これも愛の形~健康への気配りをしよう~

人生も40年を過ぎると、体のあちらこちらにガタが出てくるなぁと実感し
ています。
昔は一晩徹夜しても平気で次の日も働けたし、夜が明けるまでお酒を飲むこ
とも平気でしていました。
しかし、最近はそんな体力も無くなってきて、徹夜でもしようものなら翌朝
にはダウン、お酒もせいぜい午前3時頃が限度かなぁという感じです。
考えてみれば、40年はとても長いですね。
最近はあらゆる物の性能や品質が向上しているとはいえ、自動車だって何度
かパーツを取り替えて10年一寸が限度かなぁという感じですね。
そう考えてみると、40年はやっぱりとても長い期間なのだなぁと思います。


僕も糖尿病や高血圧症などいくつかの持病を持っているのですが、それらの
病気が問題になり始めたのが大体40歳ぐらいです。
それまでは、血圧も高くはなかったですし、血糖値も問題ありませんでした。
健康に注意を全く払っていなかった訳ではないのですが、心のどこかで病気
は人ごとだと考えていて、自分がまさか様々な成人病にかかるとは思っても
いませんでした。
しかし、今考えてみると40歳になる少し前ぐらいから生活の質が変わった
感じがします。
仕事の責任が重くなり会社では会議の連続で自分の仕事をする時間はアフタ
ーファイブになりました。そしてそのために夜自宅に仕事を持ち帰って仕事
をしたり、土曜日曜は自宅でのデスクワーク。何か決まった運動をする時間
もなく、運動と言えばせいぜい歩くことぐらいになりました。
また、全国を出張で飛び回わったり、接待などの宴席に顔を出す機会もかな
り増えて、2次会、3次会に顔を出し、深夜の帰宅と不規則な生活を送るよ
うになっていました。
この運動不足と生活の不規則さ、更に40年間様々な負担をかけてきたこと
が相まって、40歳ぐらいから体が悲鳴をあげはじめ、いくつかの病気が出
てきたのではないかと思います。
昨年の夏から今年の春にかけて、80歳になる母が頸椎の手術や心臓へのス
テントの挿入(カテーテル術)、そして脊椎の手術を立て続けに受けました。
その関係で僕も大きな病院に行く機会がありました。
そして病院のロビーで待っているときにふと手にしたパンフレットに「心臓
ドッグ、肺ドッグ」という案内が載っていました。
僕も色々病気があるし、心臓や肺も心配だなぁと思っていたので、一度それ
を受けてみようと思いました。
もし仮に結果が悪くても早期発見、結果に問題なければ安心と良いことばか
りなのですから。
そして先日、日帰りでその検査を受けました。
心臓は心電図とCT撮影で、肺はCT撮影でそれぞれの検査を行いました。
検査が終わって結果を医師が解説してくれるのですが、CTの画像は凄いで
すね。
自分の肺や、心臓にある冠状動脈が立体的に、しかも360度回転させて見
ることが出来ます。
先ずは心臓。
「動脈硬化が少し始まっているが、特に問題になるところはない」
との所見でした。
糖尿病があり、高血圧症の僕は、実はいつ倒れてもおかしくないのではない
かとドキドキしていたのですが、ホッと胸をなで下ろしました。
次に肺。
僕はタバコを吸うので、何らかの問題があるのではないか、と大丈夫と言わ
れた心臓をドキドキさせながら医師の前に。
「残念です。たばこを吸っているとは思えないほど綺麗です。何かあればタ
バコを止めるように効果的な話が出来たのですが・・・でも、止めた方がい
いですよ」
とは医師の話。
またまたほっと胸をなで下ろしたのでした。
「現在は問題なし」とのお墨付きと、CDに落とした自分の肺と心臓のCT
画像をもらって、僕は気分も晴れやかに軽い足取りで自宅に向かいました。
みなさんご自身のために、そして皆さんが愛する人のために、ぜひ健康に気
配りしていただければと思います。
そしてできれば、定期的な健康チェックを受けられてはいかがでしょうか。
これも一つの愛の形かもわかりませんね。
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この記事を書いたカウンセラー

About Author

恋愛や夫婦間の問題、家族関係、対人関係、自己変革、ビジネスや転職、お金に関する問題などあらゆるジャンルを得意とする。 どんなご相談にも全力投球で臨み、理論的側面と感覚的側面を駆使し、また豊富な社会経験をベースとして分かりやすく優しい語り口で問題解決へと導く。日本心理学会認定心理士。

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