黒柳徹子さんの幼少期を描いたエピソード『窓ぎわのトットちゃん』を読んだことがある方も多いのではないでしょうか。
どんなにユニークで自由奔放な子供でも、その個性を大切にして、受け入れること(自己受容)の大切さについて、お話できればと思います。
黒柳徹子さんの生き生きとした姿
先日、テレビで黒柳徹子さんを拝見しました。
なんと現在91歳!彼女の生き生きとした姿に元気をもらいました。
彼女を見て思い出したのは、昔本で読んだ『窓ぎわのトットちゃん』です。
幼少期のトットちゃんは、自由奔放で周囲を驚かせ、小学校を退学させられてしまったのです。
授業中にチンドン屋さんを呼んでしまった話は有名ですよね。
きっと先生たちにとっては、大変手のかかる子だったのでしょう。
トモエ学園で出会った校長先生
その後、トットちゃんはトモエ学園という学校に転校します。
そこで、彼女を理解してくれる素晴らしい校長先生との出会いが待っていました。
この出会いが、彼女の人生を大きく変えるきっかけになったんです。
校長先生は、トットちゃんの個性をこんな風に捉えました。
・ トットちゃんの落ち着きのなさ→自由で伸び伸びとした天真爛漫さ
・ すぐどこかに行ってしまう→探究心が旺盛
・ おしゃべりが止まらない→明るくて無邪気
個性を才能に変える視点
こうした視点で見ると、裏を返せば才能に変わることができます。
持っている個性が輝きを増すことができるのです。
自己受容と心の成長
なかなか難しいことかもしれないけれど、私たちもトットちゃんのように、自分のいいところも悪いところも受け入れていけたら、素敵ですよね。
だれだって完璧ではありません。
その不完全さを認めて、受け入れる勇気を持てたとき、心は成長していくものだと感じます。
トットちゃんの魅力
トットちゃんの天真爛漫さと、そのたくさんの人に与えるエネルギーは大きな魅力です。
自分らしさを大切にしながら生きることの価値に気づかされました。
彼女の生き方に感動し、これからも応援し続けたいと思います。
「個性を大切にすること」や「不完全さを受け入れること」の大切さを教えてくれる、まさにステキなお手本ですね!
お母さんの大きな愛
ところで、トットちゃんが小学校を退学になったことを知ったのは、ずっと後になってからだったそうです。
ある日、お母さんが何気ない調子でさらっと伝えたといいます。
当時、その話を読んだときには、あまり深く考えませんでした。
でも、もしもっと早くに知っていたら、彼女はきっと深く傷ついてしまっていたに違いありません。
お母さんは、そのタイミングが来るのを待ち、そっと伝えてくれたのです。
今になってみると、そこには、たくさんの愛が込められていたことに気づき、心が温かくなりました。
お母さんの想いは、トットちゃんの人生の中で、どれだけ大きな支えだったのでしょう。
ほんの少しですが、その愛情に触れられて、私も自分らしさを大切にしながら、自分の良いところも悪いところも受け入れて、もっと楽しく生きていきたいと感じました。
あなたへのメッセージ
もし、あなたが今悩みを抱えているのなら、トットちゃんのように誰かとの出会いが必要なときかもしれません。
苦しいとき、辛いとき、孤独なとき、人とのつながりが心をそっと温め、気持ちが和らぐこともあります。
いつでも私たちに声をかけてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。