパンになってしまうでしょう。
途中でコップを投げつけたりしたくなるかもしれません。

ストレス、心理的、精神的な負荷も同じ事が言えます。
大きなストレスでもそのストレスを極短い間だけ感じるのであればそれほど問題にはなりません。
心に大きなダメージを負うことも考えにくいでしょう。
でもこれが長い間だとどうでしょうか。
それが大きなストレスではなかったとしても長い間そのストレスを感じ続けなければいけないとしたらどうでしょうか?
きっとそれは想像以上の負荷となり心理的/精神的なダメージも大きくなるでしょう。

大事な事は長い時間負荷を与え続けない事。

それがわかると、普段ストレスによるダメージを軽減するためにやってはいけない事、やらない方がいい事も見えてきます。

それは一人で抱え込まないこと、一人で考えすぎないこと。

一人で抱え込むと時間がどんどん過ぎ去っていきます。
際限がありません。
ご飯を食べている時も、寝ようと布団に入った時もずっと考えてしまう事も少なくありません。
そうなると長い時間ストレスを感じ続けなくてはいけません。
また、こういった時は自分の意識がそこに集中してしまっている状況です。
一人でその意識を違う方向へ向けるには何かが必要な事が多いです。
それは趣味であったり、音楽であったり、ライフワークであったり。
ただ、趣味が多い人も居れば、少ない人、無い人も居ます。
友達が多い人も居れば少ない人も居ます。

一人で居る、一人で抱え込んでしまう事がストレスのダメージを大きくしてしまう可能性があるのであれば大事なのは“誰かと一緒に”という事です。

誰かに話せば少し楽になったりします。
これは言葉で自分の中に溜めていたものを吐き出せるからでもありますが、話すという事は“誰かと一緒”という意味(効果)もあるからでもあります。

もし、あなたが誰にも抱えている事を話せないとしたらカウンセラーに話してもいいんです。
一人で抱え込み過ぎない。
とっても大事です。
そのために私たちを使ってください。

よかったら今日のお話を参考にしてみてくださいね。
最後までお読み頂いてありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

恋愛、夫婦問題(不倫、浮気、セックスレス、離婚)、人間関係の問題を扱うのを得意とする。 どんな事でも受け入れてもらえる、話して楽になった、理論的な視点がわかりやすいと定評である。 自信の経験をもとに、過去の傷を癒し、本来の自分、魅力を取り戻すカウンセリングを軸としている。