「○○するには、遅すぎる・・」そんなふうに、思うことはありませんか?
私もよく思うのです。「もう少し若ければ、やったんだけどなぁ~」と・・
でも、本当にそうでしょうか?
「もう少し若かったら、やっているのか?」と改めて考えてみたところ、
実は「もう少し若くても、実はやっていないかも?」と思ったのです。
何か新しいことにチャレンジしようとする時に、私達は怖れを感じます。
「失敗したらどうしよう・・・」
「うまくいくわけないよ・・・」
今までと違うことというのは、とても怖いものです。
変化するって、本当に怖いのです。
怖いと人間逃げたくなるものです。
逃げる口実として、「今までのやり方のほうが、いいに決まってる」とか
「お金がないからやめておこう」とか「若くないからやめておこう」とか
ありとあらゆる言い訳を思いつくのです。
例えば、夫婦関係がうまくいかなくなってきたとしたら、新しい関係性を
作っていく時期にきているという事なのですが、長年やってきた関係性を
新しく作り直すとなると、とても怖いです。
「うまくいかないかも?」「やって失敗したら・・・」色々と怖れが出て
きます。
そして、怖れから逃げる為に無意識に様々な言い訳を思いつきます。
「今までも、何とかやってきたんだから、このままでやっていっても何と
かなるんじゃないか?」
「今更、旦那(妻)とラブラブなんて、無理無理」
「そのうち、こんな状態にも慣れるだろうから、それまでの我慢」
でも実は、怖いのでやらなくていい口実として、思いついているだけなの
です。
そんな怖れから逃げる為の口実として、よく「もう若くないから」という
のを使ってしまいます。
「もう若くないから、今更おしゃれなんて・・・」
「もう若くないから、新しい仕事なんて・・・」
「もう若くないから、友達をつくるなんて・・・」
「もう若くないから」と口をついて出てきたら、一呼吸置いて考えてみて
くださいね。本当にそうなんでしょか?
若くないと、おしゃれしちゃ駄目なんでしょか?
若くないと、新しい仕事を始めちゃ駄目なんでしょうか?
若くないと、友達を作っちゃ駄目なんでしょうか?
一呼吸置いて考えてみたら、怖れからくる口実だと気付くことができます
よ。
何か新しい事にチャレンジしよう!と思ったら、年齢を口実にあきらめる
ことはやめましょう。
40代だからこそできること、50代だからこそできること、それぞれの
年齢だからこそできることも沢山あるのです。
でも、年齢を重ねてくると、昔よりも失敗が怖くなるのも事実です。
20代の時よりも、40代の方が当然ですが、失敗した経験数は多いはず
です。
だってそれだけ生きている時間が長いのですから、失敗した経験も増えて
当たり前なのです。
失敗した経験が多いと、失敗に対する怖れは、当然ですが昔よりも大きく
なります。
昔よりも失敗が怖くなっても、それは生きてきた時間が長いから当然!
そう思って下さいね。
怖れが大きくなっても、新しいことにチャレンジするのは、やめないで下
さいね。
新しいことにチャレンジすれば、するほど人生は楽しくなっていきます。
変化のない人生はつまらないものです。
昨日も今日も明日も、区別がつかないような同じ毎日って、退屈ですから
ね。
「もう若くないから・・・」
「もう少し若ければ・・・」
そんな言葉が出てきたら、変化への怖れかも?と一呼吸置いて考えて下さ
いね。
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