「どうせ私は選ばれない」〜恋愛での自己肯定感を取り戻す方法〜

「どうせ選ばれない」から脱却!自信を取り戻す方法とは

「どうせ私は選ばれない」という思いは自己肯定感の低さや過去の失敗に根ざしています。
この思いを乗り越えるためには、自分の価値を再認識し、過去の経験をポジティブに捉えることが大切です。
自己肯定感を高め、恋愛に自信を持つことで、素敵な未来が開けます。

今回、担当させていただく大門昌代です。どうぞ、よろしくお願いします。

恋愛において「どうせ私は選ばれない」と感じてしまうこと、ありませんか?
自分の魅力を信じられず、相手の反応に一喜一憂することが続いてしまう。
もしかしたら、この「選ばれない」という思いがあなたの心に深く根を張っているのかもしれません。
しかし、その考え方には大きな落とし穴があります。

どうして「選ばれない」と感じてしまうのか?

まず、なぜ「どうせ私は選ばれない」という思いが生まれるのでしょうか?
その背景には、自己評価の低さや過去の経験が深く関わっています。
たとえば、過去に恋愛で失敗した経験があると、「自分には魅力がない」「相手に好かれることはない」といった思いが心に残ってしまいます。
また、他人の幸せそうな姿を見て、自分だけが取り残されたような気持ちになることもあります。

「どうせ私は選ばれない」と思ってしまう心理は、自己防衛の一つでもあります。
過去と同じように傷つくのが怖いからこそ、最初から選ばれないと思い込んで自分を守ろうとするのです。
しかし、この思考は逆に自分を孤立させ、チャンスを逃すことになります。

どうなることが多いのか?

「どうせ選ばれない」という思いが強くなると、次第に恋愛に対する意欲が失われてしまうことがあります。
恋愛を避けるようになり、出会いの場にも積極的に参加しなくなる。
さらに、もし相手が少しでも冷たく感じたり、反応が薄かったりすると、すぐに「やっぱり私は選ばれない」と結論を出してしまうことが増えてしまいます。

また、この思考が続くと、自分自身に対する期待が低くなり、誰かが選んでくれたとしても「こんな自分がどうして選ばれるだろう?」と、相手を疑ってしまいます。
この状態が続くことで、恋愛のチャンスを自ら閉ざすことになりかねません。

「どうせ選ばれない」と感じた時、どうすれば変えられるのか?

では、どうすれば「どうせ選ばれない」という思いを克服できるのでしょうか?

<自己肯定感を高める>
まず大切なのは、自分自身の価値を再確認することです。自分の強みや魅力を認識し、それを大切にしましょう。
毎日少しでも自分を褒めることから始めてみてください。
例えば、鏡を見て「今日も素敵だな」と思う瞬間を作りましょう。
少しずつ自分の内面をポジティブに捉えられるようになります。

<過去の経験を再解釈する>
過去の恋愛での失敗や傷ついた経験を、もう一度振り返りましょう。
ただし、それを「自分には魅力がない」という結論に結びつけないでください。
その経験から学び、自分が成長できるポイントを見つけることが重要です。

<理想を現実に合わせる>
「どうせ選ばれない」と思ってしまう原因の一つは、自分の理想が高すぎることもあります。
理想の相手を追い求めるあまり、現実の自分に合ったパートナーを見逃してしまっていることもあります。
理想と現実のバランスを取ることで、出会いのチャンスが広がります。

<他人と比較しない>
SNSなどで他人の幸せな姿を見ると、自分が取り残されたように感じることがありますが、他人と自分を比較しても意味はありません。
自分には自分のペースがあり、他人とは違う魅力を持っています。
その違いを受け入れることで、恋愛へのプレッシャーも減り、自然体で出会いを楽しめるようになります。

<行動を変える>
「どうせ選ばれない」と思っているときは、恋愛に対して消極的になりがちですが、行動を起こすことでその思考を変えていけます。
新しい趣味を始めてみる、友人と出かける、恋愛に関する本や映画を観るなど、少しずつ恋愛に対する意識を前向きに変えていきましょう。

<小さな成功体験を積み重ねる>
「どうせ選ばれない」という思いが強くなると、恋愛に対する自信も失われがちです。
しかし、まずは小さな成功体験を積み重ねることが大切です。
たとえば、相手との会話を楽しめたことや、久しぶりにデートの約束をしたこと、少しでも自分に自信を持てた瞬間を大切にしましょう。
その積み重ねが、最終的に「私は選ばれる価値がある」と確信に変わっていきます。

簡単ですけれど、参考になりましたら幸いです!
ありがとうございました。

(完)

この記事を書いたカウンセラー

About Author

恋愛や結婚、浮気や離婚など男女関係、対人関係やビジネス関係、家族関係や子育て、子供の反抗期、子離れ、親離れ問題など幅広いジャンルを得意とし、お客様からの支持が厚い。 女性ならではの視点と優しさ、母としての厳しさと懐の深さのあるカウンセリングが好評である。PHP研究所より3冊出版。