愛の表現〜姑から学ぶこと

先日下の息子が、肺桔梗で2週間ほど入院をしました。
夜の入院だったのですが、とりあえず姑に知らせると
「え!!すぐ行くわーっ!病院は何処ーー?」
私は「大したことないから大丈夫よ。もう夜遅いし・・・」と伝えたのですが、家が近所だったため15分ほどで到着。早すぎる・・・
先生を捕まえて「この子勉強のし過ぎですか???」(息子が受験生のため)先生→「関係ありません!(きっぱり)」
私は思わず笑ってしまいました。


そして2週間の入院の間、ほぼ毎日息子の顔を見に来てくれました。
孫というのはこんなにかわいいものなのか・・・
息子のほうも、最近めっきり私にはなまいきな態度なのですが、おばぁちゃんにはとっても素直な様子。
そういえば、以前長男が髪を染めたときに、私は「なんなんその頭ーーー!!」とギャーギャー言っていたのですが、姑は「なかなかかっこいいやん^^」といつも息子の価値を見ています。
息子たちが姑の家に行く度に、「顔見せてくれてうれしいわ〜 あんたら二人、会う度に男前やわ〜〜」といつもいつも、何処かしか褒めてくれるのです。
息子たちにとって、こんなに価値を伝えてくれる人はおばぁちゃん以外にはいないでしょうね。
そして彼らは、自分がいかに愛されているかを充分知っているようです。
今振り返ると、息子たちを育てていく中で、姑(おばぁちゃん)の存在はとっても大きかったように思います。
子育て真っ只中の頃は、あんまり甘やかさないで欲しいとか、息子のかたばかりもたないで欲しいとか、よく思ったものです。
私は私の育て方があるのよーーー、今頭なんか撫でたら、悪いことしたから怒られてるんだって思わないじゃなーい・・・ってな具合に。。
今思えば、先の心配ばかりして、余裕のある接し方が息子たちに出来なかった私に比べて、姑はいつも一定の愛で息子たちに関わってくれていたのですね
本当にありがたいことです。
やっぱり姑の人生のキャリアにはかないませんね。
「お義母さんはすごいね、私はまだまだ息子に素直になれんわー」と言うと、「私が現役子育て中は、もっと素直じゃなかったよ。孫は責任無いから、自由に愛せるんよ。息子に出来んかったこと孫を通してやってるようなもんよ。」
なるほどーーー。
昨日息子が「週末ばぁちゃんとこ泊まりに行ってくるわー。いっぱい見舞いに来てもらったしな。。」
泊まりに行くことがお礼だなんて、やっぱりこいつは愛されていることを知っているな。
まっすぐに送られてくる愛には、反抗期の息子も抵抗出来ないようです。。
また一つ姑へのありがとうが増えた気がします。
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