何をやっても上手く行かない、努力が実らない時。行き詰った状況を行動する
事で打破したい誘惑に惑わされそうな時(動かないほうがいいようなとても苦
しい時)。苦しくてガマンできない、早くそんな閉塞感から抜け出したいけど
あわてたら身を誤りそうな時って、あると思います。そんな時に、やってみて
ほしいものをイメージを使ったトレーニングエクササイズにしました。
できれば『・・・』の箇所を、言葉と一緒に口にしながら、味わうようにして
ください。するとハートや感情へと働きかけます。お読みくださったあなたが
辛い時の支えになれますように。
一.お休み前によく眠るために
にっちもさっちもいかない状況の時、夜眠れないことはありませんか?地域に
よっては六月中旬から真夏のように暑くて、早くから熱中症にならないように
水分をこまめに取ったり、日陰が恋しくなるほど疲れやすい日が続きます。例
えば現在、失業で求職中の方はおられますでしょうか?とても大変だと思いま
す。そこで、こんなのはいかがでしょうか?
『歩道が日照りで暑いのは、就職先と言うオアシスを見つけた時の喜びを倍増
させるためにある。あせらず、あわてず歩いていこう。』
歩道も就職先の建物も、お好みの形のものを想像してください。たどりついた
先にクーラーをきかせ、面接担当の人から「やあ、お待ちしてました。」なん
て声をかけられるようなシーンもOKです。
求職中以外の方はゴールのオアシス「就職先」を、皆様がそれぞれ目指される
目標や絵に置き換えてください。
二.苦しくてとてもしんどい状況が続く時
この「二」と次の「三」は、最近知り合いに教えてもらいました。
あなたの心の中の平安を、お好きな形のものや色にイメージしてつながるのも
ひとつの手です。
一方、ここでは雨と虹(にじ)を使ってみましょう。雨があがった後の虹の空
って、どんな感じがしますか?とてもキレイですよね。でも、虹は雨が降って
初めてできるもの。雨上がりあとの空に残った水滴に光が加わって、七色のラ
インが空にかかります。
海外へ出張で出かけた大好きなあの人。行き先は遠い国。戻る日まで枕を涙で
濡らしたこともあるような状況としましょう。その間も無事かどうか不安だと
思います。それまで壁掛けや携帯電話のカレンダーを数えつつ、待つ毎日は冷
たい雨が降るような感じかもしれません。あなたの心を冷たく濡らすごとく。
そんな時も、雨は虹をかける準備のために降るものと、見ることはできるんじ
ゃないでしょうか?「あの人が何事もなく帰って来る」と言う思いを、虹にた
くしながら思い浮かべつつ言葉にしてみましょう。
『雨が降るのは、大空に虹をかけるため。』
雨あがりの空に微笑む大好きなあの人の姿。そのうしろに虹が浮かぶ姿を想像
してみて下さい。
三.成果としてなかなか形にならない時
一生懸命やってるのに上手く行かない、お勉強・お仕事に取り組んでもなかな
か成果にならなくて困る時があります。それはまるで目の前に身長くらいの土
手のような壁がある感じです。この壁は園芸用のハンディスコップを使えば少
しづつ削れるとしましょう。壁を削っても削ってもなかなか穴があかない時。
これは、ひとつひとつの努力の積み重ねを続けることで、成果が形になる例え
と似てると思って下さい。穴があいて道ができた時の喜びは、おそらく何もの
にも替えがたいものになるでしょう。
『目の前に横たわる壁も、スコップで削ればいつか穴があく。』
何事もあきらめないでコツコツ努力を続けたり行動をすると、成果を形にする
ための必要なテーマが見つかることがあります。また応援してくれる人や協力
者が現れたりとか。あせらず、落ち着いて。ゆっくり・じっくりチャレンジし
ましょう。くわえて、これらのエクササイズは出来る限り充実感を持ってワク
ワクドキドキしながらトライしてみてください。事態がよくなることを信じな
がら・・・。
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