こんにちは、カウンセリングサービスの福野てるすけです。
カウンセリングでもお仕事のご相談を多く承ります。
その中でも最近、多いのが
「仕事のやる気が出ないんだけど、どうしたらいいの?」
と言ったご相談です。
この手のご相談は結構多かったりします。
そもそも人の心というのは浮き沈みがあります。
常に気分が良い人、常にエネルギッシュな人、常にポジティブな人、常に元気な人、そんな人は居ません。
気分が良い時もあれば、良くない時もあるものです。
元気な時もあれば風邪で体調が悪い時もあるものです。
心、やる気についても同じ事が言えます。
そして、大変残念な事ですが、やる気を出すのに効く薬はありません。
そして「これをやれば絶対やる気が出る!」という方法もありません。
わたしも“やる気が出ない時にやる気を出すための方法”を模索していた時期もありました。
しかし、いい歳になるとそれが大事ではないことに気が付きました。
というか、それは無理な事なんだなと気が付きました。
そして、それより大事な事に気が付きました。
それは
やる気が無くても仕事を遂行する方法。
社会人にとってはこちらの方が大事な事のように思えます。
そもそも、無理にやる気を出そうとしても無理なんです。
無理なことをやろうとすると、それは無理な事ですから挫折します。
するとさらにやる気が無くなる負のループにはまります。
だからこそ、やる気が無くても仕事をする方法の方が大事だと気が付きました。
ただ、それにはちょっとしたコツみたいなものがあります。
その一つが
”仕事をするにあたって自分に課すハードルを低く設定する。”
です
人は自分を責めるのが大好きな面があります。
仕事が上手くいかなくて落ち込むのは仕事が上手くいかない自分を責めている状態ともいえます。
仕事のやる気が出ないことを悩んでいるのも同じです。
やる気が無い自分を責めていると見ることが出来ます。
まずは自分を責めている状態から抜け出す必要があります。
そのために自分に課すハードルを低く設定しそれを継続することがお勧めです。
たとえば、“仕事にやる気が無くてもまずは会社に行く、在宅ならパソコンの前に座る”を一つの目標とします。
この時のハードルは低いほどいいです。
そしてそれが達成出来たらそれを認識/自覚しいつもとは違う何かご褒美的なものを自分に与えます。
おやつの数を一つ増やすでもいいですし、晩御飯に1品を追加でもいいですし、いつもよりちょっと高価なお水を買うとかでもOKです。
とにかく“低いハードルをクリアする”を繰り返します。
“ハードルをクリアする自分を評価する“を繰り返します
そんな風に“課題をクリア出来てる自分を認識する事を継続する”だけで以前より自分を責めている状態が緩和していきます。
そうすると“自分を責める”のに費やしていた気力(エネルギー)を他の事に回してあげることが出来ます。
すると“やる気”に必要な余裕であったり気力とったものが整うので以前より“やる気”が出しやすい状態になります。
“小さな事からコツコツと”と言います。
それを意識してみてはどうでしょうか?
よかったら今日のお話を参考にしてみてくださいね。
最後までお読み頂いて
ありがとうございました