今の自分を生きる!〜価値感の見直し

私は今年41歳になりました。
当たり前の話ですが、41年という歳月を過ごしてきたのです。
長かったようで、実際はあーっっという間だったように思います。
振り返ってみると、ちょうど私が一人目の子供を生んだ頃からバブルの時代
が始まりました。
私の場合は一番貧乏だった時代なのでバブルの恩恵はあまり受けてはいない
のですが、私の周りはとても優雅でした。
友人たちはブランドのバッグを持ち、ゴージャスなデートの話をよく聞かさ
れたものです。


20代は男性達にVIPなお姫様扱いをしてもらえた栄光の時代だったのよ
うです。
男性たちもリッチだった分だけ、女性たちに与えれるものがたくさんあった
ようです。
まさに20代にバブリーだった世代が、今の40代なんですよね。
あの頃みなさんはどんな価値感を持っていましたか?
私たちは自分が一番いい時代に持っていたものにしがみつきがちです。
”これがあったから愛されたんだ”と思ってしまいがちです。
若くてオシャレだったから愛されたんだと感じている場合は、外見的美しさ
にしがみつきやすいでしょう。
お金があったからもてたんだ!と感じている人は、収入にこだわりお給料の
金額にしがみついてしまいます。
もしも”これがあったから愛されたんだ”と思う要素を失ってしまうと、自
分には全く価値がなくなってしまったと感じるのかもしれません。
だからこのみじめさや無力さを感じたくないがために、昔愛されたと感じる
要素にこだわり続けてしまう場合もあります。
子供を有名学校に何が何でも受験させなければ!!と思っているとしたら、
それはもしかしたら昔の自分の”愛される理由”の価値感からかもしれませ
ん。
ここでチェックです。
今みなさんはどんな価値感で生きていますか?
バブルの全盛期にいた私たちは、豊かだった時代を知っているぶんだけ振り
子が反対に振れたみじめさも知っているはずです。
ある意味時代に振り回された経験こそが、自分にとって何が一番大切なのか
を教えてくれたのかもしれません。
年齢を重ねるということは、いろいろな感情の体験をしています。
この経験の数だけ、40代の私たちはこころの幅が広くなっているのです!
だからこそ本当の自分のこころの言葉で語ることが出来るはずなのです。
痛みや悲しみをたくさん知っている人は、共感してあげられる引き出しの数
がたくさんあります。
痛みや悲しみは、やさしさに変えれるのです。
だって誰よりもやさしさの価値を知っているってことなんですよね。
みじめさや屈辱感をたくさん知っている人は、弱さを知っています。
本当の強さとは、弱さの中に入れるということです。
みじめさや屈辱感は、真の強さに変えれるのです。
このさまざまな感情の体験の数こそが人間力を作るのです。
当然のことながら、30代よりも40代のほうがこの経験の数は多いのですよ
ね。
どんなにすごい泥棒がいても、人が生きてきた今までの経験を奪うことは出
来ません。
経験というのは、確実に自分のものなのです。
大切なのは、このたくさんの経験から何を受取るかです。
私は40代って気に入ってます。
今までの人生の中で、一番自由に自分を表現しながら生きているように思う
のです。
悲しかったことくやしかったことの数々が、今の私の価値感を作りました。
私がいろいろな経験から辿り着いた価値感、それはどれだけ自分のこころが
愛を感じれるかです。
愛というフィルターを通していろんなものを見ていきたいのです。
愛というフィルターを通して、いろんなことを語っていきたいのです。
愛されるための理由から作った昔の価値感から、今の自分は何を与え何を表
現していきたいのか?という与える視点に書き換えて見て下さい。
そうすればこれからの生き方が見えてくるでしょう。
魅力的な40代を生きる為にも、豊かなこころを育て続けていきましょうね!
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