変化の先に待っているもの 〜祝福を受け取る準備をしよう〜

1. 変化への恐れとは

新しいことに挑戦するとき、多くの人が感じる「怖い」という感情。
この感情は、一見するとただの恐れのように思えますが、実は私たちが成長しようとしているサインでもあるようです。
私たちの心は、新しい世界が今の状況よりも素晴らしいものになると頭では分かっていても未知のものに対して不安や恐れを感じてしまいます。

私は40歳で再婚をしているのですが、再婚に向けて婚活に取り組み始めた頃、同じような気持ちを感じていました。
「再婚したい」と願っていたのにも関わらず、「再婚してもまた失敗するかも」「今のままでも十分じゃない？」と自問自答してしまったのです。

そんな時に、「変化への恐れは、新しい自分になるためのサイン」という心理学で教えていただいた言葉を思い出しました。
もし、この言葉が本当なら、この恐れを乗り越えた先には、心からなりたい自分が待っているのかもしれないと思ったのです。

2. どう向き合ったらいいのか？

では、この「変化への恐れ」にはどう向き合ったらいいのでしょうか。
感情は自然に湧き上がるものなので、無理に否定しようとすると、かえって恐れを強めてしまいます。
まずはその恐れに気づき、「今は怖いんだな」と認めてあげてくださいね。

恐れを受け入れていくことで、少しずつ心は落ち着いていきます。
そして、「これは自分が変わろうとしているサインなんだ」と感じ、一歩を踏み出すことで、自信がつき、新しい挑戦を前向きに捉えられるようになっていかれるのです。

3. ひとりで抱えこまないで

そして、「ひとりで抱え込まないこと」「誰かに頼ること」「誰かとつながること」も大切です。

例えば、小さな子どもが初めて自転車に乗るとき、転ばないようにパパやママが見守っているかを確認するのと同じように、私たちも誰かに支えられていると感じることで、安心して新しい挑戦に踏み出すことができるようなのです。

私自身も婚活を始めた頃、婚活専門のアドバイザーによく相談をしていました。
そんなある日、婚活を始めて1年ほどたった頃でしょうか、なかなか思うような結果が出ず、「婚活をやめたい」と思い詰めてしまった時がありました。

そんな時、アドバイザーの彼女から、「そんなにしんどいならあと半年だけと期間を決めて本気で活動してみませんか？」「何があっても支えますよ」「最高のパートナーと卒業しましょう！」と言われたのです。

1年間、諦めずに支えてくださった彼女の言葉に、私は奮起しました。
そしてあと半年間だけと期限を決めて、本気で取り組む覚悟を決めたのです。
それから半年後に私は、アドバイザーの彼女、家族や仲間たちに支えていただきながら、婚活に励み今の夫と出会い、再婚に至りました。

ただ、すべての人がすぐに自分に合うサポートを得られるわけではないかもしれません。
その場合はぜひご自分が信頼できる人を見つけるチャレンジをしていただきたいなと思います。
身近な人以外にも頼れる場所や人は案外たくさんあります。
もちろんカウンセラーを頼っていただいても大丈夫です。
その勇気ある一歩があなたの人生を大きく変えるきっかけになるかもしれません。

4. その先にあるもの

変化への恐れの先には、あなたが心から望んでいたものが待っていると言われています。
そして、その「望んでいたもの」が魅力的であればあるほど、恐れも強く感じるようなのです。
しかし、その恐れを乗り越えて手に入れた幸せは、あなた一人のものだけではなく、周りの大切な人たちにも喜びをもたらすものだと考えると、少し勇気が湧いてこないでしょうか。

あなたが幸せになることで、どれだけ多くの人が喜ぶか、少し想像してみてくださいね。
それは、幼い頃に可愛がってもらったおじいちゃんやおばあちゃんかもしれません。
親御さんや旦那さま、お子さん、恩師、友人、先輩、職場の同僚かもしれません。
愛猫や愛犬という方もいらっしゃるかもしれませんね。

そんな、あなたを応援してくれる人たちのことを思い浮かべ、その思いを受け取ってみていただきたいのです。
もし、いまは誰も思い浮かばないということでしたら、ぜひ私たちカウンセラーを頼ってくださいね。
あなたが変化への恐れを超えて幸せを手に入れるために、全力でサポートさせていただきます。
そして、その夢が叶ったときは、一緒に喜びを分かち合いたいと心から願っています。
あなたが幸せになることで、周りの大切な人たちにも喜びが広がることを実感し、自分自身が幸せを掴むことを許可できますように、心から応援しています。

この記事を書いたカウンセラー